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名称「ホワイトベース」 来春開業、大槌町の簡易宿泊施設
 | 「ホワイトベース大槌」の完成イメージ図 |
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岩手県大槌町が出資するまちづくり会社「復興まちづくり大槌」(社長・碇川豊町長)は12日、同町吉里吉里1丁目に来年4月中旬開業する簡易宿泊施設の概要を発表した。名称は「ホワイトベース大槌」で77人収容。東日本大震災の復興工事が本格化する中、宿泊施設が不足する町内で需要の取り込みを狙う。
施設は鉄骨2階。観光、帰省客らを対象にした風呂、トイレ付きの一般宿泊用25室、トイレ共用で工事関係者向け長期滞在用52室で構成する。共同浴場、食堂なども備える。
白いキャンバスに着色していくイメージを復興になぞらえ、外観は白を基調にする。
敷地は津波で浸水した町有地を活用。建物はリース方式で事業費は約2億5000万円。18日に着工する。料金は1泊朝食付き6500〜7500円台で検討中。予約は法人契約が12月中旬、一般は来年1月から受け付ける。
運営は開業から5年間の限定。支配人には同町の旧浪板観光ホテルに勤務していた小笠原弘孝さん(50)を公募で選任した。小笠原さんは「交流人口を増やし、町に経済効果をもたらしたい」と話した。
2013年12月13日金曜日
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