「極楽とんぼ」山本圭一(45)が“芸能界復帰作戦”に失敗していた。山本は2006年に少女淫行事件を起こし、所属の吉本興業を解雇され、芸能界追放となった。あれから7年が経過した今年8月、イメージ回復と自らの修行のため、寺に泊まり込みで読経や境内の掃除に励んでいた。「1年は頑張る!」と宣言したため、周囲も温かく見守っていたが、修行が厳しすぎて3か月で逃亡。復帰はまた遠のきそうだ。
山本は7年前の7月、当時17歳だった少女への淫行事件を起こした。事件は和解が成立し不起訴となったが、芸能界に復帰できていない。やむなく宮崎県にある肉巻きおにぎり店などで働いていたのは周知の通り。
そんな山本に、「極楽とんぼ」の相方・加藤浩次(44)や「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(40)、「ココリコ」遠藤章造(42)らが復帰を望む発言を繰り返している。
8月放送のフジテレビ「FNS27時間テレビ」で加藤は、「あいつは7年頑張ってんだよ!」「全国の皆さん、あいつを許してやってください」と訴えた。ただこの時は、番組内の演出でAKB48渡辺麻友(19)の頭部を蹴飛ばすなどして批判を浴び、山本の話題はかすんでしまった。
その後、山本の近況を明かしたのはロンブー淳。9月に入籍した際、婚姻届の証人を山本に頼んだと、テレビ番組で明かした。淳は「山本さんは深い山奥にあるお寺で働いていた」「『1年間はここで働く』などと言った」と話した。
事情を知るお笑い関係者は「山本が働いていたのは、和歌山県の高野山にある寺だったらしい」と明かす。寺にこもったのは、復帰への“ある計算”があったからという。
山本が復帰するには、今後女性トラブルを起こさないことが絶対条件。「寺に入ったのは『二度と女性問題は起こしません』とアピールするため。寺に泊まりこんでいる間は当然『女断ちできた』という証明になりますから」と同関係者。
実は山本は数年前、復帰が実現寸前までいったことがある。復帰の場はかつてレギュラー出演していたフジ「めちゃ×2イケてるッ!」。この時も、復帰の条件として「二度と女性トラブルを起こさない」ことが確認されたという。
復帰はほぼ内定していたが、ある事情により立ち消えになってしまった。テレビ関係者が明かす。
「打ち合わせをして、復帰の条件も確認したまさにその日の夜、山本は女性と密会しているところを関係者に目撃されたんです。これで『めちゃイケ』サイドが『ホントに反省してるのか!』と激怒。話が消えてしまった」
こうした経緯もあり、復帰のハードルはさらに上がってしまった。そこで「二度と女性問題は起こさない」との決意を示すため、寺に入ったというわけ。ここで我慢できれば念願の復帰に大前進するはずだった。
ところが、寺修行による“芸能界復帰作戦”はまたも失敗に終わりそう。女性誌「女性自身」の今週号にも報じられているが、山本は先月上旬、寺から逃げ出してしまったのだ。結局、寺にいたのは約3か月間だった。
「厳しい修行で有名な寺だから3か月続いたのはすごいと言いたいとこだが、最低半年くらいは続けないと『女断ちできた』と言い難い。これで復帰のアピールをするのは難しいんじゃないか」と前出のテレビ関係者は指摘する。
高野山の寺ごもりでの“女断ちアピール”が不発に終わった山本に、復帰の目はまだあるのか。
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