アタシも“FA”よ! 恋人と言われ、FAで巨人に入団した片岡治大内野手(30)に呼応するかのように、女子アナ界の女王「カトパン」ことフジテレビの人気アナウンサー・加藤綾子(28)もFA“フリー・アナウンサー”への姿勢を強めている。フリーになれば年収2億円を手にするとも言われる逸材だが、フジは“慰留工作”を展開している。はたしてこの結末は…。
先日発表された「第10回好きな女性アナウンサーランキング」では日本テレビの水卜麻美アナ(26)に1位の座を譲った。だが、加藤アナの人気、フジの中での存在価値は変わらない。
「だから、これまで局は加藤を酷使しっぱなしだった。たとえば『27時間テレビ』に出て、その直後の夜の打ち上げにも強制参加を厳命。1時間仮眠して、翌朝の『めざましテレビ』にレギュラー出演させるとかね」(あるフジ局員)
こんな仕事ぶりは加藤アナに限ったことではないというが「他の女子アナもそんな感じで、月に1日休みがあるかないかくらいに働かせているにもかかわらず、年収は1000万円前後。だから『割に合わない』『フリーになった方がもっと稼げる』と痛感した局アナたちは会社を辞めていった。加藤も同じ気持ちでしょうね」と同局員。
だからといってすぐフリーになりますというほど世間知らずでもない。前出の局員は「加藤はウチから独立してフリーになった高島彩(34)や高橋真麻(32)、松尾翠(30)ら元アナに退社の相談をしている。夜に密会したり電話したりして、どの事務所がギャラがいいとか綿密に“取材”しているみたい」と明かす。“FA移籍”への準備は着々というわけだ。
当然、加藤アナの動きは芸能事務所にも察知されている。独立のXデーに備え、すでに争奪戦を始めているというのだ。
「高島や滝川クリステル(36)らが名を連ねる『フォニックス』が大本命だけど、加藤を溺愛している志村けん(63)が所属している『イザワオフィス』をはじめ、少なくとも5社は接触している」と芸能プロ関係者。
やはり“女王”と呼ばれたアナだけに、シ烈な争奪戦になるのも当然だろう。ある大手広告代理店関係者は「これまでフリー転向1年目の最高年収は、アヤパンの『1億円』。カトパンならそれを軽く超える『2億円』に到達する」と話す。
加藤アナのCM1本のギャラは、高島と同じ2000万円程度に設定されるという。「高島とギャラの額は同程度でも、カトパンには1年目から大手電機メーカーや家庭用品、化粧品会社といった企業5~6社からオファーが来る。それに、番組出演や本を出版した印税が加われば『2億円』は十分可能」(前出関係者)
ただ、エースアナをみすみす“FA移籍”させるわけにもいかない。フジも引き留め工作を開始したという。
「加藤の仕事量が目に見えて減って、局内でひそかに話題になっている。『笑っていいとも!』の後番組の司会を有力視されているけど、『加藤にイベントMCとか極力やらせないように』と、最近になって上層部は方針転換したみたい。手のひらを返したように“キミを大事にしているから、退社しないでくれ!”という局のアピールらしい」(別のフジ局員)
最近の加藤アナといえば「片岡以外にフジ局員とも噂がある。片岡にしてもフジ局員にしても、都内での密会は目撃されておらず、北海道や東北など芸能マスコミの取材網を外れた地方で逢瀬を重ねている」と関係者の間では、もっぱらだ。
このところ「結婚」と「独立」をセットに考える女子アナが増えただけに、加藤アナもFA↓結婚を考えているならば、Xデーは意外に早くやってきそうだ。
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