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原発事故慰謝料月50万円に増額を 川俣・山木屋住民提訴へ

 福島第1原発事故で避難区域に指定された福島県川俣町山木屋地区の住民約90人が、慰謝料の支払いを1人月50万円に増やすよう東京電力に求める訴えを26日、福島地裁いわき支部に起こす。
 避難者には月10万円の慰謝料が支払われているが、住民側は古里を失った精神的苦痛は現行額では足りないとして、増額を求める。請求対象期間は、原発事故のあった2011年3月からことし11月までの33カ月分。住宅や家財の賠償も求め、請求総額は50億円を超える見通し。
 原告団の自営業男性(63)は「地域の歴史や文化、人間関係を壊された苦痛を理解してほしい」と訴える。
 東電は「訴状が手元に届いておらず、主張を聞いた上で真摯(しんし)に対応したい」と話した。


2013年12月13日金曜日

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