2013.12.12 05:02

阪神・大和、西岡塾で盗塁極意つかむ!年明け合同自主トレへ

盗塁王獲得へのシナリオを明かした大和

盗塁王獲得へのシナリオを明かした大和【拡大】

 来季の目標として盗塁王を掲げている阪神・大和内野手(26)が11日、獲得プランとして、チームメートの西岡剛内野手(29)に学ぶ考えを明かした。ロッテ時代に2度のタイトルを獲得している兄貴分から走る極意を学び、盗んでいく。

 盗塁はスタート、スピード、スライディングの3つのSが大事。常々、大和が頭のなかで描く理想像がある。一番大きな要素も理解している。

 「(盗塁の)半分以上はスタートで決まる。塁に出て、どういう心境なのか、とかをツヨシさんに聞きたい」

 ツヨシさんとは、来年1月に自主トレを行うことが決まった西岡だ。1、2番コンビを組むパートナーであり、2005、06年と2度の盗塁王に輝いた実績の持ち主でもある。最高の先生が身近にいるわけだ。

 今シーズン途中から、スパイクの歯を7本から10本以上に増やしたニューモデルを導入し、手応えも感じている。今季の19盗塁は盗塁王の広島・丸(29個)とは10差。故障欠場がなければ、十分に射程圏だ。

 この日はABCラジオ「武田和歌子のぴたっと。」に出演。元監督・吉田義男氏から強引に「目標は200安打」と言わされてしまったが、本人の視界は、盗塁&ゴールデングラブ。ブレはない。

(紙面から)