R言語 関数(PQRS)

par

 par()関数は複数の図を格納する。

par(mfcol = c(1, 2))
matplot(1:10, type = "l")
matplot(10:1, type = "l")
par.jpeg
 「mfcol=c(1,2)」で1行2列の格納場所を作っている。

paste

 paste()関数は文字列を結合する。

paste("abc", "def")
[1] "abc def"

rbind

 rbind()関数は列を結合する。

a <- data.frame(x = c(1, 2), y = c(3, 4))
a

x y
1 1 3
2 2 4
b <- data.frame(x = c(5, 6), y = c(7, 8))
b

x y
1 5 7
2 6 8
rbind(a, b)
x y
1 1 3
2 2 4
3 5 7
4 6 8

read.zoo

 read.zoo()関数はファイルをzoo型で読み込む。

 zoo型は時系列データの型の一種。

 下の例を実行する前にあらかじめAUDUSD1440.csvファイルを作業ディレクトリに用意しておく。

AUDUSD <- read.zoo("AUDUSD1440.csv", sep = ",", format = "%Y.%m.%d",
colClasses=c(NA, "NULL", "numeric", "numeric", "numeric", "numeric", "NULL"))
class(AUDUSD)

[1] "zoo"
last(AUDUSD)
V3 V4 V5 V6
2013-11-08 0.9453 0.94799 0.93514 0.93802

 csvファイルの各データは「,」で分けられているので、「sep = ","」と指定する。

 csvファイルはExcelで開くと気付かないが、メモ帳で開けば「,」で分けられていることが分かる。

 元ファイルの日付の書式は「2013.11.08」のようになっているので、「format = "%Y.%m.%d"」と指定する。

 「colClasses = c(NA, "NULL", "numeric", "numeric", "numeric", "numeric", "NULL")」で各列のデータの属性を指定する。

 第1列の日付のデータは「NA」で指定する。

 データとして読み込まない列は「"NULL"」で指定する。

 数値のデータの列は「"numeric"」で指定する。

rm

 rm()関数はオブジェクトを消去する。

x <- 1
x

[1] 1
rm(x)
x

Error: object 'x' not found

rollapply

 第1引数のデータを1つずつ移動しながら第2引数の数ずつデータを取って第3引数の関数を適用する。

 下の例では第1引数のデータは1、2、3、4、5となる。

 第2引数は2なので、第1引数のデータを1つずつ移動しながら2つずつデータを取ると、1と2、2と3、3と4、4と5となる。

 第3引数のsumは合計を返す関数なので、最終的に1+2=3、2+3=5、3+4=7、4+5=9を返す。

rollapply(1:5, 2, sum)
[1] 3 5 7 9

rollapplyr

sort.list

 sort.list()関数は指定した行または列に基づいてデータを並べ替える。

x <- c(1, 3, 2)
y <- 1:3
z <- cbind(x, y)
z

x y
[1,] 1 1
[2,] 3 2
[3,] 2 3
z[sort.list(z[, 1]), ]
x y
[1,] 1 1
[2,] 2 3
[3,] 3 2
z[sort.list(z[, 1], decreasing = TRUE), ]
x y
[1,] 3 2
[2,] 2 3
[3,] 1 1

sum

 sum()関数はデータの合計を返す。

x <- 1:5
sum(x)

[1] 15

summary

 summary()関数はオブジェクトの要約を返す。

 多くの分析結果をともなう関数では、その分析結果を格納するオブジェクトの要約をsummary()関数で見ることができる場合がある。

 summary()関数はオブジェクトの種類によって働きが変わり、単に四分位数を返す場合もある。

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