グレンジャー因果性検定
GSPC終値の前日比変化率がEURUSD終値の前日比変化率に対してグレンジャー因果となるかを検定する。
検証期間は2009年1月1日から2013年11月15日。
帰無仮説は「x do not Granger-cause y」、つまり「x(GSPC変化率)はy(EURUSD変化率)のグレンジャー因果ではない」である。
p値は3.249e-06で、0.01よりはるかに小さい。
したがって、帰無仮説は99%の有意水準で棄却される。
つまり、99%の有意水準で「x(GSPC変化率)はy(EURUSD変化率)のグレンジャー因果ではない」とは言えない。
検証期間は2009年1月1日から2013年11月15日。
# ライブラリの読み込み
library(quantmod)
library(vars)
# 終値
y <- data$EURUSD.Close
x <- data$GSPC.Close
# 開始日
s_date <- as.Date("2009-01-01")
# 終了日
e_date <- as.Date("2013-11-15")
# 変化率
y <- window(diff(y,lag=1)/lag(y,k=1)*100,start=s_date,end=e_date)
x <- window(diff(x,lag=1)/lag(x,k=1)*100,start=s_date,end=e_date)
# データの統合
yx <- merge(y,x)
colnames(yx) <- c("y","x")
# グレンジャー因果性検定
yx.var <- VAR(yx,p=1)
causality(yx.var,cause="x")$Granger
Granger causality H0: x do not Granger-cause y
data: VAR object yx.var
F-Test = 21.7611, df1 = 1, df2 = 2528, p-value = 3.249e-06
帰無仮説は「x do not Granger-cause y」、つまり「x(GSPC変化率)はy(EURUSD変化率)のグレンジャー因果ではない」である。
p値は3.249e-06で、0.01よりはるかに小さい。
したがって、帰無仮説は99%の有意水準で棄却される。
つまり、99%の有意水準で「x(GSPC変化率)はy(EURUSD変化率)のグレンジャー因果ではない」とは言えない。