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たちかぜ訴訟 3佐を証人尋問へ、いじめ示す文書存在告発/東京高裁

2013年10月21日

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 海上自衛隊横須賀基地の護衛艦「たちかぜ」所属だった男性隊員のいじめ自殺訴訟控訴審で、東京高裁(鈴木健太裁判長)は21日、口頭弁論を開き、いじめの実態を示す文書の存在を告発した元国側指定代理人の海自3等海佐に対する証人尋問を行うことを決めた。

 尋問は原告側が請求。このほか、国側が請求した横須賀地方総監部法務係の元担当者、双方が請求していた海自の情報公開室の元担当者の尋問も採用された。証人尋問は12月の次回口頭弁論で行われる。

 3佐は控訴審が始まっていた昨年4月、一審で遺族の情報開示請求に対し国が「破棄した」と開示していなかった乗組員へのアンケート原本などの文書について、「存在する」と高裁に告発。これを受けて国側は文書の存在を認め、高裁に証拠として提出していた。

 原告側は昨年9月、「組織的な隠蔽(いんぺい)で立証活動に重大な影響を与えた上、真実解明を願った遺族を裏切り、精神的苦痛を与えた」として、請求に計2千万円の慰謝料を加えている。原告側代理人の岡田尚弁護士は「法廷の場で、文書隠しの悪質性を立証したい」と話した。


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