戦うカメラマン

新木場最終日に発表させていただいたんですが、

9/14のCPE新木場大会を持ちまして、

CPEならびにキャットファイトから卒業いたします。

やめよう、と、卒業しよう、と思ったのは、

特に、なにか大きな事件があったわけではないです。

そもそもなんでキャットファイトをやるようになったかと言うと、

本業はプロカメラマンで、もともとCPEのカメラマンでリングサイドでキャットファイト撮影してて、

ああ、なんか面白いなぁって感じてました。

たまたま代表に誘われて、

プロレスが好きだったから一度リングにあがってみたい、という気持ちで

OKして2005年にデビュー戦。

やると見るとは大違いで、充実感どころか、ただ記憶がないだけの試合でした。

（緊張とかもあるんだと思いますが）

もちろん一試合で辞めるつもりだったので、

シャッターチャンスわか

なんて名前をつけてみた。

そして２年たち、2007年。

浅草で今回のような３連戦があると聞きまして、

また代表から「やりませんか？」のオファーが。

その時、結構スケジュールが開いていたので、これまたOKしてみました。

そしたら、デビュー戦と違って、

思いのほか楽しくて、「また出してください！」と今度は自分からお願いして、

気づいたら７年間も続いてしまった。

というのが私の歴史の全て。

何事もやるんであれば、仕事も遊びもまじめにやる、という性格らしく、

ここまで続けさせてもらいました。

もちろん、

キャットファイトってすごい楽しい！

という大きな魅力が私をつかんで離さなかったのはもちろんの話。

だけど、楽しい！といつも震えながら興奮してきたこの７年間の間、

「いつがやめどきなのか」

という思いが背中にべったりとつきまとっていたのは事実。

これは仕事がどうの、とか関係なく、

キャットファイターとして人前に出る、というSCわかとしてのルールだったり考えなんです。

まぁそれくらいキャットにささげた７年間は純粋な気持ちだったってことです。

ではどこら辺から、「これはやめたほうがいいのかな？」

と思い始めたか、というところですが、

やっぱりAKYさんとのデスマッチは大きかったように思います。

本当にデスマッチが大好きだったから、

まさか自分ができるとは思わなくて、

そして実現してしまって、

試合が終わってしまった。

（いやすっごいびびったけどね。）

ここに、大満足だけでは終わらない何かが産まれてしまったのが、

一番大きなところかもしれません。

あれ？あれれれ。

です。あれ？二足のわらじで満足だったはずなのに。

あれ？おかしいな。

こんな感じです。

これ、ちょっと考え直してみようと思って去年冬くらいから、

あらたなる禅問答をはじめて、

出た答えが、

「卒業」

でした。

そう、

後半　はしょりました。

・・・・

　

明確な理由がない、大きなうねりのような、形ない気持ちというものを、

ブログで文章化するのは

私の文章力では難しいわぁ・・・・。

是非行間で察してください。

多分これじゃーわかんないんで、

もしまだ気になる人がいたら、今度私に会ったときに質問攻めにしてください。

なんでも答えます。

っていうか多分、一言で終わる言葉があるんですが、

それをブログで言うのは恥ずかしいので、こんだけこねくりまわした言い方してます。

ともあれ、明るい未来がまっています。

私にもCPEにもみなさんにも。

一緒にいたものがある日なくなってしまうという喪失感に耐えられるかどうか、は、

わからないです。

でも9/14以降のCPEに私はいません。

すがすがしい気持ちと、ちょっと淋しい気持ちで、

いまでも整理ついてません。

ただ、

みんなとサヨナラする機会はちゃんとほしかったので、

それだけ叶えられそうで良かったです。

花とかいらないので、物販を最後に買ってください。

でもその前に、7/11のオンナノコ電力、

初単独・解散ライブが待っています。

うちの相方夢子は意外と言葉選びに厳しくて、

私結構「言っちゃえば形になるって」派なので、そのネゴシエーションが大変です。

良かったら来てください。

そして7/29にも富山でキャットファイトがあります。

おそらくこれと9/14でキャットファイトは終わりですので、

こちらも良かったら。

しめっぽく終われない、ネアカな私でした。

アミーゴ！

一生ないであろう、サスケ選手に、顔面騎乗。子供ができたら自慢します。