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2013年12月5日(木) 東奥日報 ニュース



■ 青森で新幹線活性化カリスマ放談

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新幹線開業後の変化や、北海道新幹線開業に向けたアイデアを話し合ったパネリスト
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 東北新幹線全線開業3周年を迎えた4日、五所川原市の観光カリスマ角田周さんが、青森市のアウガで、新幹線に関する研究を行っている学識者ら3人とともに議論する「新幹線活性化カリスマ放談」を開いた。開業から3年たった県内の変化や、2015年度末に控える北海道新幹線開業に向けた課題を話し合い、「民間主導での青函連携が重要」などの意見が出た。

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 青森中央学院大学の高山貢教授は、東北新幹線開業後に本県で起きた変化について「いろいろな所から来た人たちに刺激を受け、住民が地域を見直すきっかけになっている」と説明。

 一方で「観光キャンペーンなどは行政が主導で、一般市民は一歩も二歩も出遅れている部分がある」と指摘し、「北海道新幹線に向けて、民間主導で青函広域の事業を行えば、面白いアイデアができると期待している」と語った。

 青森大学の櫛引素夫准教授は「最良の新幹線対策は最善のまちづくり」と強調し、「瞬発力のある話題性づくりと、10年20年先が見えてくるような地道な取り組みの両方が必要だ」と話した。

 北陸新幹線の延伸開業対策に携わる上越観光コンベンション協会(新潟県上越市)の平山公明さんは「青函は知名度が高く、開業が北陸新幹線の1年後ということもあり、私たちも北海道新幹線を意識している。上越でも、青森県の事例を学びながら対策に生かしたい」と述べた。

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