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2013年12月4日(水) 東奥日報 ニュース



■ 高校生が自作パンフで本県をPR

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祭りや食など本県の魅力を発信しようと高校生たちが作った観光パンフレット
 
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修学旅行先の京都市で観光パンフレットを配布した青森西高校の生徒たち(前列)。後列はパンフレットを受け取った人々
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 県内8高校の生徒たちが学校の枠を超えて連携し、本県の魅力を発信している「高校生おもてなし隊」のうち5校が、祭りや食、歴史などを紹介するオリジナルの観光パンフレットを初めて作成した。ふんだんに使った写真が目を引き、記事には細かい情報が盛り込まれている。生徒たちはパンフレットを修学旅行先で配布するなど、ふるさとのPRに励んでいる。

 おもてなし隊は、2010年の東北新幹線全線開業を機に発足。高校生たちが郷土の良さを見つめ直すとともに、豊かさや温かさを発信するため、地域活性化イベントに参加するなどの取り組みをしてきた。

 今回パンフレットを作ったのは青森西、むつ工業、七戸、五所川原農林、弘前実業の5校。10月に、パンフレットに使うデータなどを持ち寄って合宿を行い作成した。

 パンフレットはA4判計12ページ。内容は「祭り」「食」「自然」など5分野にわたり、本県の魅力を広く紹介している。

 このうち青森西の2年生約240人は11月、西日本への修学旅行中、京都市で各班に分かれ、北野天満宮や京都タワーなどで、道行く市民や観光客に完成したばかりのパンフレットを1人1部ずつ配布。一緒に本県の観光に関するアンケートも配った。後日返送されてきたアンケートには「青森県に行ってみたくなった。これからも学校生活を楽しんで」「高校生が自分たちの故郷に関心を持ち、外へ発信することはとても良い」「高校生による県のPRはすばらしい活動だと感動した」といったメッセージが添えられていた。

 パンフレットの作成と配布に参加した同校の小出真希さんは「合宿は短い期間だったが、これだけ良い物を作れるとは思わなかった。京都での配布はやりがいを感じたし、今後もっと青森の魅力を発信していきたい」と笑顔。担当教諭の木村秀樹さんは「子どもたちに青森の魅力を再認識してもらえたのでは。今後も各校で手を組み活動の幅を広げていきたい」と話していた。

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