J1:諦めない気持ちが優勝に 広島監督がシーズン総括
毎日新聞 2013年12月12日 19時51分(最終更新 12月12日 20時00分)
J1で2連覇を達成した広島の森保一監督が12日、広島市内でシーズン総括の記者会見を行い、「選手が最後まで諦めない気持ちを持って戦い抜いてくれたことが優勝につながった」と改めて喜びを語った。
リーグ終盤、横浜マやセ大阪など優勝を争うチームに敗れる苦しい時期もあったが、「プレッシャーに打ち勝つだけの力はある。自信を持ってやっていこう」と言い続けてきたという。ベストゲームには、最終節の鹿島戦を挙げ、「想像以上のプレッシャーがかかる中で、選手が力を出し切ってくれた」とたたえた。
今季はアジア・チャンピオンズリーグで未勝利に終わった。「国際舞台を経験できたことが、(J1の)優勝につながったと思うが、来年は結果も付けられるようにしたい」と雪辱を誓った。【中村有花】