J1広島:優勝祝賀会で市長が謝罪

毎日新聞 2013年12月12日 21時14分(最終更新 12月12日 23時23分)

広島市の松井一実市長=広島市役所で2013年8月、吉村周平撮影
広島市の松井一実市長=広島市役所で2013年8月、吉村周平撮影

 J1の最終節を前に「優勝されると(要望されている)スタジアム問題が土俵際に追い込まれるので2位でいい」と失言し、批判を浴びた松井一実・広島市長が12日、広島の優勝祝賀会に出席し、「私の発言でお騒がせし、大変な迷惑をかけた」とチームや選手らに謝罪した。

 松井市長は「また誤解があってはならない」と用意していたあいさつ文を読み上げた。「心底優勝していただきたいと思っていた」と釈明したが、「スタジアムについては言及しません」と言って締めくくった。

 広島の佐藤は「僕たちが結果を出していくことで、(スタジアム建設の)動きが活発になる。クラブや街の発展を考えると必要なものだと思うし、子供たちに夢を与える場所にもなる」と引き続き、建設を要望した。【中村有花】

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