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【富山】漫画で親しむ百人一首 万葉歴史館 特設コーナー
漫画をきっかけに和歌に親しんでもらう特設コーナー「ベストセラー漫画にみる 進化する『小倉百人一首』の世界」が、高岡市伏木一宮の市万葉歴史館に設けられている。かるた競技を題材にした人気漫画「ちはやふる」など三作品を紹介している。 ちはやふるは連載誌や単行本、登場人物のイラスト入りかるたを展示したほか、百人一首の恋歌を漫画化した「超訳百人一首 うた恋い。」、百人一首の歌人たちが和歌で戦う「詠う!平安京」の単行本なども並ぶ。 二人の女性研究員が「難しいと思われがちな和歌に子どもを含め幅広い世代が触れる入り口に」と初めて企画し、実現させた。 図書閲覧室には、今回の三作品を含めて奈良・平安時代などを題材にした漫画の蔵書が百五十冊あり、自由に楽しめる。特設コーナーは、万葉集から越中を詠んだ和歌を選んで作られた「越中万葉かるた」を特集した正月特別展にちなんだ企画。国名勝に指定されることになった雨晴海岸・有磯海(女岩)を題材にした版画や日本画、明治時代の写真なども特別展示している。いずれも一月二十七日まで。(飯田克志) PR情報
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