猫と仲良くしたいのに嫌われてばかり……と悩んでいる人も少なくないことでしょう。自由気ままな猫は、犬と違い主従関係を意識しないため、同じように接すると嫌われしまうこともあります。そこで今回は、猫に嫌われる人にありがちな行動をまとめてみましたので、自分にあてはまるものがないかを確認してみましょう。
■大きい声や音がキライ
猫はとても聴覚がよい動物。神経質な猫の場合、パソコンや冷蔵庫が作動している音でも気になってしまうことも。人間でもびっくりするほどの大きな物音は慣れていないと不快なので、掃除機やドライヤーを使うときは気をつけましょう。
また、猫にとって、成人女性の声の高さや話し方が、安心感を与える理想の声と考えられています。低い声ほど恐怖を感じるため、男性は特に気をつけてゆっくりと高めに話しかけてみましょう。ただし高い声と言っても、子供や赤ちゃんの声は逆に不快になってしまいます。
■しつこいのはキライ
人懐っこい猫もいれば、人見知りな猫もいますが、どちらの場合もしつこすぎるスキンシップは嫌われる原因となります。あまり強引に触りすぎるとかんできたり、強烈な猫パンチをしてきたりすることも。特に、そっとしておいてほしいときにかぎって触ると嫌われる可能性も高くなります。猫自身が甘えたい場合は自分から寄ってくるので、それ以外のときはたとえ触りたくてもガマンしましょう。猫があなたを信頼できると判断すれば、徐々に寄ってきてくれるようになります。
■好かれるためには長い時間が必要
猫も性格がさまざまなので、あっという間になついてくれる場合もあれば、何年たってもなつかないような場合もあります。全ての猫と同じように接することができるかといえばそうではないので、早い段階で性格を見抜き、それにあった接し方を心がけていくことが大事です。特に一度「キライ」と思われてしまうと、それを「好き」にもっていくのは非常に困難なので、焦らずゆっくりと距離を縮めていきましょう。
(ファナティック)