政府や官僚にとって不都合な話を隠蔽し、
資料を捨てて闇から闇へと葬っても良いと
決めてしまった「特定秘密保護法」が成立し、
着々と軍事秘密国家の階段を昇っている日本。
アニメやゲームに依存し、情報と栄養に偏った
ネトウヨのオジサンたちが、「戦え!戦え!」と
叫びますが、音楽や芸術、エンターテイメントの
世界から、この国の平和を守ろうとしている人が、
わずかな希望として存在します。
「ヤーマン!!」
その代表的な存在が、この人、三宅洋平さん。
楽しいところには人が集まるし、楽しいところには
文化が生まれ、少しずつ人と人とがつながります。
「オジサンたちの選挙演説はつまらない」と、
街頭での演説を歌に変えたら、ステージで発した
一つ一つの言葉が、人々の魂に響きわたりました。
とうとう、こんな本が発売されるほどです。
三宅洋平さんの選挙フェスと出会い、「あれは
感動したんだよな!」という人にオススメの本。
僕が去年からシコシコと書き続けていた本より
先に発売されて、「ヴィレッジ・ヴァンガード」で
めちゃ売れているという話を聞きました。
ぜひ僕の『食べる?』も、お近くの本屋さん、
「ヴィレッジ・ヴァンガード」、「三宅商店」で
お求めいただきたいと思うわけなんですが・・・。
僕の本の宣伝はさておき、特定秘密保護法が
可決された翌日、三宅洋平さんが渋谷・原宿を
音楽にノリながら楽しく歩く、「大デモ」を開催!
ただ大きな声を挙げて歩くだけのデモに
新しさを感じていない人も多いと思いますが、
この「大デモ」は、ちょっとだけ進化しています。
まだまだブラッシュアップできる余地はあるけど。
まず、会場にはたくさんの露店が出ています。
民族衣装だったり、キャンドルだったり、多くは
「原宿の裏通りで見る」みたいなものばかり。
秋葉原生まれ、秋葉原育ち、悪そうなヤツは
だいたい土下座で、ジーンズメイトのズボンに、
「二本柱の会」とバックプリントされたTシャツ、
狩られる前のエアマックスという僕にとっては、
アウェイ感満載!
しかし、オシャレな人には心地良いことでしょう。
どこか多国籍な雰囲気もあるため、並んでいる
屋台もまた、こんな感じでした。
パクチーを使った料理やら、タコライスやら。
普段、「日高屋」のラーメンをすすっている僕に
無縁の食べ物がたくさん売られていましたよね。
こちらのテントの中は、ステージになっていて、
先程のフードを食べながら、音楽を聴けちゃう
ナイスなスペースです。
ただし、こちらはサブステージだったんです。
メインステージは、どのようになっているかと
言いますと、こんな感じ!
殺害予告が出されるほど
日本中から嫌われているで
お馴染みの、山本太郎議員。
「特定秘密保護法」が可決してしまったことに
反省の弁を述べつつ、これからどんどん政治に
目を向けていかなければいけないことを説いて、
このデモに参加しました。
よく考えれば原発も必要ないし、よく考えれば
放射能にも気を付けた方がいいし、特定秘密
保護法も慎重に議論しなければならなかった。
言っていることは何一つ間違えていませんが、
この人は日本中から嫌われることになりました。
それもこれも、ネット上で奮闘しているネトウヨの
皆さんによる日頃の努力の賜物なのですが・・・。
デモは渋谷の街へとスタートし、原宿や
表参道を向けて、代々木公園に戻ってくる
コースを辿るのですが、途中、こんな人たちを
発見しました!
特定秘密保護法を皮肉るアーティスト集団。
僕は思います。この国で最も多くの人たちに
メッセージを届けるには、「ユーモア」が必要。
ただ叫ぶだけのデモには、「文化」を感じない。
楽しい所や面白い所に人は集まり、たくさんの
人が集まると、そこには「文化」が生まれます。
デモは、楽しくないと!
さあ、それでは楽しかった「大デモ」を先頭から
見ていくことにしましょう。全部で7つに分かれ、
参加者は好きなグループに入れました。
デモの先頭は、バンドの生演奏で、その後ろを
ノリノリになりながら歩くことができるシステム!
自民党の石破茂幹事長は、「デモはテロ」と
言いましたが、これからの時代は違います。
デモは「ライブ」だぜ!
「LIVE」は同時に「生きる」という意味を持つ。
僕たちは日本で暮らしていて、政治家の暴走に
腹を立てた時には、腹を立てていると平和的に
アピールする権利を持っている!
国民が守られない国になって
いることに、もっと気づくべき!
まだまだ「大デモ」のレポートは続きます。
このレポートが終わったら、次は、いろいろな
測定結果をどんどん発表してまいりますよ!