(朝鮮日報日本語版) フィギュア:ヨナ魅惑の演技、転んでも200点超え
朝鮮日報日本語版 12月9日(月)8時52分配信
キム・ヨナ(23)が8日(韓国時間)、クロアチア・ザグレブで開かれたフィギュアスケート国際大会「2013ゴールデンスピン・オブ・ザグレブ」のフリーで131.12点を出し、ショートプログラム(SP)の73.37点と合わせ204.49点で優勝した。今回の大会は国際スケート連盟(ISU)主催大会ではないため、この点数は公認記録ではない。
しかし、キム・ヨナにとっては幾つかの収穫があった。まず来年2月のロシアのソチ冬季五輪を前に、初めてお披露目した新しい作品が好評を博したことだ。その上、現地に出発する前「今のコンディションは80-90%程度」と言っていたにもかかわらず、難なく200点を上回るという貫禄勝ちだった。もちろん、幾つかの修正課題も見つかった。2位は五輪出場を狙う日本の「シングルマザー選手」安藤美姫(25)の176.82点だった。
■ミス3回なければ210点台も
キム・ヨナは8日、フリー曲「アディオス・ノニーノ」の演技中、2回ミスがあった。
まず、最初の技術課題である3回転連続ジャンプで、トリプルルッツ(基礎点6.0点)の着地の際に転んだ。このため、二つめのつなぎのジャンプであるトリプルトウループ(基礎点4.1点)が跳べなかった。いつもならこのコンビネーションジャンプで基礎点10.1点に加算点が付き11点以上を得ていたが、この日は「失敗したルッツ」の3.9点だった。氷上で転倒すると1点さらに減点されるため、実際には2.9点にとどまったことになる。キム・ヨナは六つめの課題である単独のトリプルルッツにダブルトウループ(基礎点1.3点)を付けるという臨機応変な対応で、失った点数を何点か挽回した。
キム・ヨナは最後の課題である足換えコンビネーションスピンでも最も低いレベル1 (基礎点2.0点)と判定された。今年3月の世界選手権(4レベル・基礎点3.50点)時と比較すると、スピン動作が幾つかスムーズでなかった。
6日のSP「悲しみのクラウン」ではダブルアクセル(2回転半)ジャンプの着氷時、氷に手をついた。SPとフリーで合計三つのミスをしていなかったなら、軽く210点を超えていたはずだった。
五輪2連覇に挑むキム・ヨナは、現地で韓国メディアに「残念だけれども、全体的に満足している。(ソチ五輪までの)残りの2カ月間で体力を向上させ、完璧な姿をお見せしたい」と語った。
■トリプルアクセル3回で勝負に出た浅田真央
浅田真央(23)は7日、福岡で行われたISUグランプリ(GP)ファイナルで合計204.02点を出し1位になった。同大会2連続優勝であると同時に、通算4回目の優勝を果たした浅田は、イリーナ・スルツカヤ(ロシア)と共に同大会の最多優勝者になった。
浅田は今回、3回転半ジャンプのトリプルアクセルを3回試みて注目を浴びた。基礎点8.5点というこの最高難度のジャンプをSPに1回、フリーに2回入れたが、結果は失敗だった。回転不足や転倒で、期待された高得点は得られなかった。
しかし浅田は2013-14シーズンに出場した3回の試合でいずれも200点を突破している。先月のGP第4戦NHK杯で挙げた207.59点は今季世界最高得点だ。公認記録で200点台をマークした回数は5回で、キム・ヨナの4回を上回っている。2010年のバンクーバー冬季五輪で1位と2位になったライバルは、現役集大成の舞台となるソチで最後の運命の対決を繰り広げることになる。
しかし、キム・ヨナにとっては幾つかの収穫があった。まず来年2月のロシアのソチ冬季五輪を前に、初めてお披露目した新しい作品が好評を博したことだ。その上、現地に出発する前「今のコンディションは80-90%程度」と言っていたにもかかわらず、難なく200点を上回るという貫禄勝ちだった。もちろん、幾つかの修正課題も見つかった。2位は五輪出場を狙う日本の「シングルマザー選手」安藤美姫(25)の176.82点だった。
■ミス3回なければ210点台も
キム・ヨナは8日、フリー曲「アディオス・ノニーノ」の演技中、2回ミスがあった。
まず、最初の技術課題である3回転連続ジャンプで、トリプルルッツ(基礎点6.0点)の着地の際に転んだ。このため、二つめのつなぎのジャンプであるトリプルトウループ(基礎点4.1点)が跳べなかった。いつもならこのコンビネーションジャンプで基礎点10.1点に加算点が付き11点以上を得ていたが、この日は「失敗したルッツ」の3.9点だった。氷上で転倒すると1点さらに減点されるため、実際には2.9点にとどまったことになる。キム・ヨナは六つめの課題である単独のトリプルルッツにダブルトウループ(基礎点1.3点)を付けるという臨機応変な対応で、失った点数を何点か挽回した。
キム・ヨナは最後の課題である足換えコンビネーションスピンでも最も低いレベル1 (基礎点2.0点)と判定された。今年3月の世界選手権(4レベル・基礎点3.50点)時と比較すると、スピン動作が幾つかスムーズでなかった。
6日のSP「悲しみのクラウン」ではダブルアクセル(2回転半)ジャンプの着氷時、氷に手をついた。SPとフリーで合計三つのミスをしていなかったなら、軽く210点を超えていたはずだった。
五輪2連覇に挑むキム・ヨナは、現地で韓国メディアに「残念だけれども、全体的に満足している。(ソチ五輪までの)残りの2カ月間で体力を向上させ、完璧な姿をお見せしたい」と語った。
■トリプルアクセル3回で勝負に出た浅田真央
浅田真央(23)は7日、福岡で行われたISUグランプリ(GP)ファイナルで合計204.02点を出し1位になった。同大会2連続優勝であると同時に、通算4回目の優勝を果たした浅田は、イリーナ・スルツカヤ(ロシア)と共に同大会の最多優勝者になった。
浅田は今回、3回転半ジャンプのトリプルアクセルを3回試みて注目を浴びた。基礎点8.5点というこの最高難度のジャンプをSPに1回、フリーに2回入れたが、結果は失敗だった。回転不足や転倒で、期待された高得点は得られなかった。
しかし浅田は2013-14シーズンに出場した3回の試合でいずれも200点を突破している。先月のGP第4戦NHK杯で挙げた207.59点は今季世界最高得点だ。公認記録で200点台をマークした回数は5回で、キム・ヨナの4回を上回っている。2010年のバンクーバー冬季五輪で1位と2位になったライバルは、現役集大成の舞台となるソチで最後の運命の対決を繰り広げることになる。
最終更新:12月9日(月)8時58分
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