経済産業省は12日、東京電力福島第1原子力発電所の廃炉と汚染水の対策費として2013年度の補正予算に479億円を計上したと発表した。汚染水対策では海水から放射性物質を取りのぞく事業など、国内外から公募した技術を実現するのに215億円を投じる。具体的な事業は13年度中に決める。
国費投入の候補となっているのは、水をつかわずにタンクを除染したり、無人で土を掘る技術など。政府が10月まで実施した技術の公募には780件の応募があった。
補正予算のうち264億円は、原子炉建屋のまわりを凍らせて地下水の浸入をふせぐ「凍土遮水壁」の建設費と、放射性物質の除去装置の開発に使う。遮水壁と除去装置には13年度予算の予備費から206億円を投じており、汚染水問題の発生を受けて投じる国費の規模は685億円となる。
東京電力、福島第1原子力発電所、廃炉
| 日経平均(円) | 15,341.82 | -173.24 | 12日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 15,843.53 | -129.60 | 11日 16:33 |
| 英FTSE100 | 6,453.77 | -53.95 | 12日 11:09 |
| ドル/円 | 102.76 - .80 | +0.28円安 | 12日 20:04 |
| ユーロ/円 | 141.56 - .60 | +0.47円安 | 12日 20:04 |
| 長期金利(%) | 0.660 | +0.005 | 12日 15:32 |
| NY原油(ドル) | 97.44 | -1.07 | 11日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。