〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陰線」、25日線が下値サポート

［東京　１２日　ロイター］ -

〔株式マーケットアイ〕

＜１６：０２＞　日経平均・日足は「小陰線」、25日線が下値サポート

日経平均の日足は、やや長い下ヒゲを伴う「小陰線」。安寄り後に下振れたものの、２５日移動平均線（１万５２４２円０２銭＝１２日）の手前で踏みとどまった。６日と９日に空けたマド（１万５３２７円３７銭─１万５５４７円２９銭）埋めも完了し、短期的な調整に一巡感が出ている。もっとも、１１月８日安値から１２月３日高値まで約１カ月で１７６７円の上昇値幅を記録した反動は大きく、これまでの調整で十分とはいい切れない。年末に向け売買高の減少も予想され、「もちつき相場」と呼ばれる乱高下も想定しておく必要がありそうだ。

＜１５：０５＞　　新興株式市場は軟調、主力株中心に幅広い売り

新興株式市場は軟調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに続落した。米財政協議の進展を背景に米量的緩和の縮小観測が高まったことを受け、幅広い銘柄が売られた。サイバーエージェント やデジタルガレージ 、日本マイクロニクス など主力株が売られた。ミクシィ は連日でストップ安。前日に新規上場したオウチーノ やエンカレッジ・テクノロジ も利益確定売りに押された。半面、２０１３年１０月中間期業績が上振れしたフリービット やガンホー は堅調だった。

＜１４：３３＞　　日経平均はやや下げ渋る、先物に買い戻し

日経平均はやや下げ渋り、１万５３００円台で推移している。市場では「先物の買い戻しで下げ渋っているが、１７─１８日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控え実需勢は様子見姿勢だ。あすのＳＱ（特別清算指数）算出に向けた先物のロールオーバーは順調に進んだ」（大手証券）との声が出ている。

＜１３：０８＞　　日経平均は軟調もみ合い、緩和縮小着手による株売りは一時的との見方

日経平均は軟調もみ合い。１万５２００円台後半で推移している。

米財政協議の進展を受けて米量的緩和の縮小観測が強まり、株安につながっているが、市場では「米緩和縮小をだいぶ織り込んだ感もあり、実際に開始されても株価への影響は一時的にとどまるのではないか。日経平均でみれば１万４５００円程度が下値となり、その後は米金利上昇に伴うドル高／円安により日本株は切り返すとみている」（大手証券）との声が出ている。

＜１１：０４＞　　日経平均は下げ渋り、25日線意識し買い戻し

日経平均は下げ渋り。先物への断続的な売りが裁定解消売りを誘い、一時２５３円安となったが、その後は下げ渋っている。

市場では「日経平均の２５日移動平均線が意識されており、買い戻しや押し目買いが入っている。ただ米量的緩和の縮小観測を背景にリスクオンの巻き戻しが出ており、１７─１８日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）に向けて一段安が警戒される」（みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏）との声が出ている。

＜１０：０１＞　　日経平均は軟調もみあい、 チャート上のマドを埋める

日経平均は軟調もみあい、１万５３００円台で推移している。精密、化学が軟調、証券、保険もさえない。半面、ゴム製品はしっかり。市場では「米量的緩和については縮小開始のタイミングではなく、開始後の次の一手に不透明感がある。とはいえ米国景気は堅調であり、大きく売り込む材料にはならない。日経平均はチャート上のマド埋めを完了し、下値を買う動きも出ている」（国内証券）という。

＜０９：０８＞　　 3日続落、リスクオフ強まり幅広い売り

寄り付きの東京株式市場で日経平均は３日続落。前日比で１００円を超える下げ幅となっている。米議会超党派委員会が向こう２年間の予算の大枠で合意したことを受けて、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による量的緩和の縮小観測が強まり、前日の米国株が続落。投資家はリスクオフの動きを強め、東京市場でも幅広い銘柄が売り先行となった。業種別株価指数では空運を除く３２業種が下落。精密機器や保険、機械、海運などが軟調に推移している。

＜０８：２３＞　　寄り前の板状況、主力輸出株は売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力輸出株は売り優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も売り優勢となっている。

大手銀行株では、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ が売り優勢、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。

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