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野菜や果物食べる人自殺少ない12月11日 13時20分
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野菜や果物などをたくさん食べる人は、あまり食べない人に比べ、自殺する割合がおよそ半分になっているとする研究成果を国立国際医療研究センターなどのグループが発表しました。
グループでは、「自殺には、さまざまな要因があるので簡単には言えないが、これらの食品に含まれるうつの予防に効果があるとされる成分が影響している可能性もある」と話しています。
国立国際医療研究センターなどのグループは、全国の45歳から74歳の男女およそ9万人を8年半追跡し、野菜や果物、海藻、いも、それに豆などを食べる量が多い順から4つのグループに分けて自殺した人の割合を調べました。
その結果、男性では、摂取量が最も多いグループの自殺の割合が、最も少ないグループの0.47倍、女性でも0.46倍といずれも半分以下になっていました。
これらの食品には、葉酸やビタミンCなどうつを予防したり症状を軽くしたりするとされる成分が含まれていて、国立国際医療研究センターの南里明子室長は「自殺には、さまざまな要因があるので簡単には言えないが、葉酸やビタミンCなどが影響した可能性もある」と話しています。
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