非ステロイド治療現場事件
松岡さんのページによりますと
「治療に不満」元患者の女、診察室で院長らに熱湯かける
22日午前9時20分ごろ、京都市右京区、財団法人高雄病院の1階外来診察室に入ってきた女が、持っていた鍋の熱湯を診療中の院長、江部洋一郎さん(56)と診察を受けていた女性(68)にかけた。
22日午前9時20分ごろ、京都市右京区、財団法人高雄病院の1階外来診察室に入ってきた女が、持っていた鍋の熱湯を診療中の院長、江部洋一郎さん(56)と診察を受けていた女性(68)にかけた。
江部さんと女性はいずれも右腕に軽いやけど。職員らが女を取り押さえ、駆けつけた太秦署員が傷害の現行犯で女を逮捕した。
調べでは、京都府宇治市、無職、辻井清美容疑者(40)で、無言でいきなり熱湯をかけたという。鍋は自宅から持ち出し、病院の給湯室で熱湯を入れたらしい。
太秦署や病院によると、辻井容疑者は約10年前まで同病院でアトピー性皮膚炎の治療を受けていたといい、調べに対し「治療に不満があった」と供述しているという。
(06/22 13:58)
高雄病院の江部先生と言えば脱ステロイドが叫ばれだした1980代後半ごろから活躍されている先生である。この先生も脱ステロイドの治療先人的に行った、知る人ぞ知る先生である。その先生の病院で10年間の治療に対する恨みがあったというのは、なんとやるせないはなしだろう。裁判で成敗するか、熱湯で成敗するか、熱湯は捕まってしまうのだが、裁判は合法的なことなのでつかまらないし傷害にもならない。頭がきれるか、手が出てしまうか。世の中にアトピーの真実を求めたとき、アトピーの原因がはっきりと示せるものを患いながらも見えるか見えないか。見えたり見えなかったりする真実の中で、患者は判断材料の乏しさ、にこれだけ苦しまないと言う現実だけは、改めて一般の人にも考えてもらいたいものである。
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