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献上リンゴ、心を込めて箱詰め
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黒石市の県産業技術センターりんご研究所(長内敬明所長)は3日、天皇皇后両陛下や宮家に献上する本年産リンゴの選果、箱詰め作業を、同研究所の研修館で行った。
リンゴの献上は1928年から始まり、中断を挟んで今年が69回目。研究所の女性ほ場作業員8人が、テーブルに並んだリンゴを一つずつブラシとガーゼを使って丁寧に磨いた後、慎重に和紙と果物ネットに包んで段ボール箱に詰めた。
今年は同研究所で収穫したふじ1箱、王林、星の金貨、ジョナゴールドの詰め合わせ1箱の計2箱を、県東京事務所を通じ宮内庁や東宮御所、秋篠宮邸など8カ所へそれぞれ届ける。5日に発送する予定。
長内所長は「今年は豪雪と春先の低温で開花が遅くなり小玉化が心配されたが、その後は天気が回復し、例年にないくらい着色が良くておいしいリンゴに仕上がった。青森の味を楽しんでいただきたい」と話した。
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