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東通原発の対策説明/村内全戸訪問東北電が開始
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全戸訪問で東通原発の安全対策などを住民に説明する東北電力社員(右)=東通村鹿橋地区 |
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東通村の東北電力東通原子力発電所(佐藤敏秀所長)は2日、同原発の安全対策などの取り組みについて、住民に直接説明する定例の全戸訪問を開始した。村内の全世帯約2700戸を訪問する。
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同日、鹿橋地区を訪ねた同社の社員は、原発の早期再稼働に向けて今年一年取り組んだ安全対策や訓練の実施状況をまとめたリーフレットを配布。原子力規制委員会が活断層と指摘する敷地内断層についても、同社で追加の地質調査を進めていると説明し、理解を求めた。
説明を受けた同地区総代で農業の宮川俊一さん(58)は「安全対策は十分取られていると思う。地元としては再稼働を早めてもらえれば」と要望。副総代で農業の山崎一隆さん(61)も「何度も訓練して防潮堤などの設備も整っている。安全安心に、早期再稼働を願っている」と話した。
同原発の全戸訪問は、2005年12月の運転開始以降、年2回定期的に実施している。
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