〔金利マーケットアイ〕あすの5年債入札は無難との見方多い、0.2%台の需要強めを想定
[東京 11日 ロイター] -
〔金利マーケットアイ〕
<15:27> あすの5年債入札は無難との見方多い、0.2%台の需要強めを想定
あすの5年利付国債の入札は無難に通過するとみられている。償還が前回から3カ月延びることで、新発債となる。入札前取引などから判断して、「0.2%台で入札を迎えそうだ。5年債利回りは狭いレンジで推移しており、0.2%に乗せていれば、銀行勢を主体とした需要は集まりやすい」(国内証券)との見方が出ていた。クーポンは前回から据え置きの0.2%が見込まれている。
<15:10> 翌日物0.07%付近、レポGCレート上昇基調
無担保コール翌日物金利は0.07%付近での取引。10日を上回るまとまった規模の試し取りが観測されている影響で、実需ベースの取引金利は強含み。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートは上昇基調。2カ月物国庫短期証券入札は、既発証券の市場実勢と比較すると甘い結果となった。ユーロ円3カ月金利先物は債券高などで小高い。
<15:03> 国債先物は反発、長期金利0.660%に低下
11日の国債先物は反発。前日の米債高に加えて、円安・株高の流れが一服したことで前場から強含みで推移した。後場は、日経平均株価が下落幅を広げる場面では、買い戻す動きが勢いづいた。現物債は長期ゾーンに先物主導の展開で、午後の取引では押し目買いが優勢となった。一方で、超長期ゾーンは、来週の20年債入札も意識されたため、利回りに上昇圧力がかかった。国債買い入れオペは、残存10年超でやや甘い結果となった。
国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比13銭高の144円14銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比0.5bp低下の0.660%。
<12:57> 国債先物が上昇幅広げる、株下落幅拡大が要因
国債先物は上昇幅を拡大している。足元の中心限月3月限は前日比13銭高の144円14銭近辺で推移。市場では「日経平均株価が下落幅を広げていることが、直接の要因で短期筋が買い戻す勢いを強めている。この流れは現物債にも波及し、長期ゾーンには押し目買いが入っている」(国内証券)との見方が出ていた。足元の10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低下の0.660%での取引。
<12:40> 2カ月物国庫証券最高落札利回り予想と一致、需給緩む方向
財務省が午後零時35分に発表した2カ月物国庫短期証券入札の結果は、最高落札利回りが0.0619%となり、市場予想と一致した。市場では「既発証券の市場実勢と比較すると甘い。需給緩む方向にある」(短資会社)との指摘がみられた。
<12:10> 国債買い入れオペ結果、残存10年超「やや甘い」の声
日銀がきょうオファーした国債買い入れオペは、残存10年超に関して市場では「応札倍率は2倍台と高くないが、利回り格差の水準で見ると、市場実勢より、やや甘い」(国内証券)との見方が出ていた。残存1年以下に関しては市場では「案分と平均の利回り格差が開いたことについては、玉(ぎょく)の遍在によるものだろう。平均で見ると、市場実勢の範囲内に収まった感じだ」(同国内証券)との声が聞かれた。
<11:20> 国債先物が小反発で前引け、長期金利は横ばいの0.650%
国債先物中心限月3月限は前日比4銭高の144円05銭と小反発で午前の取引を終えた。前日の米債高に加えて、円安・株高の流れが一服したことで買い戻しを誘った。
米規制当局は10日、銀行の自己勘定取引を規制する「ボルカールール」の最終案を公表した。日本国債を含む外国国債の取引は規制対象外とされ、円債市場にとって最悪のシナリオが回避され、相場への影響は限られた。
現物市場は閑散。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.650%。
<11:05> 翌日物0.071─0.072%中心、新発2カ月物証券の落札0.06%前半か
午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物は0.071─0.072%を中心に取引された。10日を上回るまとまった規模の試し取りが観測されている影響で、実需ベースの取引金利は強含み。加重平均レートは前日(0.079%)を上回った。大手行は0.065%付近で出合いを付けた。ユーロ円3カ月金利先物は手掛かり難で小動き。
財務省が午後に発表する2カ月物国庫短期証券の入札結果で、最高落札利回りは0.06%台前半になるとみられている。日銀が9日に通告した買い入れオペで、買い入れ額が1兆円と半減した前回から据え置かれたことで、需給が緩和。今後のオペ頻度に不透明感があることから、低い利回りでの応札に慎重な見方が出ている。
<10:15> 日銀が総額3100億円の国債買い入れを通告、国債先物は上げ幅縮小
日銀は午前10時10分の金融調節で、残存期間1年以下および10年超を対象にした国債買い入れを通告した。買い入れ総額は3100億円。
国債買い入れはほぼ市場予想通り。ただ、市場参加者の間で、残存1年以下の代替に、5年超10年以下が対象になるとの見方が一部にあったため、国債先物に失望売りが観測された。国債先物中心限月3月限は一時前日比1銭高の144円02銭まで売られた。
<09:55> 翌日物0.071─0.072%中心、まとまった試し取りも
無担保コール翌日物は0.071─0.072%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。日銀当座預金残高は1兆1300億円増加する見通しだが、10日を上回るまとまった規模の試し取りが観測されている影響で「実需ベースの取引金利も高め」(国内金融機関)という。大手行の調達希望水準は0.06─0.065%付近。
ユーロ円3カ月金利先物は手掛かり難で小動き。中心限月2014年9月限は前日清算値比変わらずの99.795。
<09:05> 国債先物が反発、米財政協議合意は米緩和縮小を後押しとの声
国債先物中心限月3月限は前日比3銭高の144円04銭と小反発して寄り付いた。前日の米債高を受けて買いが先行。きょうにも予想される日銀買入への期待もサポート要因。現物市場は閑散。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比変わらずの0.665%。日銀オペの対象となる超長期ゾーンの気配がしっかりとしている。
米議会による財政協議が10日、合意に達した。来年1月15日の政府機関閉鎖が回避される見通しとなった。市場では「合意内容の実行性に疑問が残るが、少なくとも財政協議で議会がもめることがなくなるのではないか。テーパリングがこれまで先送りされてきた要因の一つに、米財政問題があっただけに、早期のテーパリング観測を後押しする材料」(国内金融機関)との見方が出ている。
<08:35> 翌日物は0.072─0.075%中心、地銀・信託などが調達
無担保コール翌日物は0.072─0.075%中心で取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。一部でまとまった試し取りが観測されている影響で、取引水準は前日に比べて高い。大手行は0.06─0.065%で調達意欲を示しているが、出合いは観測されていない。
日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は98兆1000億円、準備預金残高は78兆9000億円程度となる見込み。
<07:10> 翌日物0.07%中心か、当預残は98.1兆円程度の見込み
無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引される見通し。日銀オペのスタート日となるため、余剰地合いとなる。ただ、市場では「当座預金残高が100兆円を下回る水準にあることから、一定の資金需給が想定できる。0.07%をやや上回る水準で底堅さをみせそうだ」(国内金融機関)という。
10日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比0.004%高い0.079%だった。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は10日に比べて1兆1000億円増の98兆1000億円程度になる見込み。残り所要積立額は2100億円。
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