〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足はほぼ「十字足」、終値では1万5500円維持

2013年 12月 11日 15:33 JST
 
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[東京 11日 ロイター] -

〔株式マーケットアイ〕

<15:28> 日経平均・日足はほぼ「十字足」、終値では1万5500円維持

日経平均の日足は、始値と終値がほぼ同水準となる「十字足」となった。一時200円を超える下げとなり、節目の1万5500円や5日移動平均線(1万5450円79銭=11日)を下回る場面もあったが、終値では両水準とも上回った。東証1部の売買代金は4営業日ぶりに2兆円を上回ったが、25日平均(2兆1540億円)を下回っており、活況とはいい難い。このまま低水準の商いが続くようなら調整色を強めそうだ。

<15:12> 新興株式市場は反落、IPO銘柄が乱高下

新興株式市場は軟調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数がいずれも3日ぶりに反落した。直近上昇したネット株やゲーム株に利益確定売りが出たほか、IPO銘柄が乱高下し、投資家のマインドを低下させた。ゴールドマン・サックス証券が11日付で投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたミクシィ がストップ安。前日上場のブイキューブ もストップ安まで売られた。半面、9日上場のホットリンク はストップ高で引けた。

きょうマザーズに上場したIPO銘柄も乱高下した。エンカレッジ・テクノロジ は公開価格の約2.1倍にあたる3755円で初値を付け、終値はストップ安の3055円。オウチーノ は同2.3倍の8050円で初値形成後、9550円のストップ高を付け、大引けは6600円と崩れた。

<14:37> 日経平均は下げ渋り、買い戻しなどで1万5500円回復

日経平均は下げ渋り。後場に入って一時200円を超える下げとなったが、先物売りが一巡すると買い戻しなどが入り、下げ幅を縮小。節目の1万5500円を再び回復している。

一方、東証1部の売買代金は午後2時半で1兆7797億円と膨らんでいない。市場では「海外勢からの注文が減少しているうえ、国内の機関投資家の動きも鈍く、低水準の商いが続いている。きょうは新興市場も利益確定売りに押されており、マーケットの先細りが懸念される」(かざか証券・市場調査部長の田部井美彦氏)との声が出ていた。

<12:58> 日経平均は200円超す下げ、週末のSQを前に先物売り

日経平均は一時200円を超す下げ幅。先物売りが裁定解消売りを誘った。市場では「週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を前に、ややまとまった先物売りが出て下げ幅が拡大した。先物・オプション最終売買日の前日は波乱なりやすいという経験則もあり、値動きが大きくなる可能性もある」(国内証券)という。

<10:57> 日経平均は軟調もみあい、利益確定売りをこなす

日経平均は軟調もみあい、1万5500円台半ばで推移している。市場では「週初に大幅高となった反動で利益確定売りが続いているが、SQを控えた仕掛け的な動きは今のところ出ていない。ボルカールールの公表が市場に悪影響を与えることもなかった。いったん売りを吸収し、次の上昇に備える局面だろう」(野村証券エクイティ・マーケット・ストラテジストの山内正一郎氏)との声が出ていた。

<10:01>  日経平均は軟調、物色は中小型株にシフト

日経平均は軟調。1万5500円台半ばで推移している。ドル/円が103円を割り込んだうえ、週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)などイベントを控え、様子見ムードが強いという。

市場では「買い手がかりに乏しいが、年末に向けて高値トライとの見方は変わっておらず、売りも限定されている。きょうは建設株がにぎわうなど物色は値動きの良い中小型株にシフトしている」(国内投信)との声が出ている。

<09:17>  日経平均は続落、円安一服で輸出株に売り先行

寄り付きの東京株式市場で日経平均は続落。下げ幅は一時100円を超えた。外為市場で1ドル102円台後半と円安が一服しているほか、前日の米国株も17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利益確定売りに押され、軟調な値動きとなったことから、輸出株中心に売りが先行している。電機、自動車が安く、鉱業、パルプ・紙もさえない。半面、建設はしっかり。

米規制当局は10日、銀行の自己勘定取引を規制する「ボルカールール」の最終案を公表したが、想定外の厳しい内容は盛り込まれず、市場には安心感も広がっている。日経平均は節目の1万5500円を意識し、売り一巡後は下げ渋っている。

<08:34>  寄り前の板状況、自動車株は売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ などの自動車株が売り優勢。キヤノン 、ソニー 、パナソニック などの電機株はまちまちとなっている。

一方、指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優勢。大手銀行株では、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ が売り優勢。みずほフィナンシャルグループ は売り買いきっ抗している。

(ロイター日本語ニュース 金融マーケットチーム E-mail:scoopeqt@thomsonreuters.com 電話:03-6441-1787)

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。