楽天・立花社長が来週にも田中と会談
2013年12月11日 16時00分
【フロリダ州レークブエナビスタ10日(日本時間11日)発】野手陣の移籍市場は活性化しているが、投手陣は楽天の田中将大投手(25)のメジャー挑戦が決まらないため停滞している。そんななか、米野球ジャーナリストのピーター・ギャモンズ氏のホームページに掲載された楽天の三木谷浩史オーナーの記事がウインターミーティングで話題になっている。4日に取材したもので、三木谷オーナーは「私は彼(田中)をポスティングにかけるつもりはない」と発言しているのだ。この時点でポスティングシステム(入札制度)の新制度で落札金の上限は2000万ドル(約20億円)に抑えられることを日米のメディアが報じている。
そのため、この日、日本から到着した楽天の立花社長に日米の報道陣が殺到した。立花社長は三木谷オーナーの発言について「オーナーとはしゃべってはいますが、ちょっとその記事は見ていないので何ともコメントのしようがない」と話すにとどめた。
今回のフロリダ入りについて立花社長は「田中(に関するリサーチ)のためというのは一切ない」と説明。田中のメジャー移籍については「まだ彼がメジャーに行くか行かないかという希望を聞いていないので、まずはそこを聞いてからのスタートだと思っている」と話し、「彼はうちにとって重要な投手なので、頑張って来年も残ってほしいと話すつもり」と続けた。
立花社長は12日(同13日)まで滞在の予定。田中との会談は「どうしても来週になるかなあと思っている。当然、これは電話でする話ではないと思うので、(日本に)帰ってから話すと思う。どちらにしても」と見通しを語った。
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