中日ドラ1・鈴木翔は「右のチェン・ウェイン」
2013年12月11日 16時00分
中日の新人8選手が10日、ナゴヤドームや選手寮「昇竜館」など球団の施設見学を行った。ドラフト1位の鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)は「すごくいい環境の中で野球ができる楽しみが大きい」と希望に胸を膨らませた。
その鈴木翔の「顔」がチーム内で話題になっている。2011年まで中日で活躍したオリオールズのチェン・ウェイン(28)に似ているからだ。「昨日(9日)チェンが(中日退団後、初めて)ナゴヤ球場にやって来たけど、ドラ1の鈴木君と顔があまりに似ていてびっくりした。チェンが苦手だった相手選手も鈴木君の顔を見て、チェンが右投げになったのかと戸惑うのでは」とはある選手。スカウトも「顔だけじゃなく投球スタイルもそっくり。(鈴木翔は右腕で、チェンは左腕と)左右の違いはあれど、しなやかなヒジの振りからズバッと投げ込むところとかね」と両投手を重ね合わせている。
さらに、別の選手からはこんな声もある。「チェンは吉見と仲が良かった。遠征先でもよく一緒に食事に行って、そこでアドバイスをもらって、どんどん吸収し、成長した。鈴木もチェンのように遠慮せず吉見にどんどん質問すればいい」。チェンは04年に中日入り後、ケガもあって途中から育成契約になるなど4年間は未勝利。それが吉見と仲良くなってからブレークした。同じように鈴木翔も吉見に近づけばチェンのようになれるのでは、と思えるほど似ているというわけだ。
「自分ではそう思わないんですが、チェンさんに似ているとはよく言われるのでうれしいです」と鈴木翔。「右のチェン」の今後が楽しみだ。
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