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小学校の理科実験で児童6人軽い中毒 横浜12月5日 22時15分
5日、横浜市の小学校で塩酸を使った理科の実験中に児童6人が体調不良を訴え、病院で治療を受けました。
いずれも塩酸による軽い中毒とみられ、現在は全員回復しているということです。
5日午後、横浜市港北区の大曽根小学校で、6年生の理科の時間に金属繊維を塩酸で溶かして反応を観察する実験を行っていたところ、複数の児童が「気分が悪い」などと訴えました。
担当していた40代の女性教諭が児童を教室から出すなどしましたが、このうち男子5人と女子1人の合わせて6人の児童が体調不良を訴え、学校近くの病院で治療を受けました。
横浜市教育委員会によりますと、いずれも塩酸による軽い中毒とみられ、現在は全員回復し自宅に戻っているということです。
教育委員会によりますと、授業の終了時刻が近づいていたため、実験を早く進めようと通常よりも濃度の濃い塩酸を使用したのが原因とみられるということで、学校は児童の保護者に電話で謝罪しました。
大曽根小学校の渡部洋久校長は「安全な実験の指導が徹底できずに大変申し訳ない。職員の研修を徹底し、このようなことが2度と起きないようにしたい」とコメントしています。
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