東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米ロのウラン購入事業が終了 核廃棄、20年で達成

2013年12月11日 08時37分

 【ワシントン共同】米国家安全保障会議は10日、旧ソ連諸国の解体核兵器から出る濃縮ウランを米国が購入し、発電用燃料に転用するロシアとの共同事業が完了したと発表。冷戦の「負の遺産」を処理するため、20年にわたり続けられてきた核廃棄計画の一つが終わった。

 計画は核分裂物質の流出を防ぐため、米国とロシアが1993年に合意。廃棄核弾頭から取り出した計500トンの高濃縮ウランを米国が購入して商業用原子炉の燃料としてきた。ロシアから運ばれた最後の低濃縮ウランがボルティモア港に到着し、計画通りに事業を終えた。

 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo