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東京都内で出会い系サイトを使った少女３３人による売春クラブを経営していたとして、警視庁少年育成課は２０日、横浜市神奈川区栄町、港湾作業員、久木元将（まさし）容疑者（２４）ら２人を児童福祉法違反（淫行させる行為）、売春防止法違反（周旋）の疑いで逮捕したと発表した。久木元容疑者らは少女らに誓約書を書かせ、罰金や短期滞在型マンションの入居費などさまざまな名目で金を取り、「勝手にやめたら臓器を売るぞ」などと脅していたという。
調べでは、久木元容疑者らは路上や出会い系サイトで勧誘した１５〜１９歳の高校生や無職少女ら３３人を雇って売春クラブを経営。昨年９月、渋谷区内のホテルで新宿区の無職少女（１６）に葛飾区の男性会社員（２９）を相手に売春などさせた疑い。
久木元容疑者らは都内６カ所の短期滞在型マンションに少女らを住まわせていた。売春代金３万〜５万円の半額を少女らに渡す約束をしていたが、遅刻や早退で１０００〜２０００円、無断退店で３００万円などの罰金制度を設け、報酬から差し引いていた。【田中義宏】
［毎日新聞１月２０日］ ( 2004-01-20-13:31 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040120k0000e040053000c.html