もっさんのブログ

ウォーキングデッド最速情報

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yahoo!TVの情報の翻訳と、僕の考察です。

※ここからは、『ウォーキング・デッド』
シーズン4第8話までと、今後の展開および、
原作コミックの内容について触れています。

知りたくない方はご注意ください。

YAHOO!TVが、シーズン4前半最終回を迎えても、
『ウォーキング・デッド』のストーリーの中で、
なお残されたままになっている疑問について取り上げました。

1つ1つ見ていきましょう。


①『キャロルのカレン殺しと追放を、タイリースはいつ知る?』

第2話のラストで、タイリースはカレンとデヴィッドが殺され、
燃やされているのを見つけます。

そして第3話のラストで、2人を殺したのかというリックの質問に、
キャロルは『イエス』と答えます。

それから第5話のラストで、カレンたちを殺したキャロルの処分について、
リックは戻ったらタイリースにキャロルが殺されると考え、
キャロルをグループから追放する決断をします。

続いて第8話の冒頭で、リックはキャロルの殺人と追放について、
ダリルに話します。そして2人でタイリースに話しに行こうとします。

しかしタイリースは、地下でネズミが解剖された死体を見つけ、
フェンス脇に落ちていたネズミの死骸の件を考えても、
カレンたちを殺した精神異常者がやったんだと主張します。

そしてリックがキャロルのことをタイリースに打ち明けようとした矢先、
ガヴァナーの刑務所襲撃が起き、話は中断されました。

よって前半最終回を迎えてもまだ、タイリースはキャロルの真実を
知りません。

もしタイリースがキャロルの行為を知り、リックが追放したことを知れば、
彼のリアクションはどうなるのでしょうか?

このように、重大な問題を数エピソードをまたいで先延ばしにする展開は、
シーズン2でシェーンがオーティスを見殺しにした件でも見られました。
納屋にウォーカーを飼っていた件についても同様です。

未だにキャロルの真実を知っているのは、リックとダリル、そしてマギーだけ。
今後この問題はどのように展開していくのか、見ものですね。

※1TWDファンさんからのご指摘で、マギーを追加しました。
急いで上げた記事だったので、漏れがありました。
すいませんでした。そして1TWDファンさんありがとうございました。


②『キャロルは帰ってくるのか?』

第5話でリックに追放されたキャロル。
しかし最高責任者スコット・ギンプルのインタビューによれば、

『キャロルは遅かれ早かれ現れるよ。
だけどすぐなのか、もっと後なのかは言えない。だけどいつか帰ってくる。』

とのことで、シーズン4の後半で帰ってくることが判明しています。

すると問題なのは、やはり①で取り上げたタイリースの怒りです。
タイリースが、カレンを殺した犯人がキャロルだと知ってしまうと、
事態は悪い方に行かざるを得ません。

ここで1つのスクープ写真があります。

すでにシーズン4の後半8話の撮影は全て終了しています。
そしてその撮影現場の写真を、ファンが撮影したものが以下です。


明らかにタイリースとキャロルが話しているのが見えます。

もちろんキャロルがしたことをタイリースに知られなければ、
突然の再会を果たした時、このように普通に話すことも可能でしょう。

とにかくこの疑問は、最高責任者とリーク写真から解消されたと言えます。

キャロルが帰ってくるとなると、タイリースだけでなく、
リジーやミカとの再会もカギとなります。

それにリックが追放した時に言ったとおり、別のグループを見つけて、
一からやり直している場合、新たなキャラを連れてくる可能性も。

いずれにしても、キャロルの帰還は後半のキーポントとなりそうですね。


③刑務所を第1話から襲った、『新たなる脅威』である謎の病。
インフルエンザだとハーシェル、ドクターSは診断しましたが、
詳しいことは分かっていません。

とりあえずは、ハーシェルが皆に与えたニワトコのお茶と吸入器による治療、
そしてダリルたちが持って帰った抗生物質などの薬と、ボブの処置により、
猛威を振るった病は一旦落ち着きました。

しかし、ダリルたちが薬を取りに行った建物の中のウォーカーたちも、
この病に感染していました。
それを考えると、今や刑務所を追いやられ、ハーシェルもドクターSも
失い、外側での生活を余儀なくされたリックたちは、
この病に対処できるのでしょうか?

ボブがいるとは言え、薬も刑務所内に残ったままでしょうし、
終わったと思っていた謎の病が、再び問題を持ち上げてくる可能性も
ありそうですね。


④『カーラジオの声は誰?』

第3話で、物資調達に向かうダリルたちの車のカーラジオから、
『避難所・・・ここまで来れば、みんな助かる。』と声が聞こえました。

しかしその声に気を取られ、ハンドルを切るダリル。
大量のウォーカーに囲まれて立ち往生、それどころではなくなります。

他にどこかで生き延びている生存者がおり、
その人たちの声だったのでしょうか?

シーズン4後半では、すでに4名の新キャラの登場が決まっており、
その人たちの中に、この疑問の答えを知っている人がいるかも知れませんね。

原作者・製作総指揮ロバート・カークマンのインタビューでは、

『あの声については、後半のストーリーで作用し始めるよ。』

とのことで、この謎についても解ける可能性がありそうですね。


⑤『フェンス越しに、ウォーカーにネズミを与えたのは誰?』

第2話の冒頭、夜中にライトをつけ、フェンス越しの外のウォーカーに、
ネズミを生きたまま与えていた人物がいました。

これが誰なのか。ガヴァナーなのか?リジーなのか。ボブなのか?

最高責任者スコット・ギンプルのインタビューよれば、
この問題は後半で解決するとのこと。

この件については、放送まであれこれ考える余地がありそうですね。


⑥『ボブは一体何者?』

ボブは元軍医で、前にいた2つのグループの最後の生き残りだとのこと。
いつも自分だけが最後に生き残るとダリルに告白していました。

そしてそれが原因で酒に溺れていることも打ち明けます。

第1話では、彼が棚から酒を失敬しようとして棚が崩れ、
それが原因で天井からウォーカーとヘリが落ちてきて大混乱。
ベスの恋人ザックが亡くなる一因にもなりました。

それを悔やみ、ダリルに後悔の念を語るボブに、ダリルは

『こじつけだ、もう二度とアンタを独りにしない。』と励まします。

しかしその直後、獣医科大学に薬を取りに行った時、
ウォーカーにカバンを取られようとしたボブは、
手を放せと皆が言っているのにも関わらず、放そうとしませんでした。

そしてカバンの中に入っていたのが薬ではなく、酒だということが判明。
ダリルはブチ切れます。

インフルエンザにかかって危篤状態だったグレンやサシャに、
ギリギリ抗生物質を持ち帰って投与し、救ったボブ。

しかしまだ彼については多くが謎のままです。
後半でこのキャラについてもっと分かるかもしれませんね。


⑦『ジュディスを抱いたミショーンの、涙の意味は?』

第2話で、ジュディスを抱いていてくれとベスに頼まれたミショーン。
渋々抱いたミショーンは、大粒の涙を流します。

この意味は何なのか?彼女には子供がいたのか?

原作者・製作総指揮カークマンのインタビューによれば、
後半ではミショーンをはじめ、数人の人生をフラッシュバックで
見せる用意があるとのこと。

原作コミックでは、ミショーンは2人の娘を亡くしたと語っています。
テレビシリーズでも、彼女は我が子を失った過去がある設定なのかもしれませんね。


⑧『ジュディスは本当に死んだのか?』

第8話のラストで、リックとカールは血だらけのチャイルドシートを
見つけます。その中は空っぽで、ジュディスの姿は見当たりませんでした。

しかし血の跡を見たリックとカールは、ジュディスが助からなかったものと思い、
泣き崩れてしまいます。

第8話の途中で、ミカたちがジュディスを運んでいるシーンがあり、
ベスとダリルも子供たちを探しに行っています。

そこから予想するに、誰かが連れて行って助かっている可能性もありますね。

ここでまたリーク情報なのですが、②で挙げたキャロルとタイリースの
会話の写真とともに、双子の赤ちゃんが写っていた写真もあるとのこと。

ジュディス役の赤ちゃんは、メイキングから判明したところによると、
双子だそうです。

カリフォルニア州をはじめ、アメリカの多くの州では、
児童労働法により、1日の撮影・拘束時間が次のように制限されています。

●生後15日~6か月未満・・・[実働]20分・[拘束]2時間以内

●生後6か月~2歳未満・・・[実働]2時間・[拘束]4時間以内

●2歳~6歳未満・・・[実働]3時間・[拘束]6時間以内

小学生以上になると、平日は撮影の合間に勉強と休みの時間も必要。

このように法律で撮影時間が限られているため、
現場で重宝されるのが双子の子役です。

ルックスが同じだから、撮影できる時間は単純に倍。
特に、なかなかいうことをきいてくれない赤ちゃん時代は、
機嫌やコンディションのいいほうを使えば撮影もスムーズですね。

撮影スケジュールがタイトなテレビシリーズで、
赤ちゃん役に双子がキャスティングされることが多いのは必然と言えます。

○タイリースとキャロルが一緒に話しているシーンの撮影に、ジュディスもいた。

○第8話でリジーとミカがタイリースを助け、一旦はタイリースを置いて
去ったが、そこから合流した可能性もある。

○ミカたちはジュディスを運ぼうとしていた。

さらに、『ウォーキング・デッド』第8話放送終了後のトーク番組
『トーキング・デッド』では、毎週犠牲者の死のシーンを振り返るコーナーがあり、
そこにはジュディスは出てきませんでした。

以上のことから、タイリースがジュディスを助け出していた可能性も
出てきますし、ジュディスは死んでいない希望も出てきます。

いずれにしても、ジュディスはリックとカールのみならず、
グループにとって、この絶望世界そのものにとっての“希望”です。

生きていて欲しいと願う我々の願いが叶うことを、祈ってやみません。

以上です。

『ウォーキング・デッド』シーズン4は、
本国では来年2月9日に放送再開です。

もっさんのブログとツイッターでは、
引き続き本国放送時にリアルタイム実況ツイート、
あらすじ暫定版翻訳、あらすじ完全版翻訳を掲載します。

予告編とチョイ見せ映像も字幕付き動画も毎週作成します。

国内最速となるFOXの放送が3月に決定し、
約1ヶ月も待たなければいけなくなった今、
ぜひこのブログで最速で情報を得てください。

それまでシーズン4を振り返ってみるのもいいかもしれません。 

今回のニュースのソースは以下です。

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ハリウッド・リポーターからの情報の翻訳です。

※ここからは、『ウォーキング・デッド』
シーズン4第8話までの内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。


『ウォーキング・デッド』ガヴァナー役
デヴィッド・モリッシーに話を聞きました。


Q:ガヴァナーがシーズン4で帰ってくると聞かされた時、
スタッフとどのような話し合いをしましたか?
そしてあのようなわずかな出番であると知っていましたか?

A:シーズンの最終回までは生きられないことは知ってたんだけど、
どんな感じの限定出演なのかは知らなかったんだ。

最高責任者スコットと話したんだけど、ガヴァナーがいつ死ぬのか、
9話か10話まで生き延びるのかどうかも知らなかったんだよ。

僕のアイデアでは、前半最終回で死ぬのがいいとは思っていたんだ。
前半の最終回だけに何かデッカいイベントが必要だったからね。
けどホントに脚本を読んで初めて知ったんだよ。


Q:たった3話の出演しかしないことは知らされていましたか?

A:いいや。スコットは、私がシーズン4に遅れてから登場するとは言ったけど、
それがいつでどんな形でかまでは言わなかったんだ。
第4話か第5話だとは言ってたね。頭の中には大ざっぱな計算しかなかったよ。
何話の出演なのかも言ってくれなかったんだ。
3、4話になるなんて思いもしなかった。

自分の役がいつ死ぬかなんて、この番組では誰も前持って知らされないんだよ。
脚本を読んで初めて分かるんだ。


Q:シーズン4の前半最終回で、ガヴァナーが殺されることを知った時、
スタッフとどんな話し合いをしましたか?

A:スコットから死の電話をもらった時は淋しかったよ。
ガヴァナーは永久に生き延びられないことは知ってたからね。
番組に出ることと、みんなと一緒に仕事するのがとても好きだったから、
すごく淋しかったよ。

それにスコット・ウィルソン演じるハーシェルの出番を終わらせる人間に
なるなんて、ダブルパンチもいいとこだし、すごく重かった。

全てのエピソードがキツくてショックだった。
シーズン3の最終回で、私はアンドレアとメルルを殺してしまった。

『ウォーキング・デッド』はいつだって私たちにツラい経験をさせる。
殺される方も苦しいだろうが、手を下す私自身だってキツいんだ。


Q:リックは、みんなが共存出来ると、ガヴァナーを必死に説得しようとしました。
しかしガヴァナーはリックを嘘つき呼ばわりしました。
平和的に暮らそうと言うリックの提案に、あなたは同意出来ますか?

A:これは、ガヴァナーが本来持っている性格についての話になるね。
ガヴァナーは善人になろうと努力し、新たな家族を見つけた。
だが、キャンプから逃げ出そうとした時、女の子たちを連れて行っていた。
これじゃあ戦うことは出来ないと気付いたんだよ。
そして逃げる他に何か道はないかという問題に直面するんだ。

彼は第7話以降は別人になる。彼は自分が駆け引き上手ではないことや、
妥協案を受け入れる人間でないことも分かってる。
彼は古いタイプの極度の征服者だ。独裁者さ。

ミーガンが死んだことで彼が受けた虚しさは、周りの全ての人間に向けられる。
周りを皆殺しにしようとし、猟奇的な行動に出るんだ。
『皆殺しにしろ!』とね。

ミショーンに殺されるまで、彼はたとえ自分が死のうとも、
出来るだけ多くの人間を殺し、道連れにしようという気持ちになったんだ。

私は視聴者に、ガヴァナーは複雑なキャラクターなんだと思って欲しい。
外界の敵と戦っているように見えて、実は彼は自分自身の心の内とも
戦っているんだ。そんなキャラクターなんだと思って欲しい。
脚本家が伝えたいこともそういうことだと思うよ。


Q:シーズン4で、平和な生活を得て、一からやり直そうとしていた
ガヴァナーを考えたとしても、彼が殺されたのは当然の報いだと思いますか?

A:ああ、当然だと思うよ。彼がやってきたことは、本当に思いやりがなく、
冷淡で愛の無いことばかりだった。
でも私は未だに思うんだよ。
彼にはもっと別の選択肢があったんじゃないかってね。
そうすれば、もっと最高の死に方が出来たんじゃないのかなって思うんだ。

彼に起こった悲劇は、彼にはどうしようもなかったことだ。
私はガヴァナーを、ただ悪いことをするだけの、マンガっぽい悪役には
したくなかったんだ。罪の償いをするような男にしたかった。

もし彼が、もっと早くリリーのような人間に出逢っていたなら、
彼自身の善の部分に耳を傾けていたならば、何らかの形で
人間性を取り戻すことが出来たかも知れない。

だが結局彼は、当然の報いを受けたんだと思うよ。
ガヴァナーの命を終わらせたのが、ミショーンじゃなくてリリーで
幸せだったと思うよ。

ミショーンはガヴァナーを放置し、ウォーカー化させようとした。
その一方で、リリーは彼を放っておかなかったんだ。

リリーはガヴァナーを解放するためには、頭を撃ち抜かなければ
ならないことを知っていた。
リリーが情けをかけたのかどうかについては、議論の余地があるね。
けど私はそうだったと信じたいんだ。

Q:ガヴァナーが、残虐にハーシェルの首を切り落とすことを聞いた時の、
あなたのリアクションは?

A:ガヴァナーがハシェルを殺したことは、とても恐ろしいことだよ。
刑務所のみんなに見せたのは、全てを破壊したい気持ちからだ。

彼はハーシェルが善人だということを知っていた。
リックたちみんなを、うまくまとめていることもね。
みんなが最も愛した人物を殺すというのが恐ろしい。

そしてハーシェル役スコット・ウィルソンを番組から降板させたこと。
とてもツラかったし、感情的な日だったよ。
そのシーンが撮影された日、みんながスコットを応援しに来て、
彼に寄り添ったんだ。とても素晴らしかったよ。

スコットは家に帰り、それから3、4日して、私が殺されるシーンを撮った。
するとスコットは、私にお別れを言うために、再びセットに戻ってきてくれたんだよ。

私が殺されるシーンを撮り終えたあと、スコットと私は一日一緒に過ごしたんだ。
プールで遊んだり、酒を飲んだりしてね。
愛する人や友達がなくなってしまうのは、いつだって落ち込むことさ。
私たちみんなにとって、それはとてもトラウマなんだよ。


Q:ペニーを殺したのはミショーンの方なのに、なぜガヴァナーは
ハーシェルを殺すことを選んだのでしょうか?

A:ガヴァナーは、とにかくリックたちを恐れさせたかったんだよ。
最大限のショックを与えたかったんだ。彼は後からミショーンも殺すつもりだった。

本気だということを見せるために、ハーシェルの首に刀を当てたんだ。
そうすればリックは『俺たちは刑務所を去る。』と言うと思っていた。
だけど違ったんだ。そして彼は狂気に我を忘れたんだよ。


Q:『ウォーキング・デッド』では、キャラクターが死を迎えた時、
『死のディナー』が催されると聞きました。
ハーシェル役スコットと時間を共有しましたか?

A:スコットと私は一緒にディナーを食べたよ。他のキャストたちと一緒にね。
みんなが私のところに来てくれて、感情的になったよ。

彼らと一緒に仕事が出来て、どれほど楽しかったかを伝え、お別れを言ったんだ。
ローリ役のサラも来てくれたんだ。話が出来て、会えて嬉しかったよ。
とても親しい家族なんだ。一度『ウォーキング・デッド』に参加すれば、
キャラが死のうがずっと『ウォーキング・デッド』の一員なのさ。

私は未だにリック役アンディやダリル役ノーマンとも親しい関係を続けているし、
密に連絡も取り合ってる。他のキャストの人たちともね。もちろんスコットとも。
スタッフたちともね。

私たちはとても親しいんだ。一緒に多くの苦労を分かち合ったチームだよ。
私の人生にとって、彼らのチームの一員になれたことは嬉しいし、
本当にいい機会に恵まれたと思っているんだよ。


Q:今後も『ウォーキング・デッド』を見続けますか?

A:もちろんさ!もう何が起こるのかわからないよ!
脚本を読めるチャンスもなくなったからね。
次のエピソードの放送まで、あと2ヶ月も待たなければならないなんて、
本当に落ち込むよ。もう何が起こるのか知らないし、番組を見るのが待ちきれないよ!

以上です。

今回のニュースのソースは以下です。

http://www.hollywoodreporter.com/live-feed/walking-deads-david-morrissey-governors-660922



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ハリウッド・リポーターからの情報の翻訳です。

※ここからは、『ウォーキング・デッド』
シーズン4第8話までの内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。


『ウォーキング・デッド』ハーシェル役スコット・ウィルソンに
話を聞きました。


Q:ハーシェルが殺されると分かった時、
スタッフとどんな話し合いをしましたか?

A:話し合いが行われる前に、私はシーズン4の第3話のスピーチを
思い出したんだ。ハーシェルはこの世界でリスクを冒す事について
スピーチした。

シーズン4の第5話では、ハーシェルにはやる事が山ほどあったんだ。
これは良い兆候ではないと、私には分かってたよ。

そのエピソードの後、最高責任者スコットに呼び出され、
私の出番が終わる事を知らされたんだ。

最高責任者スコットにとっては、ツライ立場だったと思うよ。
彼は全ての役者の事を、心から心配してくれる人だからね。
今回は私の番だった。いつかそんな日が来ると思ってたよ。


Q:ハーシェルは、シーズン2のラストで農場炎上の惨事を生き残り、
シーズン3の最初でも脚を切断して生き残り、評議会のリーダーになりました。
あなた自身は、いつまで生き残ると思っていましたか?

A:何が起こるのか気にしてなかったよ。
シーズン3の第1話を監督したアーネストは、
私が来たら脚を切断しようとしたんだ。
最終的にはどういうことか理解したよ(笑)
彼は最高の監督で、一緒に仕事するのがとても楽しかった。

私は2シーズンと半分もハーシェルを演じてきた。
そんなに長い期間キャラクターを演じたことは、
今まで本当に無かったことなんだ。


Q:ガヴァナーは、なぜミショーンよりもハーシェルを
殺す事を選んだのだと思いますか?

A:多分彼は2人とも殺す気だったんだと思うよ。
だが1たび行動を起こしたら、感情を抑えられなくなったんだろうね。

私は、坂を下っていく戦車のシーンがとても好きなんだ。
車とガヴァナー軍が攻めてきて、リックがピストルを撃ちつつ
坂を下りてくる。古い西部劇のようだよ。
『真昼の決闘』の大通りでの銃撃戦のようだ。

デヴィッドは素晴らしい仕事をしたよ。極悪人を演じた。
おかげでハーシェルの死が強烈なものになったよ。

役者の演技に対して、視聴者がよくない反応をする様子を見るのは、
本当に素晴らしいよ。デヴィッドは本当に見事な仕事をした。

番組に全ての力を注いだ役者、脚本家、スタッフたちと、
仕事が出来なくなることが本当に淋しいよ。


Q:ガヴァナーが、ハーシェルの首を残忍に切り落とすことを知った時の、
あなたのリアクションは?

A:製作総指揮・特殊メイク担当のグレッグ・ニコテロが、
私のために生首の模型を作ってくれたんだ。
それから私は自分の首をクローゼットのゴミ袋に入れるようになったよ。(笑)

人が死ぬ時には、あんな風に衝撃的なトラウマを受けることが多いと思う。
この時の撮影は楽しかったし、忘れることはないだろうね。

第3話や第5話のように、ハーシェルの先を見越した行動を演じることが出来た。
実際それらのシーンがとても好きだね。

シーズン2からリックと話していた、このゾンビアポカリプス世界での、
人間性の拠り所について語るシーンも好きだ。
最終的にはそのスピーチは報われた。

ハーシェルが死ぬ直前にリックの方を見て微笑んだ時、
グループが生き残れることを悟ったんだよ。
なぜなら、彼らが話すべきことを自然に語っていたし、
ガヴァナーたちを全て受け入れると話していたからだと思うよ。


Q:シーズン4で、ガヴァナーが1から人生をやり直す努力をし、
平和に暮らそうとしたことを考えたとしても、ハーシェルを殺した後、
彼が殺されたことは、当然の報いだと思いますか?

A:間違いなくそうだと思うよ。彼は卑劣で危険な精神異常者だ。
一切ためらわずに、身の毛のよだつことをしてきたんだ。
この番組が始まって以来、他の誰よりも彼が死ぬのは当然のことだと思うね。


Q:ハーシェルの死は、娘のマギーとベスにとってどのような影響を
与えると思いますか?

A:それを見るのは興味深いね。
私はこの番組のファンだし、どうなるのか引き続き番組を見届けようと思うよ。
役者たちがどのように成長するのか、そしてどうなるのか。
そして更なるキャラクターが出てくるのを見るのは楽しいね。

マギーとベス、そして義理の息子であるグレンが、
どう成長していくのかを見守るのが楽しみだよ。


Q:キャラクターが亡くなった時には、必ずみんなで『死のディナー』を囲むと
聞いています。ハーシェルとガヴァナーは2人とも亡くなりました。
お互いが亡くなった状態でテーブルを囲む様子はどんな感じでしたか?

A:ある意味あの世のような感じだったよ。
『死のディナー』なのに、生きている実感がある。
生き残ったメンバーと感謝の気持ちを伝え合ったよ。光栄だったね。

Q:今後もウォーキング・デッドを見続けますか?

A:もちろんだよ!私はこの番組のファンだし、これからもさ。
出演していた時にはシーズンが終わってから見ていたんだが、
今からは毎週見られるよ!


Q:99歳のあなたの母は、ウォーキング・デッドのファンだと聞きました。
このエピソードは気に入ったでしょうか?

A:母は友達と一緒にこのエピソードを見たと聞いたよ。
そして、自分の息子が首を切られるのを見て、どう感じたか聞かれたそうだ。
そしたら母はこう答えたそうだよ。

『あれは私の息子じゃないわよ!ハーシェルよ!』ってね。

前にも首吊りにされた役をやったことがあるんだが、
その時も母は同じ感想だったんだ。

以上です。

今回のニュースのソースは以下です。

http://www.hollywoodreporter.com/live-feed/walking-deads-scott-wilson-hershels-661079

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『ウォーキング・デッド』シーズン4
第8話(前半最終回)のあらすじ完全版です。

※ここからは、第8話の内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。

文字数制限が来たので、一旦切りました。

前回の続きです。

ガヴァナーに殴られ、血だらけになるリック。

ガヴァナーはリックの首を絞めます。

その時、ガヴァナーの胸を、刀が貫きます。

刀を引き抜いたのは、ミショーンでした。

苦しそうに咳をするリック。

手を貸すミショーン。

リ『カールは?カールはどこだ!?』

ミ『わからない。』

必死に立ち上がり、ミショーンの手を振り払うリック。

ミショーンは、ガヴァナーに向き直ります。

まだ息があるガヴァナーに、とどめを刺さずに去るミショーン。

ダリルは戦車の近くまで来ていました。


戦車砲の中に、手榴弾を投げ込みます。

ミ『手榴弾だ!!』

ミッチはたまらず戦車の操縦席から出てきます。

爆発する操縦席。

ボウガンをミッチに向けるダリル。

ミッチは手を挙げますが、胸に矢を放ちます。
そこにベスが合流。

ベ『子供たちを見つけてバスに乗せないと。』

ダ『行かなきゃ。ベス。行くぞ。』

走り去る2人。

リックは瀕死の状態で独り歩いていました。

リ『カール!カール!』

リックの方に、ウォーカーが迫ってきます。
銃声とともに倒れるウォーカーたち。


後ろにはショットガンを持ったカールが。


抱き合うリックとカール。


リ『ジュディスは?彼女はどこだ?』

(ここのリックのセリフ『彼女はどこだ?』は、
シーズン3第4話で、ローリの居場所を尋ねた時と同じです。)


カ『わからない。』


チャイルドシートを見つける2人。
しかし中は空っぽで、血の痕が付いています。


リ『いやだ・・・』

すすり泣くリックとカール。


やって来るウォーカーにショットガンを放ち、
弾が無くなっても撃ち続けるカール。

リ『カール!カール!』


止めるリック。

泣き崩れるカール。

リ『ここから出るんだ。行かないと。
もうおしまいだ。ここはおしまいだ。』


肩を抱き合い、お互いを支えながら歩く2人。


ウォーカーが刑務所に侵入しています。

まだ息があるガヴァナー。


そこに銃を持ったリリーがやって来ます。


ガヴァナーの頭に銃を撃ち込むリリー。
その銃は、皮肉にもガヴァナー本人のもの。


ミーガンが作った、アイパッチをしたチェスのキングを、
ウォーカーが踏んでいきます。


次々と刑務所に入ってくるウォーカーたち。


その中には、第1話でリックが森で出会ったクララも。

リックとカールは、刑務所をあとにします。


リ『振り返るな。カール。ただ歩き続けるんだ。』

(このセリフは、原作コミックそのままです。)

エンディング。

なお、このエピソードのエンドクレジットでは、
音楽が一切鳴りません。

これはローリが亡くなったシーズン3第4話や、
デールが亡くなったシーズン2第11話と同じです。
無音のエンドクレジットで、犠牲者を追悼しているのでしょう。

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テーマ:
『ウォーキング・デッド』シーズン4
第8話(前半最終回)のあらすじ完全版です。

※ここからは、第8話の内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。

前回の続きです。


愕然とするミショーン。


泣き叫ぶマギーとベス。


呆然とするカールとダリル。


血だらけになったハーシェルは倒れます。


リ『やめろ!!!!!』

叫んだリックは拳銃を炸裂させます。


ガヴァナーの肩をかすめる銃弾。


カールとダリルも撃ち始めます。


撃ち返すガヴァナーの部下たち。


ミショーンはでんぐり返りで逃げます。


泣き叫びながら銃を撃つマギー。


ベス『パパ!!!』

ベスも泣きむせびます。


リックはすかさず倒れたバスの陰に隠れます。


撃ち合うリック軍とガヴァナー軍。


ハーシェルは首を半分以上切断されながらも、
這って逃げようとします。


逃げ出したミショーンは、車のナンバープレートの端で、
ロープを切ろうとします。


そこにガヴァナーの部下が来ますが、足をかけて転ばし、
胸を踏んづけるミショーン。

最後の力を振り絞り、這っているハーシェルのもとに、
ガヴァナーがやって来ます。


刀でハーシェルの首を完全に切断するガヴァナー。


武器を置いてうずくまってしまったタラ。
それを見てミッチが怒ります。


ミ『お前!武器を拾え!戦うんだ!』


しかし銃撃戦に怯え、銃を取ろうとしてまた置いてしまうタラ。


ハーシェルの首を完全に切断し、返り血を浴びるガヴァナー。


そこに、ウォーカーにやられたミーガンを抱きかかえたリリーが。


タラは怯え、アリーシャに訴えます。

タ『こんなのおかしい・・・こんなことしちゃダメよ・・・』

ア『やるのよ!』

タ『彼はアイツの首を刀で切り落としたのよ!?』


ミーガンの遺体を受け取るガヴァナー。


蘇る前に銃でミーガンを安楽死させます。


銃声に耳を塞ぐリリー。


ア『ここにいなきゃ!もう手遅れよ!わかった?
私の後ろにいなさい。もしはぐれてしまった時は、
あなた独りででもどこか安全なところに行って隠れなさい!』

銃の流れ弾が2人の近くに飛んできます。

ア『聞こえた?どこか安全で隠れられるところに行くの。
全てが終わったら探しに行くわ。見つけに行く。』

怯えながらも、うなずくタラ。

ガヴァナーは部下に指示を出します。


ガ『車でフェンスを超えていけ。銃を持て。侵入するぞ。
ヤツらを皆殺しにしろ!』


ミッチは戦車を前進させます。


戦車がいとも簡単にフェンスをなぎ倒し、車とともに
ガヴァナー軍が侵入してきます。


応戦するリック軍。

マギーと一緒に迎撃しているベスは、弾切れをおこします。

ベ『弾切れよ!』

マ『バスまで走って!援護する!』

戦車砲が独房棟を粉砕します。

タイリースは、独り残り、サシャ、ボブを退避させます。

バスの陰に隠れるガヴァナー。


戦車砲の第2発で、壁が破壊され、爆発が起こります。

バスまでたどり着くマギーとベス。


マ『行くのよ!グレンが中にいる。彼を連れてこなきゃ。』

ベ『一緒に行くわ!』

マ『彼らをバスに乗せるのよ!運転の準備を!すぐ戻るわ!』

ベ『もし戻らなかったら?』

マ『私たち無しで行くの!』

ベ『置いていけないわ!』

マ『ベス!あの人たちをバスへ!いい?それがあなたの仕事よ!
私たちは自分が出来ることをしなきゃダメ!』


泣きそうになり、マギーを見送るベス。


バスの影から出てきたガヴァナーに、
隠れていたリックが飛びつきます。


馬乗りになり、ガヴァナーをタコ殴りにするリック。

戦車がいよいよ独房棟の手前まで侵入します。


苦しそうに逃げようとするグレン。
マギーが到着します。

マ『グレン!』

グ『これは一体どうなってるんだ!?』

マ『みんなで外に出るわよ!』


戦車砲が壁を崩壊させます。ギリギリ避けるグレンたち。


リックとガヴァナーの殴り合いが続いています。
倒れたバスを背に、一進一退の攻防が続きます。
殴り殴られる2人。


タイリースは独りで大勢に立ち向かいますが、
追い詰められてしまいます。

サシャとボブも迎撃。


グレンとマギーはバスに辿り着きます。
しかしベスがいません。

マ『ベス!ベスはどこ!?』

女性『あなたを探しに行ったわ。』

マ『どこ!?』

指を指す女性。

グ『彼女を探そう。無事だよ。』


マ『ダメよ。すぐもどるわ。』


グレンをバスに残し、去るマギー。


ダリルは独りで数人と撃ち合っていました。


後ろからはウォーカーが迫っています。
気付かずに撃ち続けるダリル。


後ろからウォーカーにつかまれます。

再びリックとガヴァナーの殴り合い。


ついにリックはガヴァナーに倒され、
馬乗りになられます。
タコ殴りにされるリック。


ダリルは生きていました。
ナイフで仕留めたウォーカーの死体を盾にして、
手榴弾を敵陣に投げ込みます。


爆発の近くにいたタラが怯えます。

サシャとボブのもとへ行き、ベスの居場所を聞くマギー。

マ『サシャ、ベスを見なかった?』

サ『バスに行ったんじゃなかったの?』

マ『いえ、彼女は・・・』

言いかけるとボブが肩を撃たれます。


ボ『シャツの中を見てくれ。背中の傷を。手当できる。』

サ『ここじゃダメよ。』

マ『どこか治療できるところを探さなきゃ。』


そう言っているうちに、バスが出発してしまいます。


独り残ったタイリースは、アリーシャともう1人に
追い詰められ、菜園に倒れ込みます。


ライフルを撃ちまくりながら前進するガヴァナー軍。


そこに銃声が響き、アリーシャのとなりの男が倒れます。


銃を構えているのは、リジーとミカでした。


驚くアリーシャ。


その隙に、リジーはアリーシャの頭を撃ち抜きます。


立ち上がるタイリース。ウォーカーが迫ってきます。


タ『ここから出るぞ!』


しかしうなずき、別の方向へ走り去るリジーとミカ。

タ『おい!あっちだ!』

文字数制限がきたので、一旦終わります。

続きはパート4で。

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『ウォーキング・デッド』シーズン4
第8話(前半最終回)のあらすじ完全版です。

※ここからは、第8話の内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。

前回の続きです。

独房棟では、靴箱を見つめるボブ。

やって来る足音に気づき、靴箱を隠そうとします。
やって来たのはサシャ。

サ『ボブ。』


靴箱を持ったままで話すボブ。

ボ『休んでいないと。』

サ『夜通し看病してくれたでしょ?あなたこそよ。』

ボ『C棟を開けに行く所なんだ。D棟がキレイになるまでは、
そこで暮らさなきゃ。』

サ『ただ私は、ありがとうって言いたかっただけなの。
ハーシェルがいなかったら、私は助からなかった。
そしてあなたもよ。』

首を横に振るボブ。

ボ『ハーシェルのおかげだよ。俺じゃない。』

サ『あなたは私の命を救ってくれた。』

ボ『やめろ。』

サ『ボブ。』

ボ『やめてくれ。』

サ『私のカバンに薬を詰めてくれた。
数分で陽の光を浴びることが出来た。
感謝の気持ちを言わせてちょうだい。ありがとう。』

箱を持って去ろうとするボブ。
しかしサシャは意識を失いそうになり、壁にもたれます。

ボブ『サシャ。まだ君は充分回復してないんだ。』

サ『じゃあ手伝って。』

リックとダリルは、地下の“墓標”まで来ていました。

リ『タイリース?ここにいるのか?』

タ『リック、アンタかい?アンタらこれを見てくれ。』

リ『ちょっといいかい?話さなければいけないことが。』

ダ『こっちもちょっとだけだ。来てくれ。』

ある場所に2人を連れて行くタイリース。

タ『見てくれ。』

ライトを照らすダリル。

ダ『なんだこりゃ?』

タ『今見つけたところだ。“答え”だよ。見つけたんだ。』


タイリースが見せたのは、壁に立てかけられた、
ネズミが解剖された死体でした。

タ『カレンとデヴィッドを殺したのと、同じヤツの仕業だ。
フェンスにあったネズミを覚えてるか?
あれもカレンが殺された日に見つかっただろ?
精神異常者が俺たちと一緒に住んでるってことさ。』

リ『タイリース・・・』

タ『ヤツを見つけないと、リック!
やり遂げるまでは俺は寝ないつもりだ。』

ダリルと顔を見合わせるリック。

リ『タイリース、これをやったヤツは、
カレンを殺したヤツと同一人物とは思えない。』

タ『なぜだ?』

その時、いきなり爆発音が響き、建物が揺れます。

ダ『行くぞ!』

駆け出す一行。


カール、マギー、ベスが飛び出してきます。
リック、ダリル、タイリースも外に駆け出します。


リ『下がってろ!!』

集合し、物陰に隠れるリックたち。

フェンスの外には、戦車と車を引き連れた集団が。

声『リック!出てこい!話がある!』


戦車の上に立っていたのは、ガヴァナーでした。


リック『俺の担当じゃない!ここには“評議会”がある!
今や彼らがここを運営してるんだ!』


ガヴァナー『ハーシェルも“評議会”の一員かね?』

アリーシャに合図をし、捕らえたハーシェルを見せるガヴァナー。


息を呑むマギーとベス。


ガ『ミショーンはどうだ?彼女も“評議会”かね?』

ミショーンも連れてこさせます。


リ『俺はもう2度と決断を下せないんだ!』

ガ『今日中に決断するんだ、リック!出てこい!

交渉しようじゃないか。』


膝を立て、リックたちに見せつけられている
ハーシェルとミショーン。


リックはダリルに視線を送り、ダリルはうなずきます。
リックもうなずき返します。

そしてカールにも何かを囁くリック。

リ『俺たちはやれる。いいな?』


そう言ってカールの首を撫でるリック。


内側のフェンスを開け、ガヴァナーたちの近くまで行きます。


ガヴァナーの周りには、銃を構えた集団が控えています。


ダリルはタイリースやサシャと集まり相談。

ダ『全部は殺れねえ。管理塔を通り抜け、森を抜けて撤退するんだ。
計画通りにな。こっちの数ももう足りねえ。
隠してあったバスを、最後にチェックしたのはいつだ?』

サ『ビッグ・スポットに行った日よ。元々食料は少なかったけど、
今は更に厳しいわね。』

ダ『ああ、何とかしなきゃな。南に行って、
バスに乗り込むようにみんなに伝えてくれ。』


タ『状況が悪くなっても、まだ全員が気付かなかったら?
いつまで待てばいい?』

ダ『出来るだけ長くだ。』

ガヴァナーたちの近くまでたどり着くリック。

リ『彼らを放せ。今すぐにだ。俺はここから動かない。
交渉が望みなら、応じる用意はある。だが彼らを放せ。
アンタには戦車がある。人質を取る必要はない。』


ガ『そのつもりだ。私はただ、本気だということを
君たちに見せたかっただけだ。我々の新居に穴を開けたくはない。
仲間を連れて、日没までにここから出て行くんだな。
さもなくば、彼らが死ぬかだ。』

リ『こんなやり方は受け入れられない。』

ガ『こちらのほうが人数も火力も勝ってる。
我々には刑務所が必要だ。ここにあるものがね。
過去は水に流して、今の話をしよう。』

リ『子供がいるんだ。病気にかかってる。
彼らが助からなくなるんだ。』


イラつくミッチと、そっちを見るタラ。

ガ『こっちには戦車がある。立ち去れと言ってる。
他に何を話すことがある?』


先ほど吹き飛ばされたであろう、監視塔が燃やされているのが、
リックの後方に見えます。


じっと耐えて、交渉を見守るミショーンとハーシェル。


中庭では、そっとガヴァナーたちに見つからないように、
ダリルがカートから武器を取り出し、仲間にそっと渡します。

ボブに武器を渡すダリル。


ダ『やれそうか?』


ボ『ああ。』


マギーやベスにも武器を渡すダリル。


一方川岸では、泥遊びをするミーガンと、
川を監視しているリリー。


川の向こう岸から、1体のウォーカーがやって来ます。

それを見つけて怯えるリリー。

よろけながらも、川を渡って来ようとするウォーカー。

ミーガン『ママ?掘るの手伝って?』

ゆっくりと立ち上がり、ウォーカーから目を離さないリリー。

ミ『ママ?手伝ってってば。』

リ『すぐ行くわ。』

ミ『ママ、これ重すぎる!』


土に埋まった鉄のプレートを、掘り起こそうとするミーガン。

リ『聞こえてるわ。すぐに行く。』


銃を腰から抜くリリー。


ウォーカーは、川の半分まで来た所で、体が沈んでしまい、
流されてしまいます。銃を腰にしまうリリー。

リ『ごめんなさい。何て言ったの?』

ミ『もういいわ。自分で出来る。』

川に沈み、流されていくウォーカー。
再び座り、監視に戻るリリー。


ミーガンが掘り出したプレートには、
“注意!鉄砲水区域”と書かれてあります。


すると土の中から手が出てきます。


腕をつかまれるミーガン。叫びます。

それに気づいたリリーは、キャンピングカーの屋上から
降りて助けに向かおうとします。


土から出てきたウォーカーは、上半身を起こし、
ミーガンの肩に噛み付きます。


リリーがたどり着いた時には、もう時すでに遅し。


銃でウォーカーを撃ち抜きます。

再びリックとガヴァナーの交渉。


ガ『皆殺しにすることも出来る。
君たち全員が撃ち返してくることも分かっている。
だが私たちが勝ち、そして君たちは死ぬことになる。全員がだ。
そんなことはしたくはない。君の選択しだいだ。』


ウォーカーが3体、ガヴァナーの方に迫ってきます。
その頭を全て撃ち抜くガヴァナー。

ガ『銃撃はヤツらをおびき寄せるだけだ。
君が待たせるだけ、ここから出ていくのも難しくなるぞ。』


高台のフェンスの中から、ショットガン、アサルトライフルを
構えるカールとダリル。

カ『どうにかしなきゃ!』

ダ『お前のパパが何とかするさ。』

カ『交渉してる。今すぐにでもガヴァナーを殺せるのに。』

ダ『45メートル以上あるぜ?』

カ『射撃は得意さ。今すぐに終わらせられる。』

ダ『ああ、それか何か他のことをおっぱじめちまうかだな。
父さんを信じるんだ。』


ジュディスをチャイルドシートに載せ、運ぶミカたち。

走ってくるリジー。


リ『どこに行こうっていうの?』

ミ『バスよ。行くわよ。』

リ『ダメよ!』

ミ『計画を知ってるでしょ?行かなきゃ!』

リ『キャロルが強くなりなさいって言ったでしょ?
自分たちの身は自分たちで守りなさいって。
ヤツら銃を持ってる。私たちも銃を持つの。助けなきゃ。』

再びガヴァナーが急かします。

ガ『あと1時間ほどで日没だ。荷造りを始めたほうがいいぞ。』


ハーシェルは、リックに向けて何度もうなずきます。
それをちらっと見るリック。

ガ『待たせるだけ、出ていくのが難しくなると言っただろ。』

うなずくリック。


リ『俺たち全員・・・俺たち全員が一緒に暮らすことも出来る。』


面食らうガヴァナー。

リ『全員が住むのに充分な部屋がある。』

ガ『ああ、充分すぎるほどにな。だが私の家族は、
君とひとつ屋根のしたで、安心して寝られるわけがない。』

リ『俺たちは別の独房棟に住むよ。お互い2度と会う必要もない。』

ハーシェルがガヴァナーを振り返り言います。


ハ『うまくやれる。出来るはずだ。』

ガ『それは出来ない。ウッドベリーの、アンドレアのことの後ではね。』

リ『聞くんだ。簡単じゃないってことは分かってる。だが、
ここで立ったままお互いに撃ち合うことよりは難しくないはずだ。
他にどうしようもないんだ。』

ガ『私が決めるんじゃない。君が決めるんだ。』

リ『俺たちはここから出て行かない。力ずくで来てみろ。
俺たちは撃ち返す。アンタが言ったように、
銃撃はヤツらをおびき寄せる。ヤツらはフェンスも倒すだろう。
フェンスが無くなった刑務所なんか、価値はない。
みんなでこの刑務所に住むか、アンタら全員が死ぬかだ。』

戦車から降り、部下からミショーンの刀を受け取ると、
ハーシェルの首に刀をあてがうガヴァナー。

ガ『フェンスなど修理すればいい話だ。』


それを見てすすり泣くマギーとベス。
武器を構えながら動揺するカールとダリル。


あせるリック。


リ『おい、アンタ。そのポニーテイルの子だ。』

タラを呼ぶリック。


リ『これがアンタの望んだことか?こんなことがしたかったのか?』


戦車からあきれて答えるミッチ。

ミ『アンタが手に入れたものが欲しいんだよ。もうおしまいだ。
去る時間だぜ、クソ野郎。』


リ『聞くんだ。俺は前にコイツと戦った。その後ヤツの仲間を
受け入れたんだ。彼らはリーダーになってくれた。
やるべきことをやってな。今すぐ武器を置いて、あのゲートから
歩いて入ってきてくれ。もうアンタたちは仲間だ。』


あきれるミッチ。戸惑ってそっちを見るタラ。


リ『すべての問題から解放されるんだ。誰も死なない。
みんな生きる権利がある。知らない人であろうがみんなだ。
俺たちは最悪なことをいつもしてきた。
ただ生き延びるためだけに。だが俺たちはまだ立ち直ることが
出来るんだ。まだあきらめるのは早い。』

リックの言葉を聞いて、満面の笑みを浮かべるハーシェル。

まるで立ち直ったリックを、誇り高く思っているように、満足した笑顔です。


リ『俺たちは立ち直ることが出来るんだ。俺は知ってる。
俺たちはみんな変われるんだ。』

ハーシェルは満足そうな微笑みを浮かべ続けます。

刀をゆっくりと離すガヴァナー。

ガ『ウソつきめ!!』


そう囁くと、ハーシェルの首に刀を振り下ろします。

半分以上の首が切断されるハーシェル。

今回はここまで。

続きは明日の最終回で。

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『ウォーキング・デッド』シーズン4
第8話(前半最終回)のあらすじ完全版です。

※ここからは、第8話の内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。


キャンプの仲間を集め、演説するガヴァナー。

ガ『これからすることについて、みんなに話す必要がある。
どう伝えたらいいのか分からないが・・・』

タラが尋ねます。

タ『何をさせる気?』


ガ『生き延びたいのさ。ここで死人を出したくない。
バイターたちは、群れをなして襲ってくる。
穴はいっぱいになり、お互いに這って動き回る。
もう涙を流すのはたくさんだ。』

ガヴァナーが、森からリックとカールを見ているシーンが、
演説に重なります。

ガ『世界の別の場所で起こっていることは、我々とは
一切関係ない。ヤツらと我々の間もだ。
ここに留まっていては、我々は死ぬだろう。』

森でウォーカーの死体に、ガソリンをかけている

ハーシェルとミショーン。
ガヴァナーの演説が重なります。

ガ『私がマルチネスと一緒にいたキャンプを、台無しにした連中だ。』


死体に火がついた松明を投げ入れて燃やすハーシェル。

ガ『ヤツらは刑務所に住んでいる。ハイウェイ34の北だ。』


燃えるウォーカーの死体。ハーシェルとミショーンは去ります。

ガ『ヤツらは壁に囲まれ、フェンスもあり、作物を育てる敷地もある。
我々がそこに住むことも出来る。』


木陰から現れ、ミショーンを銃で殴って気絶させるガヴァナー。

そして銃を構えるハーシェル。


しかし素早く銃を向け、首を横に振るガヴァナー。

ハーシェルはあきらめ、ゆっくりと銃を置き手をあげます。

再びガヴァナーの演説。

ガ『もし乗り気なら、ヤツらの場所を奪ってもいい。
誰も傷つかなくていい計画がある。ヤツらの仲間を2人捕らえた。』

タラ『なんですって?』

ガ『刑務所を偵察に行った時、出くわしたんだ。そして捕らえた。』

タラ『捕まえたの?』

ガ『ヤツらはカギだ。ヤツらは銃撃なしで我々を刑務所まで
連れて行ってくれる手助けになる。
誰も殺さずに刑務所を手に入れることが出来るんだ。
だが、準備をしておく必要がある。』

オープニング。

引き続きガヴァナーの演説。

ガ『刑務所の人たちの、全員が悪人ではない。
だがヤツらのほとんどが盗人か人殺しだ。
なぜヤツらに平穏な暮らしを与える必要がある?
我々は毎日のように仲間を失い、埋葬しているというのに。

ヤツらは私の目を奪い、住みかを焼き払い、娘を殺した。
私を君たちが見つけた時、死のうとしてたんだ。自殺を試みた。
なぜなら、この世界では自らの手を血で染めること無しに、
生きていくことが出来ない。
私はそれを受け入れることが出来なかったからだ。

私は君たちに出会った。そして死にたくはなくなった。
君たちにも死んで欲しくない。

今こそ行動を起こす時だ。今こそ。

ヤツらはそのうち、仲間がいなくなっていることに気付くだろう。
そして次に何が起こるかの準備を始めてしまう。
だからこそ驚かせる必要があるんだ。ヤツらを怯えさせる。
それから、我々が勝つ。』

みんなを見つめるガヴァナー。

周りを見渡し、言うタラ。

タラ『参加する。』

すると同じく、一斉に参加の意思を表明する仲間たち。

ガ『荷物をまとめて準備するんだ。30分後には決行する。』

散開する一行。

リリーがやって来ます。


ガ『ミーガンはどこだ?』

リ『キャンピングカーで本を読んでるわ。』

ガ『全部聞いてたか?』

リ『他の住む場所のために、戦う必要はないって言ったはずよ?』

ガ『わかってる。』

リ『人を殺すの?』

ガ『違う。人殺しを殺すのさ。』

リ『全員が悪人じゃないって言ったわよね?』

ガ『ああ、だが悪人と一緒にいる。』

リ『私はどうなの?』

ガ『君の命は守る。ミーガンもだ。私が心配なのは、
君たち2人が生きていられるかどうかだ。リリー、愛してる。』

リ『私はあなたって人が分からない。』

ガ『いいかい?君はここよりもっといい場所が必要だと言った。
私はそれを見つける手助けをしてるんだ。
私を知ってるだろう?いつもこんな感じだったじゃないか。
君も荷物をまとめなさい。』

そう言ってリリーの頬にキスして去るガヴァナー。
不安げな表情のリリー。

キャンピングカーでは、ミショーンが額の傷の手当を
受けていました。

ミ『触らないで!放して!』

ガヴァナーの部下に、額にバンソウコウを貼ってもらうミショーン。

手を縛られ、座っているミショーンとハーシェル。
ガヴァナーが2人を見つめています。
食料を出し、2人に渡します。

ガ『食べとくんだ。長い1日になる。誰も傷つけはしない。』

ハーシェル『信じられんな。』

ガ『どうでもいい。』

ハ『どういうことなのか教えてくれ。お願いだ。』

ガ『個人的なことじゃない。』

ハ『では何だね?』

ガ『ミショーンに伝えたいことがある。私の娘、ペニーのことだ。
彼女が死んだことは分かってる。君を傷つけたくない。誰もだ。
刑務所が必要だ。ただそれだけのことさ。
大勢の仲間を生き延びさせねばらならない。
君たち2人には、乗っ取る手助けをしてもらう。
誰も死ぬ必要はない。』

ミ『私がアンタを殺すわ。』

ガ『いや、君には出来ない。』

ミ『私は・・・』

ハ『やめなさい。』

ミショーンの言葉をさえぎり、尋ねるハーシェル。

ハ『刑務所が望みかね?』

ガ『ああ。出来るだけ平和的に手に入れるつもりだ。』

ハ『ガヴァナー。』

ガ『その名で私を呼ぶな。』


ハ『君の仲間も、私たちの仲間も、一緒に暮らす道を
探ることだって出来る。君の仲間を生き延びさせる必要が
あると言ったね?君は彼らを愛しているのかね?』

ガ『君は善人だ、ハーシェル。リックよりもね。』

ハ『君の言ってることを聞いてると、君は変わったようだ。
リックだって変わったんだよ。』

ガ『私とリックは、決して一緒に暮らすことは出来ないのだよ。
ミショーンと私だってそうだ。』

ハ『何とか道を見つけられる。』

ガ『もう充分考えた!』

激昂するガヴァナー。少し間をあけ、落ち着きを取り戻します。

ガ『努力したんだ。でもこれしか方法はなかった。
それが君が生き延びるための方法だ。私が刑務所を・・・』

いいかけて止め、出ていこうとするガヴァナー。
言葉で引き止めるハーシェル。

ハ『刑務所を手に入れたいと言ったね?可能な限り平和的に。
それはつまり、手に入れるためには進んで人を傷つけるということだ。
私の娘もそこにいる。君はその子たちも傷つけようとしているんだ。
娘がいる気持ちを分かっているのに、他人の娘を傷つけるのかね?』


ガ『その子たちは私の娘ではない。』

去っていくガヴァナー。

川岸に停まったキャンピングカー。
ガヴァナーの部下たちが襲撃の準備をしています。
リリーとやって来るガヴァナー。

ガ『我々が戻ってくるまで、ここにいれば安全だ。
バイターは川を渡っては来れない。』

リ『水辺が安全なら、水辺がある場所に移った方がいいんじゃない?』

ガ『リリー。』

リ『こんなことやめて。』

ガ『刑務所より安全な場所はない。既に大勢が住んでるんだ。
ミーガンのことを考えたのか?』

リ『もちろん。』

泥遊びをするミーガンを見る2人。

リ『こんな世界で、彼女がどうなると言うの?』

ガ『彼女は生き延びる。』

リリーの頬を撫で、ミーガンのもとへ行くガヴァナー。

泥んこ遊びをしているミーガン。
微笑みながらガヴァナーがやって来ます。

ガ『泥のパイを作ってるのかい?』

ミ『ピーナツバター・サンドイッチよ。』

笑うガヴァナー。
しゃがんで話しかけます。

ガ『出発前に、ハグしてくれないかい?』

ミ『手が泥だらけよ?見て。』


手を見せるミーガン。

ガ『なるほど、コートが汚れるのだけはゴメンだね。』

そう言って笑い、ミーガンを抱きかかえるガヴァナー。

ミ『めちゃくちゃよ!』

ガ『いや、よくやったよ。』


抱き合う2人。

刑務所では、だいぶよくなったグレンがベッドに寝ています。
マギーと話すグレン。

グ『休暇を全部使っちまったな。』


笑うマギー。

グ『週末みたいだね。』

マ『ええ。』

グ『もうすぐ記念日だよ。』

マ『そう?』

グ『そのうちにね。』

笑うマギー。

マ『アミカローラ フォールズは見たことない?
ジョージアで1番の滝よ。』

グ『へえ。』

マ『パパが小さい頃に連れて行ってくれたの。
頂上から下を見ると、まるで飛んでるような気がしたわ。』

グ『ステーション・ワゴンに、どっさりと食べ物を積み込んどくよ。』

笑うマギー。

グレンの首にキスするマギー。

マ『水を持ってくるわね。』

グ『自分で出来るよ。』

マ『知ってる。でも私が行くわ。すぐ戻る。』


穏やかな表情のグレン。

独房棟の吹き抜けの2階では、リックとダリルが話しています。


ダ『俺たちが戻るまで待てなかったのかよ!?』


リ『タイリースが戻るまでか!?』

ダ『俺がどうにか出来たのに。』

去ろうとするダリル。引き止めるリック。

リ『おい、キャロルは俺たちの仲間のうちの2人を殺したんだ。
ここにいられるわけがないだろ!彼女は無事だ。
車も物資も、武器だって渡してある。生き延びられるさ。』


ダ『信じてないような言い方するんじゃねえ!!』


リ『彼女がやったんだ。俺たちのためだって言ってた。
考えすぎたんだよ。だから謝ってはいなかった。』

ダ『おい、彼女はそういうヤツだ。だがやったのは彼女じゃねえ!』

リックをにらみつけるダリル。

ダ『残った2人の子はどうするんだ?』

リ『俺たちが面倒を見ると話してある。』

考え込むダリル。

リ『タイリースにはまだ話してない。
彼がどう受け止めるのかは、見当もつかない。』

ダ『探しに行くぞ。』

今回はここまで。

続きはパート2で。

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『ウォーキング・デッド』シーズン4
第8話のあらすじ暫定版です。

※ここからは、『ウォーキング・デッド』
シーズン4第8話の内容に触れています。

知りたくない方はご注意ください。

ガヴァナーは、キャンプの連中を説得しています。
自分を片目にし、住みかを焼き払い、娘を殺した酷い人間がいると、
刑務所を乗っ取る計画を演説。

そしてシーンは森へ。
ハーシェルとミショーンが、死体を燃やしています。
ガヴァナーは木陰から現れ、ミショーンを殴って気絶させます。

ハーシェルに銃を向けるガヴァナー。
ハーシェルはすぐさま銃を構えますが、諦めて銃を置き手を挙げます。

キャンピングカーにハーシェルたちを捕らえたガヴァナー。
刑務所を差し出せば、誰も殺さないことを約束します。

演説の最後で、ガヴァナーのグループは全員が刑務所襲撃に賛成します。
みんなが準備に去った後、リリーが来ます。

リ『人を殺すの?新しい場所は要らないって言ったでしょ?』

ガ『人じゃない。人殺しさ。君たちを必ず守る。愛してる。
荷物をまとめるんだ。』

ガヴァナーはキャンピングカーに戻り、ハーシェルとミショーンに
食事を与えます。

ガ『ミショーンはペニーを殺した。だがそれはもう受け入れたよ。
私は刑務所が欲しいだけだ。誰も傷つけたりはしない。』

ハ『本気なら、刑務所を2つのグループで分け合うことも出来る。』

ガ『全く現実的ではないな。リックやミショーンと私が一緒に暮らせるわけがない。』

ハ『あそこには娘たちもいる。ガヴァナー、君が・・・』

ガ『その呼び方はやめろ。』

ハ『君が娘を失ったなら、私の気持ちがわかるはずだ。
刑務所には私の娘がいる。君が刑務所を奪い取るのなら、それは私の娘を
殺すということだ。』

ガ『ベスにせよ、マギーにせよ、私の娘ではない。』

ガヴァナーは、キャンピングカーでリリーとミーガンを川岸へと連れて来ます。

ガ『バイターたちは川を渡っては来れない。ここなら安全だ。
私が刑務所を攻めている間、ここで待っていなさい。』

襲撃に反対するリリー。しかしガヴァナーはミーガンを抱き上げ、
話をしてから去ります。

刑務所では、だいぶ良くなったグレンがベッドでマギーと話しています。

グ『結婚記念日のバケーションに行かなきゃ。』

マ『子供の頃、父さんが連れて行ってくれた場所があるの。』

リックは、ダリルにキャロルのことを話していました。激怒するダリル。
しかし物資も渡し、タイリースのこともあると説明するリック。

しかしまだダリルは怒っています。
リックは、まだタイリースにこのことを話していないと告げると、
一緒に話しに行こうと言うダリル。

独房棟では、ボブのもとを訪れたサシャ。
それに気づき、何やら入った靴箱を隠そうとするボブ。

サシャは、ハーシェルとサシャを救おうとしてくれたボブに、
お礼を言いに来たのです。

地下にいたタイリースのもとに行くリックとダリル。
カレンを殺した犯人の手がかりがあると、見せようとするタイリース。
リックがキャロルのことを説明しようとすると、いきなり地震が。
外で爆発が起こった様子。
すぐさま駆け出すリックたち。

フェンスの外を見るリック。
そこには、戦車と大量の車に乗り付け、銃を構えた人々が。
それらの軍団を従えたガヴァナーが見えました。

リックを呼び出すガヴァナー。
最初は拒絶するリック。

リ『“評議会”と話してくれ。』

するとガヴァナーは、人質にしたハーシェルとミショーンを連れてこさせます。

ガ『今日中に決断しろ。』

ダリルとタイリース、サシャは、インフルエンザによって物資が少なくなり、
今も攻められている中で、刑務所撤退の計画を立てます。

リックはダリルと目の合図を交わし、うなずきあいます。
そしてカールに何かささやきます。

ガ『日没までに、仲間を連れて刑務所から出て行け。』

リ『子供がいるんだ。患者も。生き残ろうと必死だ。』

ガ『戦車がある。出て行けと言ってる。これ以上何を話すことがある?』

ダリルはフェンス際に立ち、マギーやベスたちに銃をそっと渡します。

川岸では、ミーガンが泥遊びをしています。
そして川の向こうからウォーカーが渡ってくるのを見つけるリリー。

鉄のプレートを掘り起こそうとするミーガン。
川から渡ってくるウォーカーは、いきなり川に流され、銃を腰に戻すリリー。

するといきなり土の中からウォーカーが現れます。
肩を噛まれるミーガン。
リリーが駆けつけた時には既に時遅し。

刑務所では、引き続きガヴァナーが、刑務所を大人しく去れば、
危害は加えないとリックに主張します。

丘の上から、フェンス越しにショットガンとアサルトライフルを構える
カールとダリル。

カ『ここからならガヴァナーを撃ち殺せるよ。』

ダ『やめるんだ。距離が遠すぎる。』

子供たちは、ジュディスを乳母車に載せ、バスに退避しようとしますが、
リジーは子供たちを止め、銃を持って大人を手伝うよう説得します。

リックは尚もガヴァナーの説得を試みます。

リ『ここにとどまり、一緒に住めばいい。』

ガ『無理だ。』

リ『俺たちはここを出て行かない。もし力ずくで手に入れようとするなら、
俺たちは戦うし、その銃撃はウォーカーを引き寄せるぞ。
フェンスは倒され、誰も刑務所を手に入れられなくなる。』

それを聞いたガヴァナーは、ミショーンの刀を取り出し、
ハーシェルの喉に刀をあてがいます。

銃を構えて泣きそうになるベス。

リックはガヴァナーの部下に呼びかけます。


リ『こいつを止めることは出来ない。流血なしで俺たちのグループに入り、
ゲートから歩いて入ってきてくれ。もう君らは仲間だ。
誰も死ぬ必要なんかないはずだ。俺たちは過去から立ち直れるんだ。
俺たちは、自分たちがやったことから立ち直るのに、決してまだ
遅くはない。俺は知ってる。変われるんだ。』


必死に平和的解決を訴えるリックを見て、ハーシェルは心から喜び、
誇りに思うような気持ちで、リックを見て微笑んでいます。

ガ『ウソつきめ!』


そう言ってガヴァナーは、刀でハーシェルの首を切りつけます。
首の3分の2が切れるハーシェル。


横で見ていて驚愕するミショーン。



叫ぶマギーとベス。


呆然と見つめるカールとダリル。


倒れるハーシェル。

リ『やめろ!!!!!』


リックは叫び、リボルバー拳銃を炸裂させます。


マギーやベスも泣きながら銃を撃ちまくりはじめます。

ベ『父さん!!!!!』


カールとダリルたちも銃を撃ちまくり、ガヴァナーのグループとの
銃撃戦が始まります。

リックは横になったバスに隠れます。


ミショーンはロープで縛られたまま転がり、逃げ出そうとします。

ハーシェルは首の3分の2が切れているのにも関わらず、
必死に動いていました。

ミショーンは車のナンバープレートの端でロープを切ります。
そして駆けつけた敵を踏み飛ばします。

ハーシェルのもとにガヴァナーがやってきて、完全に首を切り落とします。
ハーシェルの返り血を浴びるガヴァナー。

タラは銃を置き、戦いに参加することを拒みます。
ミッチに武器を取るよう言われますが、応じないタラ。

リリーはガヴァナーのもとへ、噛まれて亡くなったミーガンを連れて来ます。
受け取ったガヴァナーは、ウォーカー化する前にミーガンの頭を銃で撃ち抜きます。

タラはアリーシャに諭されます。

タ『ヤツは人間の首を刀で切り落としたのよ!?』

ア『もう引き返すことは出来ないわ。』

ガヴァナーは部下に指示を出します。

ガ『戦車でフェンスを倒すんだ。仲間の車を迎え入れろ。皆殺しだ!』

(この『皆殺しだ!』は、原作コミックでも有名なガヴァナーの名台詞です。)

泣きながら銃を撃ちまくるベスとマギー。

戦車はいとも簡単にフェンスを倒し、ガヴァナーの部下が車で入ってきます。
リックたちは陰に隠れながら迎え撃ちます。

ガヴァナーの部下たちは次々に撃ち殺されていき、リックたちは
リロードしながら撃ちまくります。

タイリース、サシャ、ボブも迎撃します。

戦車が刑務所の独房棟の壁を撃ち抜き、壁が崩れてきます。

ガヴァナーは、横になったバスに隠れて、銃撃をしのぎます。

マギーは銃をベスに渡します。

マ『みんなをバスに退避させて。私のことを待たなくていいから行って。』

しかし反対するベス。押し切ってグレンの元へ向かうマギー。

リックはバスの影から飛び出てきて、ガヴァナーに襲いかかります。
そして馬乗りになり、ガヴァナーをタコ殴りにします。

中ではマギーがグレンを迎えに行きます。
戦車砲が壁を粉砕しますが、ギリギリで避けるグレンたち。

リックとガヴァナーは引き続き殴り合っています。

バスにどうにかグレンを連れて行ったマギー。
しかしバスの中にベスはいません。

マ『ベスはどこ!?すぐ戻ってくるわ!』

そう言ってグレンを残し去るマギー。

アサルトライフルで迎撃するダリル。
後ろからウォーカーが迫ります。

リックとガヴァナーの殴り合いは、一進一退でしたが、
遂にガヴァナーが優勢になり、リックは馬乗りになられて
タコ殴りにされます。

無事ナイフで助かったダリルは、ウォーカーの死体を盾にして進み、
手榴弾を投げます。

ボブとサシャが迎撃中のところにマギーが到着。
ベスを見なかったか聞きます。

そしてボブが肩を撃たれてしまいます。
しかしカスリ傷のようです。

するとバスが去っていってしまいます。

独り残ったタイリースは、アリーシャともう1人に詰め寄られます。
菜園に倒れ込み、追い詰められるタイリース。

しかしアリーシャの横にいた男性が銃撃で倒れます。
びっくりしたアリーシャも、頭を撃ち抜かれます。

2人を撃ったのは、子供達と一緒に来て、銃を構えたリジーとミカでした。
起き上がったタイリース。周りからはウォーカーが迫っています。

タ『ここから出よう。』

しかし去っていくリジーとミカ。

タ『おい待つんだ!』

ガヴァナーにタコ殴りにされ、血だらけのリック。
首を絞められます。

しかしその時、刀がガヴァナーの胸を貫きます。
ミショーンが戻ってきたのです。

苦しそうに立ち上がるリックは、

リ『カール・・・カールはどこだ!?』

手を貸すミショーン。
胸を刺されて血だらけのガヴァナーを見つめるミショーン。
しかしとどめは刺さずに去ります。

ウォーカーを倒しながら、戦車の大砲の中に手榴弾を入れるダリル。

ミッチが出てきます。爆発する操縦席。

命からがら出てきたミッチに、クロスボウを向けるダリル。

手を上げるミッチ。

しかしダリルは、クロスボウをミッチの胸に刺します。
倒れるミッチ。

そこにベスが合流します。
2人で子供たちを探しにいきます。

独り、よろけながらもカールを呼び続けるリック。

ウォーカーが迫りますが、ショットガンでカールが倒します。
駆け寄るカール。抱きしめるリック。

リ『ジュディスは?どこだ?』

カ『わからない。』

そしてチャイルドシートを見つける2人。
しかし中は空っぽです。シートには血の染みがついています。

むせび泣くリックとカール。

こっちに来るウォーカーをショットガンで撃つカール。
弾が無くなっても打ち続けるカール。
止めるリック。泣き崩れるカール。


リ『振り返らずに歩き続けるんだ。』

お互いを抱きかかえ、歩いていくリックとカール。

まだ息があるガヴァナーのもとに、リリーが銃を持ってやってきます。



そしてガヴァナーの頭を、ガヴァナー自身の銃で撃ち抜くリリー。


ミーガンが作った、アイパッチをしたチェスのキングの駒を、
ウォーカーが踏んでいきます。


そして刑務所に入ってきたウォーカーの中には、
森からたどりついたであろう、ウォーカー化したクララが。

エンディング。

(今回、リックがガヴァナーを説得しようとして言った言葉
『俺たちは、自分たちがやったことから立ち直るのに、決してまだ
遅くはない。』は、シーズン4第1話でリックが森で出会った女性、
クララが言った『決して立ち直ることができないわ。』からの返答です。
そしてラストに皮肉にも刑務所にウォーカー化してたどり着いたクララ。
シーズン4の前半8話は、ゾンビアポカリプス世界で起きたこと、
自分がしたことから、立ち直ることが出来るかどうかがテーマだと言えます。)

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