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【芸能・社会】

岡田官兵衛の乗馬 台本に加えた 来年のNHK大河初回完成試写会

2013年12月11日 紙面から

 来年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」(1月5日スタート、日曜午後8時、初回は60分拡大版)の初回完成試写会が10日、東京・渋谷のNHKで開かれ、主演の岡田准一(33)らが会見した。

 秀吉の天下統一を演出した天才軍師黒田官兵衛の生涯を描く。初回は、官兵衛45歳、秀吉の天下取りの最終局面となった小田原城攻めのシーンから始まり、さかのぼって幼少期を描いた後、元服した16歳の官兵衛が登場する。幼少期(幼名万吉)を演じるのは若山耀人(きらと、10)。

 岡田は、「1話から5話くらいで、たくさんの人の死や命の在り方を見て、命を大切にするという官兵衛の核が築かれていくので、素直に大切に演じたい」と改めて意気込みを語った。16歳の官兵衛については、「初々しさを出さなきゃいけないので一番難しかった。さすがにそうは見えないだろうなというのも多少あるので、目をつぶっていただけると、うれしい」と苦笑。

 官兵衛の父・職隆役の柴田恭兵(62)は「万吉はかわいいし、岡田官兵衛は格好良かったし、ワクワク感のある大河ができた」と手応えを感じ、「1話でヒットを打って、次から岡田くんがホームランを打ってくれます」と成功を予言した。一方、若山は「とても緊張しましたが、柴田さんや岡田さんにやさしくしていただきました」と笑顔。若山は後に勘兵衛の嫡男役で再登場する。

 今作の官兵衛の特徴はアクティブさ。冒頭、官兵衛は馬で小田原城に駆けつける。中村高志チーフプロデューサーによると、台本にはなかったが、岡田の乗馬のうまさを生かすために加えたという。「2話以降はアクティブさ、格好良さが全開。その一方で、母の死、悲恋など情感あふれて、男が見ても泣いてしまうくらい熱い官兵衛になっている」と岡田に全幅の信頼を寄せた。

◆生田斗真が高山右近役

 新キャストも発表され、俳優の生田斗真(29)が、官兵衛をキリスト教に導いたキリシタン大名・高山右近役に決まった。

 生田は大河ドラマ初出演。高山右近は武人としても茶人としても一流の人物で、中村高志チーフプロデューサーは「(高山右近は)知性ある信義を貫いた人物で、生田さんにふさわしい」と起用の理由を説明。毎週登場する役ではないが、物語の要所で鮮烈な印象を残すことになるという。

 

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