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- 2013年12月10日 13:08
通話圏内を知らずにPHSを携行する作業責任者と、汚染水の危険性を知らない作業員たち〜福島第一原発のいま
写真:東京電力 13年10月9日午前9時35分に福島第一原発の汚染水から放射性物質を除去する除染装置の配管取り替え作業中、誤った配管を取り外したため高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む汚染水が11トン漏洩した事故の報告書が、12月6日に公表された。報告書から、福島第一原発の作業員の質が低下している懸念が強まったほか、作業の進め方にも問題があることが改めて明確になった。