日本維新の会の東国原英夫衆院議員(56)=比例近畿=が議員辞職と離党の意向を漏らしていることが10日、分かった。2015年1月に任期満了となる宮崎県知事選か、徳洲会問題で揺れる猪瀬直樹知事が辞職した場合に行われる東京都知事選への出馬が浮上している。
国会議員団役員の1人は取材に「東国原氏が先月末ごろから元気がなく『離党し、議員を辞めたい』と話すので、励ましていた。理由は全く分からない」と語った。
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は10日夜、東国原氏と大阪市内で会談した。会談の内容は明らかになっていない。幹事長の松井一郎大阪府知事は堺市で「(東国原氏より)『いろいろなことを考えている。悩んでいる』との話があった」と説明した。
(紙面から)