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以前投稿していた『艦魂年代史 恋する乙女は大艦巨砲主義』のあまりの誤字脱字の多さ、長ったらしくて読みづらいというご指摘を受け、読者の皆様に読みやすい作品をと思い、修正させていただきました。
2008年バージョン、どうかよろしくお願いします。
序章 艦魂
 艦魂かんこん――それは文字通り艦の魂の事である。
 今から約六〇年前。日本は壮絶な大戦争――太平洋戦争に突入していた。その主役を担っていた大日本帝国海軍が世界に誇る最強艦隊――それが連合艦隊だった。
 明治維新以来日清戦争、日露戦争とを勝利に導き、日本を一躍世界三大海軍国にまでのし上げた欧米が恐れる東洋の虎。それが日本海軍。
 艦隊決戦なら無敵とも謳われた日本海軍はイギリス、アメリカと並び世界海軍の頂点に君臨していた。
 ――その大小艦艇全てに艦魂は宿っていた。それは戦艦はもちろん、空母、巡洋艦、軍艦ではない駆逐艦や潜水艦、輸送艦に水雷艇など各小型艇にも存在している。
 そして、そのどれにもいくつかのある共通点があった。
 一つ、どんな艦艇でも艦魂は必ず宿る。
 一つ、その姿は霊感の強い者、または艦魂の精神波長に似ている波長を持つ者だけにしか見えない。
 そして、それは全て若い女の姿をしている。
 一般船なら航海安全の守り神として、軍用艦なら敵国軍艦を打ち砕く勝利の女神として、船乗り達の伝説として今も語り継がれている。

 これは、そんな艦魂達と一人の少年が繰り広げる、三年八ヵ月にも及んだ壮絶な太平洋戦争を生き抜いた、愛と勇気の物語である・・・
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