[オーストラリア・シドニー 3日 AP] オーストラリア北西部キンバリー地区を流れるマーガレット川河畔に設置された監視カメラがウミワシに盗まれ、モーションセンサーが作動して、ウミワシが110キロも飛ぶ間の映像が記録されるというハプニングが起きた。
このカメラは、クロコダイルの生態を記録するために野生動物レンジャーによって設置されたもの。長さは10~15センチ、幅は5センチほど。
当初は、水中に落ちたものと考えられていたが、110キロほど離れたメアリー川で発見され、録画映像を確認したところ、“犯人”が判明した。
2日に公開された映像には、羽ばたくウミワシの翼が写っている。その後、ワシはカメラの前でポーズを取ったり、くちばしでレンズをつついたりしていた。
レンジャーは今後は、監視カメラをボルトで固定することを検討中だ。
[日本語訳:鈴木満彦]