beacon

功労選手賞受賞のゴン中山氏「W杯、狙っています」

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
 Jリーグは10日、横浜アリーナで「2013 Jリーグアウォーズ」を開催した。功労選手賞は中山雅史氏(札幌)、土肥洋一氏(東京V)、服部公太氏(岡山)の3名が受賞した(※( )は最終所属クラブ)。

 土肥氏は「ここに立っていられるのも今まで支えてきてくれたスタッフ、チームメイト、サポーターのおかげです。そして、こういう体に産んでくれた親に感謝したいと思います。今後は指導者として、いい選手を育て、この場に一人でも多くの選手を運んでこれたらと思います」と挨拶。服部氏も「一人の人間として、選手として、成長させてくれたサンフレッチェ広島、ファジアーノ岡山のスタッフ、関係者の皆様に感謝しています。そして、毎日のようにサポートしてくれる家族、その中でも妻には感謝しています」と感謝の言葉を述べた。

 02年のベストイレブン選出以来のJリーグアウォーズでの受賞となった中山氏は「約10年ぶりにこの舞台に立たせてもらえて、世界遺産になった富士山をモチーフに頭を固めてきました」と会場の笑いを誘うと、「自分自身、まだまだ功労し足りないと思っています。チャンスがあれば、またあの舞台へという情熱もあります。そこを退いたときには、また功労賞をいただけるのでしょうか」とコメント。まだ現役引退という言葉は使っていない中山氏は「来年はW杯があります。僕も狙っています。でも、所属チームがないんです。なのでこれから決めたいと思います」と、中山節のスピーチで会場を盛り上げていた。

(取材・文 西山紘平)