特定秘密保護法

〈太陽のまちから〉特定秘密保護法　弾丸列車は止まらないのか

＜特定秘密保護法案で終わるわけではない。年末年始をはさんで始まる通常国会には、過去３回廃案となった「共謀罪創設」や、集団的自衛権の憲法解釈変更に道をひらく、「国家安全保障法」等の国会提出がささやかれて…(2013/12/10)

2013年の経済倫理地図　あなたはなに主義？の政党分析　橋本努

この問題は、最近衆議院で可決された「特定秘密保護法」とも関連しています。国家の特定秘密が保護されると、その話題に関する内部告発ができなくなります。企業における内部告発の意義を認める政党は、おそらくこの…(2013/12/10)

鳩山元首相、龍馬へ手紙　秘密法への懸念記す

【竹山栄太郎】県立坂本龍馬記念館（高知市）で来館者が龍馬に宛てて手紙を書く「拝啓龍馬殿」のコーナーに、鳩山由紀夫元首相が特定秘密保護法が成立した後の日本を懸念する手紙を寄せた。手紙は、法案が国会で審議…(2013/12/10)

（どうする　秘密法）時代錯誤の「富国強兵」　浜矩子さん

■同志社大大学院教授・浜矩子（のりこ）さん 安倍政権は、経済政策のアベノミクスが「富国」を、今回の特定秘密保護法や、国家安全保障会議（日本版ＮＳＣ）が「強兵」を担い、明治時代の「富国強兵」を目指してい…(2013/12/10)

首相熱弁、言葉だけ　秘密法の必要性前面　「反省」国民の批判意識

法案概要の発表から、わずか３カ月で成立させた特定秘密保護法への国民の不安を打ち消す狙いから、安倍晋三首相は９日、記者会見に臨んだ。同法の必要性に熱弁をふるい、「生活が脅かされることは断じてありえない」…(2013/12/10)

首相会見、根拠示さず　秘密法「説明不足、反省」

安倍晋三首相は９日夕、臨時国会の閉会を受けて首相官邸で記者会見し、特定秘密保護法成立が拙速だとの批判に対し「私自身がもっともっと丁寧に時間をとって説明すべきだったと反省している。今後とも国民の懸念を払…(2013/12/10)

みんな、１４人離党届　江田氏、野党再編に意欲

一方、渡辺代表は９日に会見し、「（江田氏は）党内議論に全く参加せず、（特定秘密保護法の）本会議で造反し、揚げ句の果てに離党するのは本当に不可解だ」と批判。１０日に江田氏らの離党届の扱いを協議するが、比…(2013/12/10)

世論、読み違えていないか　担当記者はこう見た　秘密法、首相会見

安倍晋三首相が９日、特定秘密保護法の意義を国民に直接訴えた。首相が官邸で会見したのは１０月１日以来。「私自身がもっと丁寧に時間をとって説明すべきだったと反省している」と語ったが、いかにも遅い。 国会審…(2013/12/10)

＜お知らせ＞Ｊｏｕｒｎａｌｉｓｍ　１２月号、１０日発売

外岡秀俊「秘密保全の法律がいかになし崩しに濫用され歯止めを失ったか」、東京新聞・中日新聞論説委員・桐山桂一「戦前を取り戻そうとするのか 法案はやがて牙をむく」、首相補佐官・礒崎陽輔「特定秘密保護法案は…(2013/12/10)

防衛産業にも身上調査　防衛省、飲酒や交友関係

防衛省が、自衛隊装備品の製造を請け負う防衛産業の従業員に対して、特定秘密保護法の「適性評価」とほぼ同じような身元調査を行っていたことがわかった。２親等以内の家族全員の名前や勤務先や交友のある外国人の国…(2013/12/10)

狭量な政治ここにも　担当記者はこう見た　みんな、１４人離党届

反対論の強かった特定秘密保護法への「賛成」をトップダウンで決める。こうした渡辺氏の手法は「突破力」を生む一方、党内をむしばみ、崩壊を招いた。 包容力を失っているのは安倍政権も同じだ。特定秘密法は多くの…(2013/12/10)

（声）安倍さん、声を聞いて下さい

たくさんの警察車両が並ぶ中、私は特定秘密保護法案のデモに参加するため国会正門前をめざして歩いた。しかし、その声も届かず、ついに特定秘密保護法は成立してしまった。 「ファシスト消えろ」「独裁政権つぶせ」…(2013/12/10)

新聞労連、秘密法廃止へ声明

日本新聞労働組合連合（新聞労連）は９日、特定秘密保護法案が十分な審議もなく強引に可決されたとして安倍政権と与党に抗議し、「本日から法の廃止を求める運動に取り組む」とする声明を発表した。日本出版労働組合…(2013/12/10)

江田氏の会見要旨　みんな、１４人離党届

特定秘密法で我が党がぶれ続けたと評されるのも渡辺（喜美）代表が安倍（晋三）首相と密室で手を握り、賛成ありきの修正協議を進めたからだ。もはやこの党に将来はない。 脱官僚、地域主権、将来の原発ゼロ、増税よ…(2013/12/10)

（声）「秘密保護法の日」記憶に刻む

主婦 山田宏子（神奈川県 ７４） ６日、特定秘密保護法が成立した。秘密の範囲があいまいでチェックの仕組みも不十分である。公務員だけでなく民間人も厳罰の恐れがあるなど多くの疑問を抱えたまま、与党のみの賛…(2013/12/10)

みんな分裂、再編の足音　離党１４人、渡辺氏の言動批判　秘密法巡る協議

亀裂にとどめを刺したのが特定秘密保護法を巡る対応だった。多数を誇る「１強」の自民党に対して、「多弱」の野党が大同団結できるのか――。野党再編の序曲が鳴り始めた。▼１面参照 「みんなの党は政界再編を原点…(2013/12/10)

安倍首相の会見要旨

【特定秘密保護法】 国民の生命と財産を守るためには国家安全保障会議とあわせて一刻も早く制定することが必要だった。審議過程では秘密が際限なく広がるといった懸念の声などもあったが、そのようなことは断じてあ…(2013/12/10)

（ＷＥＢＲＯＮＺＡから）民主主義は国会の外にも

特定秘密保護法が成立した。「ＷＥＢＲＯＮＺＡ」でも問題点や危険性の指摘が続いたが、高千穂大学准教授の五野井郁夫氏による「自民・石破茂幹事長の『デモ』＝『テロ』発言の危うさ――民主主義は国会の外にもある…(2013/12/10)

（声）秘密の妥当性、国会で判断を

その対抗措置に関する物的、人的、戦略的情報が特定秘密（国家機密）で政府がその保全を図ろうとするのは原則として認める、というところからメディアの批判は出発すべきだ。 論点は、安全保障上の必要性と、国民の…(2013/12/10)

（声）今、無力感に陥ってはならぬ

作家 森村誠一（東京都 ８０） 国民の全国的な反対の声に耳をかさず、特定秘密保護法の強行採決に無力感に陥った人は多いでしょう。前政権に失望した国民は、現政権に一票を投じたことを後悔していると思います。…(2013/12/10)