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上関原発埋め立て免許訴訟・県側争う姿勢
2013年12月10日 18:50上関原発建設に向けた海の埋め立て免許を巡る裁判です。免許延長の判断を先送りしたのは違法として、住民らが県に損害賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が山口地裁で開かれ、県側は全面的に争う姿勢を示しました。訴えを起こしているのは「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の代表など45人です。訴えによりますと中国電力は上関原発建設に必要な海の埋め立て免許の有効期限を延ばすよう県に求めました。これに対し県は判断の目安を過ぎたうえで、1年程度を期限とした補足説明を中国電力に求めたため、結果として延長についての判断が先送りされました。住民らは「目安を過ぎても判断を示さなかったのは違法」とし、判断の遅れで発生した職員の人件費など10万円の損害賠償を支払うことなどを求めています。きょうの第1回口頭弁論で県側は「住民訴訟の対象ではない」として却下を求め、争う姿勢を示しました。判断先送りをめぐって原告側は今年6月に住民監査請求をしましたが棄却されたため、住民訴訟を起こしたものです。
児童生徒のいじめ件数1.5倍に
2013年12月10日 18:50昨年度、県内の小中高校で起きたいじめは771件でした。前の年の1.5倍となりました。文部科学省が今年8月、県内535の公立小中高校と、特別支援学校で調査を行いました。その結果、いじめの認知件数は前の年よりも273件、54.8%増えて771件でした。最も多かったのは中学校の399件で、次いで小学校の255件となっています。いじめにはパソコンや携帯電話などでのひぼう中傷などが27件ありました。また暴力行為は前の年よりも56件多い640件で、そのうち525件は中学校で発生しています。
山口・中学生が足湯清掃
2013年12月10日 18:50山口市湯田温泉の名物となっている足湯を地元の中学生らがきれいにしました。清掃活動をしたのは山口市の湯田中学校の全校生徒327人です。夏と冬の年2回、地元への奉仕活動として行っています。今回の清掃活動はおよそ2週間かけて計画を立てたいうことです。生徒らはたわしなどを手に浴槽や足湯のそばに設置された白狐の像などをきれいにしていきました。
下関・クリスマスカラーの海の生き物を展示
2013年12月10日 18:50クリスマスカラーの海の生き物を集めたユニークな展示が、下関市の水族館で行われています。赤と白の模様がサンタクロースを連想させるエビ。下関市の海響館で展示され、来館者の目を楽しませています。トナカイを思わせる角が特徴的なのは、ハコフグの仲間「コンゴウフグ」です。こちらのエビは真っ赤な体から白い足が伸び、「ホワイトソックス」という名前がついています。ふだんはサンゴなどがある暖かい海に生息していて、赤や黄色の体は逆に目立たないのだそうです。今月25日のクリスマスまで展示されます。