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旅でござんす

リュック一つで世界旅行に挑戦している旅人の近況を紹介します。彼らだからこそ語れる旅の知恵や工夫、行く先々で出会った感動とだいご味が満載です。

3ガガヘッズ

3ガガヘッズの旅日記
3人組のコメディーパフォーマンスグループ。10月15日から1か月半の予定で、「勝手にワールドツアー」と題してインド各地を巡ります。これまでにアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアの国々で芸を披露しています。

2013年11月29日(金)

現在の国:インド 

バンガロールから、一路西に向かって今度はプネという町に移動です。プネは、インドの中でも日本語教育が盛んで日本語をしゃべれるインドの方がたくさんいることにびっくりしました。日本企業の会社や工場にパフォーマンスをしにうかがったときもていねいな日本語をしゃべるインドの方がいますし、大学に行き日本語を勉強している学生にパフォーマンスを見せた後も日本語で質問ぜめに合い、僕たちがとまどうぐらいでした。みんな日本に興味があるらしく、文化などもよく知っていて、ある意味日本人より日本人らしいなんて思ってしまいました。また、プネ日本人会の皆さんにも大変お世話になり忘年会の場所をかりてパフォーマンスをさせていただきました。次は、最後の都市ムンバイです。これで僕たちのインドの旅は終わりになります。心なし、さみしさを感じながらムンバイに向かいます 。

とうとう来ました。僕たち3ガガヘッズのインドの旅、最後の都市ムンバイです。ボリウッド映画発祥の地、海に囲まれ、所々に歴史を感じさせる建物があるムンバイ。やはり大都市の感じはいなめません。観光に来ている欧米の方もよく目にします。そんなムンバイで、唯一パフォーマンスをやらせていただいたのが、ムンバイ日本人学校でした。子どもたちはみんな、全身をふるわせて楽しんでくれて、保護者の皆さんもいっしょになって笑ってくれました。最後に校長先生がひと言、「子どもたちはね、ずいぶん前から3ガガヘッズさんが来るのを楽しみにしていたんですよ。あんなに喜んでいるのを久しぶりに見ました。」って言っていただき、大変うれしかったです。ムンバイの滞在期間は3日と言う、短い間ではありましたがとても充実した日々を過ごせました。今回の3ガガヘッズのインドの旅は、これで終わりです。1か月半という、長いようで短い、短いようで長かったこの旅もとても内容が濃く充実した1か月半となりました。それでも、インドはまだまだ魅力がいっぱいで奥が深い!もっといろいろなことがあると思います。また来たい。本当にそう思います。最後にインド各地でお世話になった方々、本当にありがとうございました。特に各都市の日本人の皆さん、感謝しきれないぐらいお世話になりっぱなしで、本当に助かりました。ありがとうございます。皆さんの期待にもっとこたえられるよう3ガガヘッズはもっともっとがんばります。

2013年11月24日(日)

現在の国:インド 

チェンナイからバンガロールまで、バスで10時間。スムーズにくれば、もっと早く着くのでしょうが、バンガロール市内に入ると、渋滞でバスがなかなか動かず、こんなにも時間がかかってしまいました。それでも、バスのシートはリクライニングで倒すことはできるし、クーラーは寒いくらい効いています。人もあまり乗っていなかったので、自由に席も移動できて快適でした。バンガロールでは、インドの子どもたちにパフォーマンスを見せる機会が多く、幼稚園や学校で、ある学校では1200人の前でパフォーマンスを披露しました。子どもたちは、みんな純粋で素直な反応を見せてくれます。特にバンガロールの子どもたちは、明るく楽しそうで、拍手も大きく歓声まであげてくれます。終わったあとも僕たちの名前を呼んで、帰り際までずっと手を振っていてくれました。みんな、ありがとう。またいつか必ず来るね。

2013年11月16日(土)

現在の国:インド 

インドも南の方に来ると北の方とは雰囲気が全然違います。人々はのんびりしているし、明るいし、また言葉も違います。あらためて、インドという国の広さにびっくりさせられました。チェンナイには、日本の方々がたくさんいて僕たちも随分お世話になりました。そんなこともあって、パフォーマンスはチェンナイ滞在の日本人の方々に見せる機会も多く、皆さん、盛り上がってくれてアンコールの声もいただきました。また、ローカルの学校では日本語を勉強している生徒さんがパフォーマンスのお返しに日本の歌とコントを日本語で披露してくれました。一週間の間、ほぼ毎日2ステージをさせていただく機会を作ってくれた日本人会の皆さんの熱い思いにただただ感謝であります。次の都市はバンガロールです。インドに入って初めてのバス移動です。僕たちの旅にはいつもバス移動がつきものですが、はたしてインドのバスはどんなバスなんでしょう。今から楽しみです。

2013年11月8日(金)

現在の国:インド 

このインドの旅でもコルカタには長く滞在させていただきました。その間に多くのパフォーマンスをやる機会をいただき、日本人会の皆さんには本当にお世話になりました。孤児院でのパフォーマンスでは、お礼に子どもたちのインド舞踊やヨガのお返しパフォーマンスを披露していただき、レベルの高さに驚きました。また僕たちのパフォーマンスを見て、おもしろいと思ったら大笑いをして手をたたき、初めて見るようなパフォーマンスには目を丸くして驚いています。その純粋な反応に感動すらおぼえました。また、日本企業の工場やオフィスでのパフォーマンスでは、大人たちが同じように純粋な反応をしてくれます。「インドの人たちって、いくつになっても、純粋なんだなあ」と思いました。11月4日には、長かったコルカタを去り、次の都市チェンナイに移動です。さすがに距離があるので、飛行機移動になりますが、また新たな言語、タミー ル語をおぼえなくてはいけません。南の方に住むインドの方々は、また違う反応を見せてくれるのではないでしょうか。

2013年11月1日(金)

現在の国:インド 

ヒンドゥー教の聖地バラナシでは朝日の昇るガンジス川を舟の上から見、沐浴(もくよく) も体験しました。また、子どもたちの集まるフリースクールで、パフォーマンスをさせてもらい、子どもたちとふれあうこともできました。5日間と言う短い間でしたが、とても充実した日々を過ごせたと思います。そして10月26日、インド3つ目の都市コルカタに移動です。またも電車移動です。もちろん3段ベッドです。もう慣れたもんです。12時間電車に揺られ、第3の都市コルカタに着きました。コルカタでは、日本人会の皆さんの協力で、日本企業の工場や、社宅、孤児院などでパフォーマンスをする機会をたくさん作っていただいています。地元のインドの方々が、どんな反応を見せてくれるか、これまた楽しみです。そうそう、コルカタでは、言葉がヒンドゥー語からベンガル語に変わるということで、また新たなあいさつや、お礼の言葉をおぼえなければなりません。なかなか大変ですが、これも地元の人に楽しんでいただくためのことですから、がんばらねば。

2013年10月25日(金)

現在の国:インド 

デリーから、車で1時間くらいのところにある都市、グルガオンのショッピングモールで、2回パフォーマンスを行い、デリーのメイン・バザールでは、路上パフォーマンスもやりました。インドの人々の反応もまずまずと言った所でしょうか、顔は笑っているのですが、内容があまりわかってない感じ、これから先では、少しずつインドの人に、わかりやすくして行こうと思います。さて、10月23日デリーから次の都市バラナシに移動です。電車で移動する事に決めました。ニューデリー駅から電車に乗りこむと、3段ベッドだと聞いていたのに2段しかありません。よく見ると、真ん中のベッドは組み立て式になっていて自分たちで作るようです。ちょっと固めのベッドに3人たてに列んで、14時間の電車の旅、たびたび売りに来るチャイや、コーヒー、バーガーなんかは、とても良いにおいがします。さて、次のバラナシは、どんな所でしょう?そんなことを思いながら、ぐっすりと寝たのでした。

2013年10月18日(金)

現在の国:インド 

僕たち、3ガガヘッズにとって、18か国目の国インドに15日出発しました。日本の航空会社の飛行機で首都デリーに直行です。ああ、格安航空券を駆使して旅に出る僕たちにしては、珍しくトランジットのない飛行機の旅。何て快適なんでしょう!さて、そんなことを思っているうちにデリーに着きました。着いた時間は深夜の1時、その時間に何とかタクシーを捕まえ、予約していたホテルに向かったのですが、ビックリすることにホテル近辺の道路が閉鎖されているではありませんか。タクシーの運転手さんに聞くと、今日はムスリムのお祭りで、夜中にホテルがある地区には入れないということだそうです。ああ、いきなり出鼻をくじかれてしまった。仕方なく別のホテルを探し、飛び込みで郊外のホテルに泊まることにしました。はたして今回のインドの旅、1か月半はどうなることやら、お楽しみに。