アイカツ!アニメ twitter公式アカウントの私物化行為について
ツイッターに、アイカツ!公式アカウントがある事は、皆さんよくご存知かと思います。
DCDや製品案内などの総合アカウントと、アニメ公式アカウントの、主に2つが存在します。
このうちアイカツ!アニメ twitter公式アカウントにおいて、
今年の春頃から、一部の担当者による私物化行為が多数、確認されております。
■私物化とその問題点
概要は、本編中で本来存在し得ない内容のセリフをアニメ登場人物たちに連続して発言させ、アニメ本編から逸脱した状況を架空に演出する、というものです。
これらは いわゆる二次創作の一種であり、ネットスラングでSS(ショートストーリー)と呼ばれています。
アニメ公式アカウントをご覧頂けると一目瞭然なのですが、もはや昨今の公式のタイムラインは、担当者の私的なツイートとアニメの公的なツイート(製品・ショップ情報など)が混在した状況に陥っており、アニメ関連製品やイベント関連情報を非常に確認しづらいという、閲覧者に対する障害が発生しています。
ここ数ヶ月だけのタイムラインを見ても、イベント情報やDVD発売情報が、
大量の私的なツイートで完全に埋もれてしまっています。非常に大きな問題です。
■どう問題なのか?
キャラクターにしゃべらせるくらいでおおげさな…と思われるかも知れません。
しかし担当者の私的なツイートには、明確な不当性が2つあります。
一つは、アニメ本編とそのキャラクター性を破壊していること。
もう一つは、粗悪な2次創作行為を公式アカウントで行っていることです。
別にキャラクターに何かを言わせること自体は良いと思うんですよ。
例えば、、
いちごちゃん「今度アニメの音楽CDが発売されるよ!よろしくね!」
…みたいな発言がツイートされたとしても、さほど違和感はありません。
このウソのセリフが、いちごちゃんの普段の発言から逸脱していないからです。
そしてここには、キャラクターを通じて親しみを持たせる目的・意図がハッキリとあります。
しかしアニメ公式アカウントを確認する限り、そういったグッズのアピールとは意図が違います。アニメ登場人物を利用し、彼女たちがおよそ発言しないであろうセリフの展開に終始しているのです。(とりあえず読んで頂ければ、「あー、こういうノリか…」とすぐわかると思います)
担当者の俗悪的な感性が随所で異臭を放っており、このひと本当にアイカツ見た事あるのか?と不思議になってしまう内容です。
まぁ要するに自己満足ですね。会話を通じて何か伝わる事もありません。
ツイートの意図・目的が公的なものではないからです。
公的情報発信でなく、担当者固有の粗悪な欲求を満たすためのつぶやき…
これは言うまでもなく、公式アカウントの悪用にあたります。
これが個人のツイートならどうでも良いことなのですが、公式ゆえ戸惑いを呼ぶわけです。
これら暴走行為を、脚本家やシリーズ構成者は黙認しているのでしょうか?
キャラクター性って、作品の魅力を左右する生命線の一つだと思うんです。
たとえばディズニーなどは、動作やセリフから設定まで、どんなライセンス製品も徹底的に監修し、キャラクター性を守っています。外部業者が関わる場合、基準が無いとキャラが崩壊するためです。
まだ国外展開していないアイカツ!にそこまでやれとは言いませんが、
少なくとも公式アカウントくらいはきちんと管理してくれないと、心配になります。
この一年で、ようやくコンテンツとキャラクターが育ってきました。
制作首脳陣・作画関係者さん・声優さん・音監さん、DCD開発スタッフの方々…
彼らの苦心と努力を、公式アカウントの心ない発言で、ぶち壊さないで頂きたい。
また先述の通り、製品発売などの公的情報が埋もれてしまう事は、ユーザーにとってだけでなく、単純にメーカー側にとって営業的な不利益と思うのですが、いいんでしょうか?
■ではどうするべきか?
私は別に、担当者のプライベートな性質をどうしようとも思わないし、何の興味もありません。
反省しろだとか更正しろだとか、賠償を請求するなどと言っているのでもありません。
単純に、その者が立場を悪用して、アニメ公式アカウントを不当に荒らさなければ良いのです。
ですから警告します。
私的なツイートは、別アカウントでおやりなさい。
別名でアカウントを作るくらい大した手間ではないし、1円もかからないじゃないですか。
間違いなく関係者の誰も反対しないと思いますよ。
そうすれば我々ユーザーは、公的な情報だけを確認する事ができます。
担当者は、何の後ろめたさもなく、好きな事を好きなだけつぶやける。
販売情報を埋もれさせる事もありません。
ユーザーおよび販売側、対する担当者。
お互いがしあわせになれます。
| アニメ | 2013-10-05 | comments:13 | EDIT | TOP↑
淡々と新製品の告知のみをするというのは、一見するとまっとうな広報活動であるように思えるかもしれません。
しかし今の時代、そのような「お役所仕事」的アプローチでは広告効果が十分ではないという考えがあってのことなのではないでしょうか。
広報手段としてTwitterというチャンネルを活用するからには、CMしか流れないテレビのようなことをしていても効果が薄いと私は思います。
| そんなにいけないことでしょうか? | 2013/12/10 12:25 | URL |