BUZZ-〔外為マーケットアイ〕ドル103.34円付近、オプション関連の防戦売りに再び跳ね返される

2013年 12月 10日 16:27 JST
 
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[東京 10日 ロイター] -

<16:25> ドル103.34円付近、オプション関連の防戦売りに再び跳ね返される

ドル/円は103.34円付近。欧州勢の参入本格化で再び上値を試す展開となったが、午前の高値103.40円を上抜けられず伸び悩んでいる。年初来高値103.74円を目前にして、103.40円、103.50円付近ではオプション関連の防戦売りが強まりやすいとされる。 。  「今のユーロ相場は来年の投資計画を映している。ファンド勢はキャシュでユーロを買っているようだ」と上田氏は指摘する。  

<10:30> BUZZ-NZドル/円:来年100円の大台乗せも、個人の買いで 金融政策の違い受け

*NZドルの対円相場は、利回りを求める日本の個人投資家の買いや両国の金融政策の方向性の違いを背景に、100円の大台乗せが間近ではないにしても確率が高まっている。

*国際決済銀行(BIS)の調査によると、日本の個人為替トレーダーによるNZドル/円取引が拡大中。

*バーナンキFRB議長が5月に量的緩和縮小を年内に開始する可能性に言及して以来、個人を含めた日本の投資家によるNZ債券の持ち高解消が進んでいたが、テーパリング時期が近づく中、来年は米経済が世界経済の成長を主導するとの期待から、リスクオン(円売り/高ベータ通貨買い)地合いに転換したもよう。

*ニュージーランドと日本の10年国債の利回り格差は拡大しており、日銀が追加緩和に動く見通しがある中でNZ準備銀は来年上半期に利上げに踏み切ると予想されている。

*長期テクニカル分析も14年の100円台乗せが実行可能なことを示唆。

*BUZZはコメント・分析サービスで、筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*BIS報告は here をご覧下さい。

*チャートは link.reuters.com/vyn35v をご覧下さい。

*NZ債券のグラフは link.reuters.com/syn35v をご覧下さい。

*英文参照番号 (13カ月以内であれば でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

<10:15> BUZZ-来月にも日韓財務対話、韓国紙報道

*韓国の朝鮮日報は9日、韓国政府高官の話として、日韓の財務相が会談する「日韓財務対話」を来年1月に開催することを検討していると伝えた。

*日韓の財務当局が2国間の経済問題などを協議する財務対話は、昨年11月に当時の城島光力財務相が出席して開催して以降、政権交代後は一度も行われていない。

*安倍政権下で日韓の政治的緊張が続いているが、報道によると、同高官は「政治と経済を分け、協力する問題は協力すべきというのが政府の基本姿勢」と述べた。

<10:00> ドル103円前半、安倍内閣の支持率急低下に注意   ドルは103.30円付近。五・十日に当たるこの日、中値にかけてドルは103.40円まで強含んだ。ユーロは一時142.03円付近まで上昇し、5年2カ月ぶり高値をつけたあと、141円後半に小幅反落。両通貨ペアとも底堅く、ドル/円では103円割れに短期筋の押し目買いが並ぶという。   市場では、安倍内閣の支持率が軒並み10%ポイント程度急落していることに注意が必要との声が出ている。   「アベノミクスに対する期待は、足元のメーンテーマではないが、アベノミクスに期待してこれまで積み上げられてきた円売りポジションがあるため、支持率の低下は、アベノミクスが停滞するとの連想を招きやすい」とJPモルガン・チェース銀行のチーフFX/EMストラテジスト棚瀬順哉氏は述べ、「円売りポジションの巻き戻しにつながる可能性もある」との見方を示した。   9日に発表されたNHKの世論調査では「支持」が60%から50%に低下した一方、「不支持」は25%から35%に上昇した。共同通信の世論調査では支持は57.9%から47.6%に低下し、初の50%割れとなった、「不支持」は23%から38%に上昇した。   

<09:58> BUZZ-クロス円堅調、テクニカル面に着目した買い集中

*ユーロが一時142.03円まで上昇し、5年2カ月ぶりユーロ高/円安水準を更新。

*円は他通貨に対しても引き続き弱さが目立ち、英ポンドも169円半ばと5年2カ月ぶり、スイスフランは116円前半と23年ぶり高値を更新。

*NZドルも85円半ばと今年4月の高値に接近しており、上抜ければ08年以来の高値に。

*米量的緩和縮小策導入の後ずれ観測、日銀緩和の長期化観測などがクロス円上昇の背景。

*市場関係者は「チャートを上抜けたことで、理屈よりテクニカル面に着目した買いが集まりやすくなっている。(円が広範に売られるため)ドル/円も最終的には上抜ける公算が高まってきた」(都銀)。

<09:35> BUZZ-豪ドル/円テクニカル分析:シグナルは強気、トレンド形成の判断は時期尚早か

*アジア時間の豪ドルは対円で堅調に始まった後、売りが強まってやや値を下げた。

*主要指標ではないが、豪国内ではナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の11月企業信頼感指数の発表などが予定されている。

*5日、10日、20日移動平均線とボリンジャーバンドはやや上向き。上値めどはボリンジャーバンド上限の94.45円。トレンド形成の判断は時期尚早か。

*過去1カ月余り続いている調整局面が続く見通し。

*前日取引レンジの93.48/94.10円が目先の支持線と抵抗線。

*BUZZはコメント・分析サービスで、筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*チャートは link.reuters.com/vyp35v をご覧下さい。

*英文参照番号 (Full Story)(13カ月以内であれば (Full Story) でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

<09:34> ユーロが142.02円まで上昇し、5年2カ月ぶり高値 ユーロ/円は一時142円を上回り、2008年10月6日以来の高値を付けた。日経平均 が小幅安となるなか、「ユーロは軽いストップを巻き込んで142.02円まで上昇した」(外銀)という。ただ、上昇の勢いは弱いとされる。

<09:22> BUZZ-オプション:ドル/円の大規模バニラオプションがきょう期日

*前日と同様、きょうもドル/円の大規模バニラオプションが満期を迎える。

*きょう期日の大規模オプションの行使価格は102.70、103.10、103.50、105.00円。

*103.50、103.75、104.00円のエキゾチックオプション手前では依然として売りオーダーが厚い。

*ユーロ/ドルでは1.3700、1.3720、1.3750ドルのバニラオプションが、ポンド/ドルは1.6400ドルのオプションが満期に。

*豪ドル/米ドルは0.9125米ドル、ユーロ/豪ドルは1.5000豪ドル、米ドル/カナダドルは1.0600カナダドルのオプション期日。

*BUZZはコメント・分析サービスで、筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*英文参照番号 (13カ月以内であれば でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

<09:15> BUZZ-日ASEANが通貨スワップ拡充へ、関連通貨に買い安心感

*日本政府は東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国と2国間通貨スワップ協定を拡充させる。

*今週末に東京で開かれる特別首脳会議と同時に行われる首脳会談などで、金融協力の強化策として各国と合意する方針。

*対象国はインドネシアとフィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ。

*市場では、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小策を導入した後の資本流出への対応策として評価する声が出ている。

*記事の詳細は でご覧ください。

<09:10> ユーロ141円後半、日経反落でも142円を試すか   

ユーロ/円 は141.84円付近。日経平均 が安く寄り付いたあとさえない値動きとなっているため、若干騰勢が弱まっている。ユーロ/円は海外市場で141.95円まで上昇し、2008年10月6日以来、5年2カ月ぶりの高値を付けた。上昇のけん引役はマクロ系ヘッジファンドだったという。

ユーロ/ドルも6週間ぶり高値まで上昇した。「この時期はユーロ圏投資家によるリパトリのフローも目立っており、対全通貨でのユーロ高に貢献している」(外銀関係者)との指摘も出ていた。

ドルは103.25円付近。海外市場ではクロス円の上昇に支援されて103.35円まで上昇した。この日ユーロ/円が142円に乗せる展開となれば、ドル/円も年初来高値の103.74円をトライする公算が大きいと見られている。   

<08:55> BUZZ-ユーロ/円テクニカル分析:強い上昇トレンド、ユーロへの逆風は終息か

*ユーロは対円で上昇トレンドが加速し、アジア時間でも堅調に推移している。

*5日、10日、20日移動平均線の日足、週足、月足はすべて上昇しており、ボリンジャーバンドも上向き。

*テクニカル的には強い上昇トレンドの形成を示唆しており、2008年10月高値の150.58円までこれといったレジスタンスもない。

*ユーロは2012年の初めから43%上昇しており、ユーロ圏への逆風は収まった可能性が強い。一方で急ピッチの上昇が欧州の口先介入や行動を招きかねない。

*ニュージーランドの取引レンジである141.24/95円が目先の下値支持線と上値抵抗線。

*BUZZはコメント・分析サービスで、筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*チャートは link.reuters.com/kyp35v をご覧下さい。

*英文参照番号 (13カ月以内であれば でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

<08:42> ユーロ1.37ドル前半、メルシュECB理事の発言が話題   ユーロは1.3738ドル付近。海外市場では1.3746ドル付近まで上昇した。1.3750ドルにはユーロ/ドルのオプションがあるとされるが、その手前の防戦売りで上昇が阻まれた。ユーロ/円は141.92円付近で堅調。

  欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は9日、ECBが市場で国債などの資産を買い切ることは可能だが、政治・法律・経済上、多大な問題が生じるとの認識を示した。同発言は「市場で話題を呼び、ユーロの買いやすさにつながった」(外為アナリスト)という。   同理事は、中央銀行は過剰な政策対応というわなに陥ってはならないとも指摘。現在利用可能な政策手段には副作用もあるとの認識を示した。   ECBは先週の理事会で政策金利を据え置いたが、景気の刺激が必要になった場合は、強力な手段が残されていると表明した。一つの手段として量的緩和が考えられるが、「ユーロ圏加盟国のどの国債を買うかを決め、実際に買い入れることは、ECBにとって、経済・法律・政治上、極めて大きな難題になる」と述べた。

<08:35> BUZZ-カナダドル軟調が続く、1.14カナダドル目標の声も

*カナダドルは対米ドルで前週につけた3年半ぶり安値圏で軟調展開が続いている。1米ドル=1.06カナダドル前半。

*カナダで9日に発表された11月住宅着工件数は季節調整済みの年率換算で19万2235件と、市場予想の19.5万件を下回った。

*カナダ銀行(中央銀行)は前週4日の会合で、政策金利を1%に据え置き「望ましくない低インフレリスクが拡大している」として、利上げを示唆する文言を1年半ぶりに声明から削除した。

*ゴールドマンサックスは2014年の推奨トレードのひとつに、米ドル買い/カナダドル売りを提唱。目標値を1.14カナダドルに設定している。

*カナダドル/円は97.10円付近。円は広範に軟化しているが、5月高値の101円台を下回る水準で推移している。

<08:05> BUZZ-ドル/円テクニカル分析:上昇トレンド、オプションが上値限定の可能性

*アジア時間早朝のドルは対円で堅調に始まる。円安トレンドが継続する中、クロス円も全面高の様相。

*オーバーナイトの日経平均先物は上昇。ただ103.10円と103.50円の水準に大規模なオプションがあり、日中取引では上値が限定される可能性も。

*日本の指標発表では主要な物はなく、11月消費動向調査や10─12月法人企業景気予測調査など。

*5日、10日、20日移動平均線は上昇。ボリンジャーバンドとモメンタム指標も右上がり。

*チャートは上昇トレンドの形成を示唆しており、先週つけたトレンド高値の103.38円を試そうとする圧力が強い。

*BUZZはコメント・分析サービスで、筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*チャートは link.reuters.com/pup35v をご覧下さい。

*英文参照番号 (13カ月以内であれば でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

<07:52> BUZZ-株高持続でもドル/円の高値更新は週後半か

*市場関係者が指摘する目先のドル/円の上値めどは、5月22日につけた103.74円。

*5月高値を上抜けると心理的な節目である105円、さらに08年の110円台が視野に入る。

*市場では、今週後半にかけて断続的に期日を迎える103円台半ばのオプションが上値の抑制要因として話題。

*株高で円売り地合いが継続しても戻り売りが出やすいが、下値では買い戻しも入るため「値動きが小幅になりやすい」(外銀)。

*オプションが期日を迎えれば上値の防戦売り圧力が低下するため、円売りの支援材料に。

<07:50> BUZZ-FRBの量的緩和縮小、エコノミスト63人中33人が3月と予想=ロイター調査

*9日のロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)はテーパリング(量的緩和縮小)を3月に開始するとの予想が依然多いが、12月もしくは1月に開始する確率も高まっている。

*調査ではエコノミスト63人中33人が3月開始と回答。

*9人は12月開始を、19人は1月開始を予想。

*エコノミスト予想には大きなばらつき。

*BUZZはコメント・分析サービスで、筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*英文参照番号 (13カ月以内であれば でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

*記事中の短信「BUZZ」は、ロイターが世界展開している為替コメント・分析サービスです。[BUZ]で英語版がご覧いただけます。

<07:45> きょうの予想レンジはドル102.80―103.80円、ユーロ騰勢続けばドル一段高も

ドル/円は103.28円付近、ユーロ/ドルは1.3736ドル付近、ユーロ/円は141.87円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が102.80―103.80円、ユーロ/ドルが1.3680─1.3780ドル、ユーロ/円が141.10―142.40円。

9日終盤のニューヨーク外為市場ではユーロが上昇し、対ドルでは6週間ぶり、対円では5年超ぶりの高値を付けた。

目立った材料もない中、マクロ系ファンドによるユーロ/円のまとまった買いを受け、ユーロは一時141.95円まで上昇した。

この日も株価にらみの取引となりそうだが、「ユーロが142円に乗せる勢いがつけば、ドル/円もじり高となるだろう」(外為アナリスト)という。ドル/円では103.50円にオプション関連の売りがあるとされるが、同水準を抜ければ年初来高値の103.74円を試す流れとなりそうだ。

 

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*統計に基づく世論調査ではありません。