〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陰線」、低水準の商い続く

［東京　１０日　ロイター］ -

〔株式マーケットアイ〕

＜１５：４０＞　日経平均・日足は「小陰線」、低水準の商い続く

日経平均の日足は、短い下ヒゲを伴う「小陰線」となった。前日の高値１万５６５０円２１銭を上抜けず、上値の重さが警戒される。東証１部の売買代金が３営業日連続で２兆円を下回っていることも気がかりだ。市場エネルギーが増加しない限り、１２月３日の直近高値１万５７４９円１５銭を上抜くことは難しいだろう。その場合には再び調整色を強め、５日移動平均線（１万５４２９円３６銭＝１０日）や２５日移動平均線（１万５１５０円３７銭＝同）までの下振れが想定される。

＜１５：１５＞　新興株式市場は続伸、ＩＰＯ銘柄が買われる

新興株式市場は堅調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数がともに続伸した。日経ジャスダック平均は終値で５月２２日以来約７カ月ぶりに２０００円を回復した。「動きの鈍い東証１部の主力株が敬遠され、外部要因に左右されない新興株が人気化している」（大手証券）という。アドウェイズ 、ミクシィ が高く、日本マイクロニクス もしっかり。

前日東証マザーズに新規上場し値付かずとなっていたホットリンク は１０日、公開価格の２．６倍にあたる７１７０円で初値形成、大引けはストップ高まで上昇した。また、きょうマザーズに新規上場したブイキューブ は公開価格を約５２％上回る５０１０円で初値を付け、大引けはストップ高の６０１０円買い気配とＩＰＯ銘柄の上昇が目立った。

＜１４：４８＞　　日経平均は小動き、個人中心の中小型株物色がメイン

日経平均は小動き。１万５６００円近辺でのもみ合いが続いている。ミクシィ やグリー 、ディー・エヌ・エー などゲーム関連株が人気化する一方、主力株の値動きは鈍い。

市場では「個人投資家を中心にゲーム関連など中小型材料株への物色がメインとなっている。ボルカー・ルールの最終案採択が警戒されるうえ、手がかり材料の乏しさが主力株への買い手控えにつながっている」（国内証券）という。

＜１３：１３＞　　日経平均は軟調もみあい、手がかり材料乏しい

日経平均は軟調もみあい、手がかり材料に乏しく１万５６００円付近の動きが続いている。市場では「証券税制変更を控えた個人の売りが上値を抑えているが、来年以降の需給改善期待から売り込む様子も見られず小康状態だ」（準大手証券トレーダー）との声が出ている。

＜１０：５３＞　　日経平均は下げ渋る、先高期待強く押し目買い

日経平均は下げ渋り、１万５６００円付近で推移している。先高期待が強く売り一巡後は押し目買いが入っている。市場では「年末高への期待が強く利益確定売りをこなしている。１３日のメジャーＳＱを控えて先物への仕掛けは警戒されているが、先物のロールオーバーは今のところ順調に進んでいる」（岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏）との声が出ていた。

＜１０：１５＞　　日経平均は弱含み、ボルカー・ルールの最終案採択を警戒

日経平均は弱含み。前日の大幅高の反動などから利益確定売りに押されており、１万５６００円台前半で推移している。海運、証券、保険などが軟調。半面、不動産や鉱業などはしっかり。

市場では「銀行の自己勘定取引を禁止するボルカー・ルールの最終案が採択されることにより、資金の流れが変わる可能性があり、投資家は警戒感を強めている」（国内証券）という。

＜０９：１８＞　　日経平均は反落、前日大幅高の反動で利益確定売り

寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落。前日大幅高の反動で利益確定売りが先行した。日経平均は月初から先物主導で乱高下していることから、短期筋や個人の一部が上値追いに慎重になった。１０日にボルカー・ルールの最終案が公表されるとみられているほか、１３日のメジャーＳＱ（特別清算指数）算出も控え様子見気分が強い。電機、銀行、証券が軟調。半面、不動産、商社はしっかり。

寄り前に発表された１０―１２月期法人企業景気予測調査は、企業の景況感を示す景況判断指数（ＢＳＩ）が、大企業全産業でプラス８．３となり、４期連続で改善した。日銀短観の先行指標でもあるが、市場は目立った反応を示していない。

＜０８：２９＞　　寄り前の板状況、主力輸出株は売り買いきっ抗

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック などの主力輸出株は売り買いきっ抗している。

指数寄与度の大きいファーストリテイリング も売り買いきっ抗。ファナック はやや売り優勢となっている。

大手銀行株は、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ がいずれも売り買いきっ抗している。

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