秘密保護法 ヤフー調査「賛成」45.2%「反対」40.2%
- 2013年12月09日 13時19分
- 提供:アメーバニュース/政治・社会
安部首相が今国会での成立を目指していた秘密保護法は6日夜、自民・公明両党の賛成により可決・成立した。
与党の賛成多数により成立した秘密保護法だが、法案に反対する動きは活発化している。法案成立前から、日本民間放送連盟や日本ペンクラブほか、村上龍、坂本龍一ら文化人有志、大林宣彦、山田洋次、宮﨑駿、吉永小百合ら映画関係者、益川敏英、白川英樹両ノーベル賞受賞者らが反対声明を発表していたが、6日には日本新聞協会が、同法案の成立を受けて、
「民主主義の根幹である『国民の知る権利』が損なわれる恐れがある。その点に関して強い危惧を表明する」
という声明を発表。また、質問の途中に採決に踏み切ったことに対し、自民党の中谷元副幹事長が「誰が見ても一方的だというふうに思いますけれども」と述べるなど、党内からも強引な採決であったことを認める発言が登場している。
同法案に関しては、各メディアが世論調査を行っており、TBS(JNN)が7~8日に行った調査では、85%の人が「十分ではなかった」と答え、成立に関しては、「評価する」は28%で、「評価しない」と答えた人は57%。朝日新聞が7日に行った調査では、賛成24%、反対51%と、反対が賛成を大きく上回っている。
しかしYahoo!が6日から行っている「特定秘密保護法の成立をどう思う?」には、すでに16万票以上が投じられているが(9日10時現在)、そちらの結果は、「成立してよかった」が45.2%なのに対し、「そもそもこの法律に反対」は40.2%となっており(複数投票は原則不可能)、コメント欄には実名で、
「このような法案を作らないと、本当に重要な情報を守れないんじゃないかな」
「成立して当然です。万歳、万歳、万歳~!」
「この法律に反対しているのは、『この法律で取り締まりの対象になる集団』だけでしょう」
といった意見が多数登場。大手マスコミとネット調査で、結果が正反対になる現象が発生している。
【関連リンク】
・特定秘密保護法の成立をどう思う?-Yahoo!ニュース 意識調査
・細野豪志氏 高校サッカー福島代表への支援呼びかけ
・横浜F・マリノス優勝逃す 「2位だから恥じることない」
・過去5度の「福男」になった男性 今年は不参加表明
国民の利益、安全を守る為の法案なんだから。反対とか賛成とかでは無くどのように秘密を守るかを考えないといけないことですから。今の周辺諸国との関係の中で今まで通りでいいんだよって発想がおかしい。マスコミの世論誘導をすごく感じました。秘密を守れない国にアメリカがつかんだ情報や重要機密の技術など渡してくれると思いますか?