過去の「秘密漏えいのそそのかし」

 私が過去のやった「秘密漏えいのそそのかし」は、数えると数限りない。記者時代の特ダネの多くは、公務員に秘密漏えいをそそのかした結果だ。形式的構成要件、という考え方をすれば、刑事罰に形式的には該当する行為だ。特定秘密保護法により、その「秘密」の範囲があいまいなまま、刑事罰による秘密保護が強化された。

 議員としても、日常的に「秘密漏えいのそそのかし」をする。

http://inzaiyamamoto.blog.fc2.com/blog-entry-420.html

 北総鉄道についての敬和総合法律事務所による調査報告書。まだ公表されていない段階で、私は印西市職員以外の公務員から報告書を入手した。この報告書の写しは、国、県、鉄道関係者、一部の法曹、会計士、税理士、マスコミなどに、すでに多数、出回っていた。私は、公務員をそそのかしてコピーを入手した。

 この「秘密漏えいのそそのかし」は必要だった。なぜなら、調査報告書が印西市によって改ざんされる、という情報があり、改ざん前の調査報告書がどのような内容なのかを知る必要があったからだ。

 結果として改ざんは中止となり、この調査報告書は、北総線値下げ裁判や、補助金スキーム継続の是非論議において、大きな役割を果たしている。
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「秘密漏えい」と議員、記者

 議員と記者。この2つの職業に共通することは、権力機構をチェックすることだ。中央・地方政府が都合が悪いことを調べ、白日の下にさらす。そのようなことが、議員と記者に共通する第一義的な仕事だ。

 とすると、しばしば「秘密漏えいのそそのかし」をすることになる。議員、記者は常に違法と隣り合わせだ。

 沖縄返還の前に、日米で密約があったことをスクープした毎日新聞の西山太吉記者。「秘密漏えいのそそのかし」で逮捕された。一見、当時の政府が勝ったように見えるが、この逮捕は批判を受け、その後、記者が「秘密漏えいのそそのかし」で立件されたことはない。法律は存在しても、世論の動向によって「秘密漏えいのそそのかし」は使えなくなった。

 印西市役所内部で起きている様々な癒着、かばい合い。これらを暴露していくと、場合によっては形式上は「秘密漏えいのそそのかし」をやることになる。しかし、それが議員活動から逸脱しない限り、そして、市民の皆さんの支持がある限り、印西市は告訴・告発することなどできないはずで、警察も動かないだろう。

「秘密漏えいのそそのかし」

 今週、委員会に出ていた私を、印西市のある課長が待っていた。そして、法律書のコピーを渡した。コピーの内容は、「公務員に対する秘密漏えいのそそのかし」。私が、12月議会の質問通告の中に、印西の課税事務の問題を入れ、担当課と具体的に質問調整をしていくうちに、執行部は「まずい」と感じたのだろう。どうやら、私の質問は「秘密漏えいのそそのかし」である、刑事罰を科せられる、として、私に圧力をかけ、質問を封じることにしたようだ。

 ほう。課税の事務に問題がある、という問題提起を議会がやることは「秘密漏えいのそそのかし」なのか。とすれば、印西市の課税の不正を一体、だれがチェックするのだろうか。

 公務員にとって都合が悪いことは「秘密」。それを明らかにしようとすることは「秘密の漏えいのそそのかし」。

 私は、その課長に答えた。「このコピーを私に持って行くよう、あなたに指示した人物に、言って欲しい。山本は、このコピーを見て『へでもない』と言っていた、と」。

 市の税務行政をチェックする議員の行動は、刑法35条で違法性阻却される。刑事罰は科せられない。

 20世紀の終わり、自民党の金丸信副総裁が「金の延べ棒事件」で失脚した時、自民党筋から様々な圧力を受けつつ、朝日新聞の一面の記事をつくったことを思い出した。検察リークによるスクープ。もちろん「秘密漏えいのそそのかし」、東京地検特捜部に秘密漏えいをそそのかした結果の紙面だ。刑事事件で個々の記者が立件されないか、新聞社がつぶされないか、などを深夜、弁護士と検討しながら紙面編集した。

 それに比べると、今回の圧力は、かわいい圧力である。

 権力者は、都合が悪いことを隠すために「秘密」を振りかざす。事実が「秘密」のベールに覆われると、市民には何も見えなくなる。

 折しも今、国会では「特定秘密保護法」が成立しようとしている。

チェ・ゲバラ②

 チェ・ゲバラは、政治を投げ出したくなったことはなかったのだろうか。ばかばかしくなったことは、なかったのか。

 チェ・ゲバラが今の印西市政を見たら、どのように行動するだろうか。改革、革命が必要な所には、どこでも出かけていったゲバラ。南米からアフリカにも活躍の場を広げた。極東日本の印西市にも今、チェ・ゲバラが必要なのかもしれない。

チェ・ゲバラ①

 時々、ふと思い出して訪れてみる「エストリルのクリスマスローズ」というブログ。写真も、文章も、ページデザインも、洗練されて美しい。このブログと比較すると、日々の印西市政を書き連ねる私のブログは、実に汚らしい、と感じてしまう。

 さて、この「エストリルのクリスマスローズ」の12月4日付けの記事に、チェ・ゲバラについての記述があった。心に残ったので、少し長いが紹介する。


Che Guevara~ゲバラが求めたもの

Ernesto Rafael Guevara de la Sernaをして
かのサルトルに
”20世紀で最も完璧な人間”
とまで謂わしめ
ジョン・レノンに至っては
”1960年頃世界でいちばんカッコイイ男だった”
と評させた人物。

謂わずと知れたEl Che
そう
Che Guevara・・・
彼はこんな言葉を残しています。

”もし僕らが理想主義者と呼ばれるなら
しかも救い難い理想主義者
出来もしないことを考えている
と非難されるなら
僕らは
何千回でも答えよう
「その通りだ」と”

個人的に
歴史上尊敬する人物は
数多く存在しますが
胸が締め付けられるようなカッコ良さを感じさせてくれるひとは
そう多くはいません・・。

世界の何処かに確かに存在している
理不尽さ渦巻く圧政
それを不条理の3文字では決して終わらせない人物
結果
抵抗運動の象徴となったゲバラ

極端な格差のある南米社会のなかで
医師(25歳でドクターとってるようです)としての活動を通して
苦しむ人々を救うには
社会構造そのものを変革しなければならない
ゲバラは
その根源的問題を解決しようとしたんですね

最期の最期まで無血革命
非暴力闘争の可能性を模索し続けた彼が
止むなく選んだ革命のさなかでは
負傷した者は敵兵であっても
治療の限りを尽くしたというゲバラ

そんな彼の愛読書は
幼少期にデュマ
学生時代にボードレール
そして革命家になってからはゲーテやセルバンテスを愛したといいます。

愛するお子さんたちへ送った
最後の手紙には
こんなメッセージ

ーー世界のどこかで
    圧政に苦しんでいるひとたちがいる
     その痛みを掬い取ることができる人間になりなさいー

副市長と職員のクーデターの問題

 印西市の副市長や職員が市長に従わない問題について、以下のようなコメントが来た。

>自ら推した副市長や部下である市の職員でさえコントロールできていないようでは市民としては大変不安です。

 市長は、遠からず決着をつけるはずです。

社協関係者の除斥、なぜなかった?

 2013年12月5日の印西市議会文教福祉常任委員会について、もう一度、復習しておく。

 社会福祉法人「六親会」への総合福祉センター指定管理を、同委員会は否決した。この結果を本会議が追認すれば、来年度は「六親会」への指定管理は中止される。そして、印西市が総合福祉センターを直営する、という今年までの形態が続くことになり、そのうちの福祉作業所の運営は、やはりこれまで通り、印西市社会福祉協議会に委託される。

 つまり、12月5日の委員会の審議は、社会福祉協議会への委託を継続するかどうかを決定づける審議であり、「六親会」の業務委託の否決は、社会福祉協議会への作業所の委託を決定するものであった(手続としては本会議の承認が残る)。

 とすれば、社協の関係者は、審議から除斥されるはずではないか。きょう(2013年12月6日)、会派「市民」の雨宮弘明代表も印西市議会事務局に調査を求めた。

 議会事務局は、少なくとも調査が必要、との立場で、全国市議会議長会への問い合わせなどを開始している。

日本共産党の堕落

 昨日(2013年12月5日)の文教福祉委員会において、総合福祉センターの指定管理が否決された。地元で実績がある六親会は指定管理者にふさわしくない、と文教福祉委員会は判断した。そして、この結論が本会議でも維持されれば(その可能性は高い)、来年度は指定管理自体が不可能となって印西市が総合福祉センターの運営を継続し、印西市社会福祉協議会への業務委託となる。

 昨日の委員会審議では、いくつもの興味深い事実が露呈したが、日本共産党の投票行動がおもしろい。

 指定管理自体に共産党が反対するのは分かる。公共サービスは印西市の責任で、という「大きな政府」の主張には、一定の合理性がある、と私も思う。

 しかし、指定管理の是非、という議論は6月議会で終わっている。昨日の議論の争点は、市の選定委員会で決定した六親会が指定管理者にふさわしいか否か、だった。

 つまり、会派「日本共産党」は昨日、指定管理に反対したのではなく、六親会の資質を否定したのだった。それだけの調査をしたのだろうか。

 昨年以来、日本共産党の迷走が目立つ。募金横領疑惑では、齋藤議員に対する調査委員会設置に反対を続けた。自治会補助金詐取疑惑では、金丸氏をかばっている。そして、今回の指定管理問題では、山﨑派の職員・議員と行動をともにした。

 日本共産党の存在意義は、多数派と馴れ合うこと。そういうことらしい。少数派として筋を通すよりも、多数派に取り込まれて馴れ合った方が楽なのだろう。

印西にもあった!天下りの構図

 きょう(2013年12月5日)の文教福祉委員会における、指定管理の否決。さらに簡単にまとめるとすれば、天下りを核とした利権の構図が議会の場で露呈した、ということになるだろう。

 社協に天下りする印西市職員の総務グループ。社協の役職ポストを手段として票集めをする議員。総務グループと議員は、自らが食い物にしている社協を守ろうとする。社協が壊滅したりなくなったりしたら、食い物にできなくなるから。

 世に言う天下りの構図が、ここ印西にもあった、という事実が明らかになったのである。

 やはり、補助金受給団体の役職を議員が兼任すると、議会での審理がゆがむ。その意味で、募金問題、自治会補助金詐取問題と根っこは共通、と言うことができる。

ここまで来たか! かばい合い

 印西市社会福祉協議会と競って、勝ってしまったが故に、議会から「指定管理者になってはダメ」と言われてしまった六親会。どうやら印西市役所・印西市議会のタブーに触れたようだ。

 背景にあるのは、印西市総務部グループ、印西市社会福祉協議会、そして多数派議員(共産党を含む)の「鉄のトライアングル」。

 またまた山﨑派の鉄の結束だ。仲間を守るためには理由はいらない。否決された社会福祉法人は、印西市社会福祉協議会よりも年間で2500万円安いプランを出していたが、そんなことはどうでもいい。否決された社会福祉法人は、障害者施設、高齢者施設、子ども施設でのイベントなどを提案していたが、それもどうでもいいらしい。

 本当に印西市社会福祉協議会がベターなサービス提供プランを安く出していたのなら分かる。しかし、きょうの説明を文教福祉常任委員会で聞く限り、そんなことはないと確信した。

 何のために指定管理者制度を導入したのだろうか。社会福祉協議会のための出来レースだったのか。

 そして、社協は、議員の票田だ。議員の多くは、社協で役職を得て、事実上の選挙運動をしている。

 印西市議会の文教福祉常任委員会は2013年12月5日、濁った目で判断を下した。市民に説明することは不可能だろう。
プロフィール

Author:山本 清
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