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【ゴルフ】

松山英樹 史上最多の9冠

2013年12月10日 紙面から

ジャパンゴルフツアー表彰式で贈呈された9つのカップやトロフィーを前に笑顔を見せる松山英樹=東京都千代田区のパレスホテル東京で(沢田将人撮影)

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 松山、9冠! 2013年シーズンの全日程を終えた男子ゴルフの「ジャパンゴルフツアー表彰式」が9日、東京都内で行われ、今年プロ転向した松山英樹(21)=東北福祉大=が、最優秀選手賞、賞金ランキング賞、最優秀新人賞など常設されている17賞のうち史上最多となる9賞を受賞した。また、最優秀選手賞と最優秀新人賞の同時受賞も史上初という快挙。また、つるやオープン初日に62をマークしレギュラーツアー史上初のエージシュートを達成した尾崎将司(66)=マックス・インターナショナル=に特別賞が贈られた。

 黒っぽいスーツに身を包んだ松山の表情は晴れ晴れとしていた。この日受賞したのは最優秀選手賞、賞金ランキング賞、Unisysポイントランキング賞、最優秀新人賞、平均ストローク賞、パーキープ率賞、バーディー率賞、サンドセーブ率賞、ゴルフ記者賞の9冠。これまでの最多受賞数は8で、2003年の伊沢利光と09年の石川遼(ほかに常設でない特別賞も受賞)。この“記録”を塗り替えた。

 松山は「ここまで多くの賞を取れるとは思ってなかったので、素直にうれしい。それに恥じないようにこれからも頑張りたい」と笑顔。式ではプレゼンターの青木功、中嶋常幸、倉本昌弘の永久シード選手から各賞のトロフィーを受け取り、祝福と激励の言葉をかけられた。

 最終戦の日本シリーズを欠場する原因になった左手親指付け根の関節炎は「だいぶはれが引き、痛みも取れてきた」という。だが、万全ではないため、日立3ツアーズ(12月15日)やザ・ロイヤルトロフィー(12月20〜22日)への出欠について結論は出していない。

 来年早々には米ツアーに参戦する。「早く治して、アメリカでも勝てるように頑張りたい。そして早くシード権を取って日本に帰ってきて戦いたい」と、日米での活躍を誓った。 (櫛谷和夫)

 

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