プロレス報道各紙や評論家による今年のプロレス大賞選考会が9日、東京都内であり、最優秀選手賞(MVP)は新日本のオカダ・カズチカ(26)が2年連続で受賞した。また、技能賞にはドラゴンゲートの吉野正人(33)が初めて選ばれた。
愛知県安城市生まれのオカダは、4月にIWGPヘビー級王座を奪還し、現在6連続防衛中。「昨年は団体にプッシュされている感じもあったが、今年は完全に独り立ちして、自分の力で看板レスラーになった」という声が相次いだ。複数年連続受賞は天龍源一郎(1986〜88年)以来25年ぶり。そのほかの各賞は次の通り。
▽年間最優秀試合賞 中邑真輔−飯伏幸太(8月4日、新日本G1クライマックス公式戦)▽最優秀タッグ賞 マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト(ノア)▽殊勲賞 KENTA(同)▽敢闘賞 関本大介(大日本)▽新人賞 竹下幸之助(DDT)▽特別功労賞 小橋建太▽女子プロレス大賞 里村明衣子(センダイガールズ)▽レスリング特別表彰 登坂絵莉(至学館大)吉田沙保里、伊調馨(ALSOK)
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