冨成君の釈放としばき隊2名起訴
先ずは皆様へのご報告です。冨成一秋君は月曜日の満期を待たずに金曜日に釈放されていました。それを皆様にお知らせしなかったのは、しばき隊側の二名、高橋こと添田充啓と木本拓史両名への処分が決まっていなかったからです。
相互暴力事件として両方の側が逮捕されており、こちら側と致しましては相手も釈放されるようでは勝ったことにはなりません。こちら側が無罪放免となり、相手側が起訴されて被疑者から被告となって、正式に裁判にかけられなければ、皆様のご支援を受けて弁護士先生にお願いしてきた意味がありませんでした。
今回の事件は結論を先に申し上げれば、冨成君は最初から一貫して「被害者である」ことを訴え続けてきました。その主張が全面的に認めらたことになりました。相手方が警察に被害届を出し逮捕されましたが、徹頭徹尾「自分は何も悪いことをしていない」と突っぱね今回の釈放を勝ち取りました。
まだ、21歳という若さです。専門学校に通いながら奨学金を受けて、新聞配達をして毎朝3時には起床、3時間に及ぶ仕事を雨の日も風の強い日も頑張ってやっていました。普通の若者ではなかなか出来ることではありません。
突然の逮捕であり仕事も住まいもそして学校も全て失ってしまうという、その将来への大きな不安の中で、普通であれば気持ちが折れてしまって、やってもいないことを認めてしまうのが常です。しかし、それを彼は最後まで耐えて今回の釈放となりました。
彼を支えてくれたのは皆様方の心からの支援です。カンパを呼びかけたのは、彼が最後まで裁判になっても戦うという信念を語ってくれたからです。
公安事件として接見も禁じられ、最後まで一人の戦いでした。弁護士先生を通して多くの皆様が支援していることを伝え、冨成君一人だけでなく、多くの仲間が支援しているということが彼が挫けずに頑張り通すことが出来た結果だと思います。
本当に皆様のご支援に感謝申し上げます。
彼の釈放は「在日特権を許さない市民の会」の桜井会長からの電話で金曜日の午後に知りました。丁度福島でりんごの収穫をしている時でした。冨成君は在特会主催の山本太郎議員への抗議行動に参加した後に、参加者から離れて一人で帰る所を襲われた。
桜井会長にそのことでご迷惑と心配をかけてしまったことを逮捕前から話しており、釈放された時点で電話を直ぐにいれ報告しました。そのことを桜井会長から聞いて私が彼の携帯に電話を入れて「よく頑張ったな」と労をねぎらった。
しかし、冒頭でも述べたように相被疑事件であり、こちらの容疑が完全に晴れ、相手が被告となるまではそれを明かさないことにしました。本人にも私が上京するまでは誰にも話をしないように伝え、8日に上京20日ぶりの再開となった。
この日はメタル兄弟主催の忘年会も開かれたので、彼を伴って参加して今年の戦いを振り返り、来年に向け更に気を引き締めて行くことを全員で決意を新たにしました。
冨成君は両親にも心配をかけたということで、田舎に一旦は戻り今後の自分のこれからを相談するそうで、近く田舎に戻ることになりました。今後のことに関しては全く白紙です。仕事や住まいのことなどで、ありがたい支援の申し出もあります。
これからの人生を両親と相談し、再び我々の戦列に戻ってくることを願っています。尚しばき隊に関しては明日以降のブログで厳しく断罪してまいります。
頭目のこの男と野間易通の二人はこの件で沈黙していますが、今後この二人の責任を追及して行くことになります。添田・木本の本人供述調書や起訴状などを入手して行く為にも、引き続き弁護士先生にお願いしてまいります。
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