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15人で江田新党 渡辺代表の与党へのすり寄りを批判

記者会見の江田前幹事長ら
みんなの党を離党し、会見する江田憲司前幹事長(中央)ら
Photo By 共同 

 みんなの党の江田憲司前幹事長ら国会議員14人(衆8人、参6人)が9日午後、浅尾慶一郎幹事長に離党届を提出した。その後、国会内で記者会見を行い、年内に新党を結成して野党再編を目指す考えを表明した。新党には8月に同党を事実上追放された、無所属の柿沢未途衆院議員を加え15人で発足する。みんなの党は所属する35人のうち4割が離党したことで、渡辺喜美代表が大きな打撃を受けるのは確実だ。

 会見で江田氏は離党の理由について「野党勢力を結集し、政権交代が可能な一大勢力をつくりたい」と強調。特定秘密保護法案をめぐる渡辺氏の対応を「密室であらかじめ手を握り、賛成ありきの修正協議を進めた」と痛烈批判した。

 また別の議員らも渡辺氏と話した際、「テコの原理は与党に入ってこそ有効」「与党入りして政策を実現するのが手っ取り早い」「今後は自民党渡辺派としてやっていこう」などと言われたと説明。渡辺氏が結党の理念を捨て与党側にすり寄っていった実態を次々と“暴露”した。

 年内の結党をめぐっては渡辺氏が週末に「政党助成金目当て」と批判したことについて、江田氏は会見で「国会会期中は法案審議に集中するので、新党結成のタイミングは夏か年末しかない」と説明した。

[ 2013年12月10日 05:30 ]

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