渡り廊下走り隊　２・９解散ライブ！７人それぞれの道へ

解散が決定した「渡り廊下走り隊」の（左から）平嶋夏海、菊地あやか、仲川遥香、渡辺麻友、多田愛佳、岩佐美咲、浦野一美 Photo By 提供写真

　ＡＫＢ４８の派生ユニット「渡り廊下走り隊」が来年２月９日に解散することが決まった。東京・台場のＺｅｐｐダイバーシティ東京で解散ライブを行い、０８年１０月から５年４カ月の活動に終止符を打つ。

　これに先立ち、今月２５日のクリスマスにベスト盤「渡り廊下をゆっくり歩きたい」を発売。「通常盤」と「超コンプリート盤」の２形態あり、後者に封入されるライブの抽選応募券で応募した人から限定２０００人が招待される。

　ユニットは秋元康氏（５５）が手掛けたおニャン子クラブの派生ユニット「うしろ髪ひかれ隊」の妹分として渡辺麻友（１９）を中心としたＡＫＢ４８メンバー４人で始動。現在は４８グループから渡辺、多田愛佳（１９）菊地あやか（２０）仲川遥香（２１）岩佐美咲（１８）とＯＧの平嶋夏海（２１）浦野一美（２８）を加えた計７人で活動している。昨年３月に加入した浦野は１１月中旬に解散が発表された際に「（年齢的にも）私のアイドルとして最後の仕事になるんですね、多分…」などとショックを口にしていたという。

　渡辺や岩佐はソロ歌手として軌道に乗り、仲川はインドネシア・ジャカルタを拠点にするＪＫＴ４８の一員として活躍中。７人とも違う“道”をすでに歩んでおり、ユニットとしての役割を十分に果たしたことを理由に解散が決まった。渡辺は「本当にこれでおしまいなんだなって思うと寂しい。いろいろあったけど、解散コンサートは、ファンの皆さんに最後の私たちを見に来てほしい」と前向きに話している。